もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

LGBTは自認で?

2023年06月08日 | 世相・世論

 LGBT法案が16日にも成立の見込みと報じられた。

 LGBT者の存在を別世界の出来事としか思えない自分では、「気持ち悪い」という思いはあるものの彼等を攻撃する気持ちは無いので、法案に特別の関心を持っていなかったが、法に依って保護される対象が「自認(自己申告)」で良いとするのは将来に禍根を残すことにならないだろうか。
 かって、パラリンピック陸上の女子400mで、オーストラリアの女性ランナーが新記録で金メダルを獲得したが「男性では?」と騒動になり、アメリカでは水泳の学生選手権でLGBT女性スイマーが新記録を連発したことがあった。
 このことを観ると、LGBT先進国でも「男性の筋力・運動能力を持つ者」や「本来の性対象を隠す者」が「気持ちは女性」とする主張を無下に却下できないという矛盾を抱えているように思われる。ましてや、後発国の日本でも同様の騒動が起きる可能性も有るだろう。
 助平なことでは人後に落ちない自分としても、自己申告がまかり通るならば女性を言い立てて女風呂や女子更衣室に潜入したい気持ち満々である。
 40年以上も前に呉市で生活していた頃、「有名なお釜さん」がいた。その人は風呂屋では女風呂が半公認であり地域の人からも受け入れられていると聞いた。おそらくであるが、彼女は相当の・長時日の白眼視や差別に堪えて世間から受け入れられたであろうことは想像に難くないが、さて「自称LGBT」を法律で認め・保護するとなると、それこそ雨後の筍のように「自称女性」が現れることだろう。現に、今でも女装して女風呂に入ったり女子トイレに侵入する不心得者が時折報じられていることを思えばなおさらである。
 であるならば、自認(自己申告)に変わる有効な方法があるかと云えば、皆無であるらしい。

 法律は性悪説に基づいて整備されるので、法律の恩恵を勝ち取るためには「資格」や「許認可」を受ける必要があるが、LGBT法だけは「性善者の自称」に依存したものであるように思える。それが良いことであるのか、悪いことであるのか。
 立法者、知識人、一般国民も、「やってみなければ分からない」が本当のところであるように思えるが。さて!!


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