glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

診療所にて

2017-02-24 09:15:55 | 家族・友人・私
 私の年齢になると多くの人が医師に‘毎日血圧を計りなさい’と云われるかもしれません。私が医院に通うようなって4年になります。カナダへの旅行計画していて不調感じたのでした。出発前に同行の人達に迷惑を掛けたくないというのが動機でした。面倒がり屋なので毎日血圧を計るなど私にはできません。健康診断として4週間に1度診察を受けます。医師がいいます。『今日はいかがですか』『はい今日も元気です。』と私は答えます。
 最近物の名前を忘れることが多くなっている私です。初めは数時間後に思い出しましたが最近はなかなか思い出せません。
 先日、トラの話から何の関係もない千人針の下絵のトラを思い出しました。ところが『千人針』が思い出せずこの言葉を思い出したの翌日でした。
 先日気付いたのですが、診療所の受け付け近くの壁には『オレンジドクター』認知症・物忘れ相談のポスターが貼ってありました。利用する時が近づいているのでしょうか。

 最近友人の一人は物忘れがひどくて、メモしていても忘れることが多いのよ、娘に信用されなくなったわと平然と云います。思い出す努力をしなくなった時、私も彼女のように物忘れのアリ地獄に落ちても、そのことすら気がつかなくなるかもしれません。
 時折、彼女にこちらの話が伝わっていないと思うことも多くなりました。説明しようとすると彼女は云います。 この頃片方の耳が聞こえなくなっているの!時々聞こえないことがあるけれど気にしないで!と。

 オレンジドクターの文字を見ながら考えた取りとめのないことです。


Eの作品‘命を思う'

コメント (2)
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