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生きること:過去と未来とエスペラントと

古い便り

2016-10-26 09:46:24 | エスペラント
 
 旅を考えることは良いことに思えます。出立前に少しでも身の回りの整理をしたいと思い、行動に拍車がかかります。夕べは物入れの隅にあった箱を一つ取り出して整理しました。
 1991年に亡くなったお世話になった友人が最後に書いたと思われるはがきが出てきました。内容は’私は胃潰瘍が悪化し○○(息子の名)勤務する病院で明日手術します。あんたは元気で良いですね。エスペラントを使って旅行したり人生をうんと楽しんでください。先日チェコの××さんが来た時に△△さんを訪ねましたが彼のことがちょっと心配です。’という短いものでした。彼女は薬局を営んでおり忙しくて、海外にでることはありませんでしたが、来日するエスぺランティストの世話は良くしていました。手術の結果、癌が蔓延しており手の施しようもなく、息子さんに看護されながら術後2週間でこの世を去ったのでした。最後まで年老いたエスぺランティスト△△さんを気遣っていたのはさすがに彼女らしいといまさらながら感じた次第です。△△さんにはその娘さん達と相談して彼女の死は当時は伏せました。

 箱の中にはブルガリアのエスぺランテイストに貰った雑誌や観光案内がもありました。観光案内は英語でしたので捨てることにしました。雑誌4冊は残しました。下関のエスペラント図書館が小さな資料でも欲しいと云っていました。そこに送ろうと思います。他の雑誌もあります。頂いた名刺は全てエスペラント表示です。日本国内で送るのにエスペラント表示も変ですから今だ1冊も送っていません。そのうち日本語表示を捜して送ることにします。半年以上前にレターボックスも買ったあるのですが、まだ送っていなのいのその中に入れましょう!

 

ブルガリの雑誌:Bulgara Esperantisto
コメント (5)
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