原発の再稼働が加速されている。
人類にとって、電力確保の最善策は原子力に依らない発電方法でしょうが、脱原発論者が「脱原発先進国」として引用するドイツでは、約30パーセントの電力を隣国の原発推進国であるフランスから購入し、なおかつ再生可能電力利用のために国民が従来の2倍の電気料金を負担していることは殆ど知られていない。
また、再生可能発電には、送電網の整備、電力の安定供給、電気の質(波形・電圧変動率・周波数etc)等々の問題があることも案外等閑視されており、さらに火力発電は、温暖化ガス排出と資源枯渇の問題を抱えている。脱原発のためドイツ並みに2倍の電力料金とすることは、消費税率2パーセントアップの負担どころではないことからも、原発の再稼働は電力確保の次善策として必要不可欠ではないだろうか。
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