●申請は19日以降に 警察署で標章発行(県内19カ所)
高齢者や身体障害者、妊婦が路上に駐車できる専用スペースが、19日から全国に設置される。駐車場が込み合う官公庁や病院、公園の周辺の道路に新設され、不慣れな高齢ドライバーらが駐車場所を探して事故を起こすのを防ぐねらいだ。県内では19カ所、計99台分が指定される。
道路交通法が昨年4月に改正され、高齢ドライバーらの運転支援策として制度が導入された。対象は70歳以上の高齢者▽聴覚や手足の不自由な障害者▽妊婦と出産後8週間以内の女性。事前に交付される標章を車内に掲示し、路面に描かれた枠の中に駐車する。
県内で指定されるのは、名古屋市中区の名城病院や同市天白区役所、一宮市の木曽川老人福祉センター、豊橋市役所などの周辺。駐車できる時間帯は場所ごとに決められ、公共機関の近くは深夜は駐車できない。稲沢市の国府宮神社では参拝客が多い土日と休日、常滑市の朝市広場では朝市開催日の午前中に駐車できる。
標章があれば、他県の専用スペースも同様に利用できる。また、身体障害者らに交付されている駐車禁止除外指定の標章があれば、今回の専用スペースにもそのまま止められる。一般のドライバーが駐車すると、通常の駐車禁止の反則金より2千円高い1万7千円を納めなくてはならない。
希望者は19日以降に、住所地を管轄する警察署に運転免許証と車検証を持参して申し込む。妊婦と出産後の女性は、母子健康手帳など妊娠や出産を証明する書類も必要。標章は即日発行される。
県警駐車対策課の担当者は「利用状況を見て、好評なら今後もスペースを新設していきたい」と話した。
朝日新聞
高齢者や身体障害者、妊婦が路上に駐車できる専用スペースが、19日から全国に設置される。駐車場が込み合う官公庁や病院、公園の周辺の道路に新設され、不慣れな高齢ドライバーらが駐車場所を探して事故を起こすのを防ぐねらいだ。県内では19カ所、計99台分が指定される。
道路交通法が昨年4月に改正され、高齢ドライバーらの運転支援策として制度が導入された。対象は70歳以上の高齢者▽聴覚や手足の不自由な障害者▽妊婦と出産後8週間以内の女性。事前に交付される標章を車内に掲示し、路面に描かれた枠の中に駐車する。
県内で指定されるのは、名古屋市中区の名城病院や同市天白区役所、一宮市の木曽川老人福祉センター、豊橋市役所などの周辺。駐車できる時間帯は場所ごとに決められ、公共機関の近くは深夜は駐車できない。稲沢市の国府宮神社では参拝客が多い土日と休日、常滑市の朝市広場では朝市開催日の午前中に駐車できる。
標章があれば、他県の専用スペースも同様に利用できる。また、身体障害者らに交付されている駐車禁止除外指定の標章があれば、今回の専用スペースにもそのまま止められる。一般のドライバーが駐車すると、通常の駐車禁止の反則金より2千円高い1万7千円を納めなくてはならない。
希望者は19日以降に、住所地を管轄する警察署に運転免許証と車検証を持参して申し込む。妊婦と出産後の女性は、母子健康手帳など妊娠や出産を証明する書類も必要。標章は即日発行される。
県警駐車対策課の担当者は「利用状況を見て、好評なら今後もスペースを新設していきたい」と話した。
朝日新聞