もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

名護市長選結果に思う

2018年02月06日 | 野党

 名護市長選は自/公/維/推薦の渡具知武豊氏が現職を破って当選した。

 得票差が3千票であったことから、固定票3千票と言われる公明党の動向が大きく左右したとも報じられている。敗将の一人である志位共産党委員長は渡具知氏が「選挙戦で辺野古移設を積極的に発言しなかったために、選挙結果は民意を反省していない」と述べているが、反論を黙殺して正義/正論は我にありとする独善は野党と朝日/毎日を始めとするマスコミにに共通する特質であり、選挙結果を否定することが民主主義の否定であることに思い及ばないのだろうか。また、選挙後の投票行動調査では、20代以下の有権者の70%近くが与党を選択しているのも注目すべきことである。10年(いや50年)1日のごとく色褪せた主張を繰り返す野党に国民は飽き飽きするとともに、一旦は政権を預けた民主党が「主張を具現する意欲と能力」に欠けることを露呈したことも大きいと考える。かってはリベラルの旗頭として存在感を示した野党及び朝・毎も、リベラル色では与党及びサイレントマジョリティーの後塵を拝していることを自覚しない限り、政権党としてあるいは世論の牽引者としての役割には復帰できないことを知らなければならないと思う。

 折りしも平昌五輪で、色褪せた南北融和の主張に縋る文政権が北朝鮮の揺さぶりという現実に右往左往している。国際社会が目まぐるしく変化する現在にあっては、昨日のリベラルは今日のリベラルではない。古人も「旧き皮袋に新しき酒を」と,看板(党名)の架け替えで見栄えをのみ飾ろうとする野党諸氏は新しき皮袋に古き酒を移し替えているに過ぎないと思うのだが。


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