高校の同級生から、今年も年賀状が届いた。
裏面を見ると、新年の挨拶の脇に、
「昨年末より、St. Luke's病院で、主人の看病のため、病院生活を送っています。
残念ですが、日に日に悪化しているように思います」
と書かれていた。
驚いて、自宅へ連絡すると娘さんが連絡先を教えてくれた。
兎に角、顔だけでも・・・・と、昼休みを利用して、出かけました。
古い建物の時は知っていたのですが、新しくなってからは初めて。
ロビーで待ち合わせしてから病室へ。
奥様も同級生のオシドリコンビが大ピンチ!
冷静な奥様もやや落ち着きがない。
友達の手を握り、話しかけると、目を見開いて、握りかえしてくれる。
「大丈夫! 大丈夫!」 と、気丈な言葉が返ってくる。
握った手を離さないのは、残念至極の現れだろうか。
この若さで、治療の効果が出にくい状態を悔しがっているように感じた。
伺えば、何度か体調を崩し通院はしたけれど、医師の忠告に耳を貸さず、退院をしたこともあった様子。
奥様も、あのとき入院治療をさせておけば・・・との思いで一杯かも知れない。
死はいつの日か必ず訪れるものではあるが、早すぎるのは酷である。
特に、残された方の心の疲れは哀れである。
回復の可能性はゼロではないと信じて、出来る限り愛を伝え続けて欲しい。
心は永遠のハズ
オヤジギャグをつぶやいて、病院を後にした。
しゅうちゃん、頑張れよ!
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