【上三川】町障害者421件福祉作業所の利用者11人が17日、市貝町市塙の芳賀カントリークラブで開かれた「第28回上三川チャリティオープンゴルフ大会」で、ショートホールでのニアピン計測など、時給計算で作業に取り組んだ。
障害者の社会参加促進と、労働の対価を分かりやすい形で還元することが目的で、同クラブの協力を得て実現した初の試み。賃金は、主催者の同大会実行委(津野田重一委員長)が負担した。
ゴルフ大会には約200人が参加。作業所利用者たちはこの日午前中、6つのショートホールで、保護者やスタッフと4人1組となり、カップからボールまでの距離を計測した。練習場でのボール拾い作業にも取り組んだ。
同作業所では通常、自動車のプラスチック部品の検品や計量などを行っており、屋外での作業はほとんどないという。同作業所の生井敏夫所長(64)は「自分のやっている仕事の価値が実感として分かる、いい機会になりました」と話す。
町社協の塩谷二朗事務長(61)は「他のイベントでも障害者421件にできることはあるはず。他市町にも広がってくれればいいですね」と話していた。
下野新聞
障害者の社会参加促進と、労働の対価を分かりやすい形で還元することが目的で、同クラブの協力を得て実現した初の試み。賃金は、主催者の同大会実行委(津野田重一委員長)が負担した。
ゴルフ大会には約200人が参加。作業所利用者たちはこの日午前中、6つのショートホールで、保護者やスタッフと4人1組となり、カップからボールまでの距離を計測した。練習場でのボール拾い作業にも取り組んだ。
同作業所では通常、自動車のプラスチック部品の検品や計量などを行っており、屋外での作業はほとんどないという。同作業所の生井敏夫所長(64)は「自分のやっている仕事の価値が実感として分かる、いい機会になりました」と話す。
町社協の塩谷二朗事務長(61)は「他のイベントでも障害者421件にできることはあるはず。他市町にも広がってくれればいいですね」と話していた。
下野新聞