もう少しで94歳になる母、行く度に、
「いつ田舎に連れて行ってくれるんじゃ?」
「○○(弟の名前)が来ないけど、死んだ事を隠していないか?」
二つの質問を交互にしてきます。
今回は、50年来の隣人(相手が嫁いで来られてから)からの手紙を携えての訪問。
とは言え、心の準備をしてから、

部屋へ到着。
食い入るように読み続けます。

田舎のことになると、全てを思い出すようで、有り難い手紙です。
頼まれていた瀬戸内寂聴さんの日めくりカレンダーと、手帳を渡す。
興味無さそうにしているが、エプロンとテーブルの間に、
「瀬戸内寂聴カレンダー申込用紙」を、置いている母。
多分我々が帰ってから、一人でしみじみとみてくれるはず・・・・・。
外は良い天気なので外へ連れ出しました。

山の中で育った母、木立に囲まれたこの施設で、落ち着いた日々を過ごしています。

ずいぶん小さくなりましたが、まだまだ細々とうるさい状態。
手紙を戴いた方、留守宅を掃除して頂いている方、
新米を送っていただいた方、昔の同僚の方々へ、携帯から電話を差し上げた。
母はいずれの方にも、
「正月には帰りますので、その時ゆっくり話しましょう!」
と付け加えることを忘れません。
生まれ育ち、勤めから子育てまですべてを積み上げた田舎。
私の生活が成り立てば、田舎での介護が一番なのでしょうが・・・・・。
部屋へ送り届けて帰ろうとすると、
「尾等々と相談して、いつ帰るのか連絡をくれ!」
介護士さんの話では、
「リハビリ中ですが、毎日二時間程度の車椅子での生活も、「疲れる!」と言われ、ベッドでの生活です。
6~8時間の車いす生活が出来るようになるまでは、帰省は無理です!」
板挟みのfumi-G
何とか希望をかなえてあげたいのですが、無理そうでもあり・・・・・。
ブログ村 「オヤジ日記 ブログランキング」に、挑戦中。
「ぽちっ!」
っと、 応援を、お願いします。

いつもご協力
有り難う
ございます。