ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「知的障害を理由に保険加入拒絶は差別」

2010年11月07日 01時15分13秒 | 障害者の自立
韓国国家人権委員会は、知的障害1級の保険対象者が商法第732条の「心神喪失者」、または「心神薄弱者」に該当すると判断して保険加入を断ったことは差別行為だと判断した。

人権委は5日、A・B・C保険会社に知的障害人の保険加入に関連して、「障害者差別禁止法」などの法令と規定を遵守して、具体的基準および審査手続きを用意するよう勧告したと明らかにした。

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障害者雇用率:県内、2年連続の最下位 1.5%、全国平均下回る /三重

2010年11月07日 01時13分16秒 | 障害者の自立
 県内の民間企業(従業員56人以上)の障害者雇用率(6月1日現在)は前年と同じ1・50%で、全国平均の1・68%、法定雇用率の1・8%を大きく下回り、都道府県で2年連続の最下位だったことが、厚生労働省の障害者雇用状況調査で分かった。公的機関でさえ県教委など13機関が法定雇用率を満たしておらず、三重労働局は県教委に対し、障害者採用計画を適正実施するよう勧告した。

 三重労働局の調査によると、調査対象の企業数は前年比12社増の833社で、うち418社(50・2%)が法定雇用率を満たしていなかった。418社のうち、障害者を1人も雇用していない企業が265社で、未達成企業全体の63・4%を占めた。規模別で全国平均を上回ったのは、従業員1000人以上の企業(1・94%)だけだった。

 公的機関の法定雇用率は県の知事部局や市町などが2・1%、県教委は2・0%で、県の3機関(知事部局と病院事業庁、企業庁)は2・65%と全国平均(2・50%)を上回った。市町の計45機関も2・21%で、法定雇用率を上回ったが、うち伊賀市と鈴鹿市、菰野町、朝日町、伊賀市教委、桑名市民病院など、12機関は未達成だった。県教委は1・84%で、前年比0・14ポイント増となったものの、依然として大きく下回っている。

 三重労働局は「リーマン・ショック後の景気が回復していない影響もあるが、厳しい結果だ。我々の努力不足もある。法違反であることを再認識してほしい」と話しており、5日から12月13日までの間に県内7カ所で障害者就職面接会を開催し、障害者雇用の促進を図る

毎日新聞 2010年11月2日 地方版

国内最大の「手話ライブ」が12月開催へ、歌とダンスで熱演/川崎

2010年11月07日 01時08分13秒 | 障害者の自立
 聴覚障害者435件も健聴者も一緒に楽しめる国内最大級の手話ライブイベント「ドライブ」が12月4日、川崎市川崎区小川町のクラブチッタで開かれる。参加14グループのほとんどに聴覚障害者がメンバーとして名を連ねており、歌詞を手話で表現する「手話歌」や迫力あるダンスを披露する。今年で7回目。

 横浜市内などで自動車教習所を運営し、手話での講習も取り入れているコヤマドライビングスクール(東京都渋谷区)の主催(神奈川新聞社など後援)。運営には、首都圏14大学の手話サークルの学生約50人がボランティアで参加する。

 ライブには、実績のあるグループに加え、33グループの中からオーディションを勝ち抜いた3グループも初参加。スクリーンに歌詞が映し出され、出演者はラップやポップスなどさまざまなジャンルの音楽をアレンジし熱演する。

 クラブでの開催にこだわる理由について、同社の田口治経営企画室長は「若い人たちに来てもらいたいから」と説明。「ライブを通じて手話や聴覚障害者435件と触れるきっかけにしてほしい」と話している。過去6回の開催で来場者は計5千人以上に上り、このうち約7割が健聴者という。

 午後5時開演。チケットはS席3千円、A席2500円で全席指定(1ドリンク付き)。売り上げは、来年2月にスロバキアで開催予定のろう者によるスポーツの祭典「デフリンピック冬季大会」への選手派遣費用や、手話サークルの活動費などに寄付される。

 問い合わせは、ドライブ事務局電話03(5459)8815。

カナロコ(神奈川新聞

滋賀県警がAPECがらみで「障害者」へ差別弾圧

2010年11月07日 01時04分41秒 | 障害者の自立
*転載情報(きみネット)

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緊急に訴えます。

 去る11月1日朝、滋賀県警は京都・滋賀の3名の「障害者」の居宅を`詐欺の疑い'で家宅捜索し、うち2人(京都市の高橋正次さんと大津市のWさん)をその`容疑'で逮捕しました。更にもう一人のFさん(女性)も`任意同行'と称して草津警察署まで連行し供述調書作成を差別的、暴力的に強要しました。 `詐欺容疑'というのは、高橋さん名義の携帯電話が他の二人によって使用されていたというものです。携帯電話を知人同士で借りたり、必要に応じて共用したりするのはよくあることだし、それを`詐欺'などと呼ぶなどは有り得ない話です。警察が言う「名義貸し」が問題になるのは振り込め詐欺や暴力団関係などの犯罪事件に悪用される場合です。

しかし、こんかい滋賀県警による不当な弾圧攻撃を受けた3人は全員がそれぞれのあり方の「障害者」です。高橋さんは「障害者」として障害者自立支援法撤廃や反戦・反差別のいろんな行動にも参加して他の「障害者」のサポート役を積極的に引き受けています。Wさんも「病者」として闘病・療養生活を送りながらFさんの日々のサポートをけんめいに努めています。Fさんは脳性マヒのある「重複障害者」で高橋さんとは以前に施設にいた時代からの僚友です。


 Fさんはマヒによって緊張するほど発語に詰まる(それで伝えたいことを書いて読んでもらうことも多い)し、携帯電話の細かいボタン操作は困難です。そういう事情もあってFさんは未だ自分では携帯電話を持っていません。Fさんの電話での通話は普段はWさんが取り次いでFさんの傍らで用件を伝えるのが普通です。そんな中で、高橋さんが自分の名義で用意した携帯電話をとりあえずWさんに託していたとしても、それは何よりも日常生活の必要のためです。

それを警察は`詐欺'になる(?)とこじつけたのですが実は警察にとってはそんな`容疑'など何でもよかったのです。それは同じ1日、同じ高橋さんの`詐欺容疑'でもう一ヵ所、大阪にある反戦活動の事務所にも滋賀県警が家宅捜索を強行し、そこで押収していった十数点は「詐欺」や携帯電話とおよそ何の関係もない反戦運動の機関紙・誌のみだったことに明らかです。今週末には京都でもAPEC (アジア太平洋経済協力会議)の会合が行われます。警察は、それに対する抗議行動を押さえ込もうと必死のあまり、デタラメな`容疑'をでっち上げて捜索と逮捕を強行したのです。

余りにも差別的ないいがかりの弾圧であり、ぜったいに許せません。「障害者」への差別弾圧を許さない!無実の「障害者」をすぐに釈放せよ!戦争と差別・貧困をもたらすAPECに抗議しよう!・高橋さんは草津警察署に、Wさんは大津警察署に、分散留置されています。抗議、激励を集中してください。


Tel:草津警察署:077-563-0110
大津警察署:077-522-1234

レイバーネット日本

障害者とプロ音楽家が協働 「音遊びの会」活動5年

2010年11月07日 01時00分44秒 | 障害者の自立
 感性のまま表現される旋律やリズムにプロが音を重ねる。神戸を拠点に活動する「音遊びの会」は、知的障害者とミュージシャンでつくるバンドだ。独特の価値観で障害者が奏でる音は、骨太かつ予測不可能。楽譜も定形もない演奏会が、神戸の音楽シーンを震わせる。


 10月下旬、神戸市中央区の旧神戸生糸検査所であったライブ。総勢40人の楽団を指揮するのは、知的障害のある永井崇文(たかふみ)さん(23)=同市東灘区=だ。思いのままに振る腕に呼応するかのように、メンバーがギターをかき鳴らし、ドラムを激しく打つ。客席の130人からわき上がった拍手や口笛を背に受け、永井さんが軽快なステップを踏んだ。

 同会は2005年、神戸大大学院で音楽療法を研究していた沼田里衣(りい)さん(32)=同市灘区=らが、障害者の家族の会やミュージシャンに呼び掛けて結成された。当初1回だけの予定だったライブは、障害者の保護者の声を受けて継続。以来、約20回をこなしている。

 すべての曲に楽譜がないため、再現はほぼ不可能。障害者が生み出す奔放な音に刺激され、プロの音楽家も多彩な音色を響かせる。実験音楽やノイズミュージックで知られる大友良英さん、旧グッゲンハイム邸(同市垂水区)でライブなどを手掛ける森本アリさんらの参加もあって、会の存在は一般の音楽ファンにも一気に広がった。

 沼田さんは「障害者への音楽療法の実践ではなく、どんな音楽が生まれるか分からない、ステージの即興性を追求している」と話す。

 今年は会の活動初期に密着した映画「音の城♪音の海」が東京や神戸、大阪などで上映され、今も各地で自主上映が続く。

 「ほかの人にどう聴こえるかは全然分からない。でも少なくともオレにとっては宝物のような音だ」‐。大友さんが映画に寄せたコメントだ。今後の予定などは同会のホームページで。

神戸新聞