glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

休眠預金

2013-12-24 08:41:43 | Weblog
 休眠預金とは銀行に預けられ使われずに10年以上経つ預金のことらしい。今朝のニュースで驚きました。現在400億円に達するそうで、使わないのはもったいないので新しく法律を作り国が使えるようにするということでした。
 これはお隣が箪笥にお金を入れているのを見て、私が使ってあげましょうというのと同じではないのですか。

 使わずに預金しておくのにも理由があります。世間は投資投資と言うけれど利益が出ると約束されているわけではありません。誰もが投資する度胸などないのです。特に年金以外に収入の無い老齢者はいつ病になるか分かりません。そんな不安から物価上昇によって預金が目減りすることは分かっていても使わずに備えておくのです。

 法律さえ作れば他人の財産も勝手に使ってよいのでしょうか。自分の預金が政府に使われないようにするために江戸時代の人のように床下に穴でも掘って、甕にでも入れて隠しておくより方法はないのでしょうか。紙幣は湿気でダメになる可能性もありますから、全て500円玉に替えましょうか。造幣局は大変でしょうね!
   
コメント (6)
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