ゴエモンのつぶやき

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脳への電気刺激が数学能力を高める?

2010年11月09日 01時19分59秒 | 障害者の自立
 痛みを感じない程度の電流で脳を刺激すると、数学の能力を活性化できるとする研究結果が示された。“数学の失読症”とも言われる算数障害など、中度から重度の数学的な障害を長期間改善できる可能性がある。

 イギリス、オックスフォード大学の神経科学者で今回の研究を率いたロイ・コーエン・カドッシュ氏によると、この学習障害を抱える人は単純な数学的概念さえ理解できないという。「学習障害者の治療がわれわれの目的だ」とコーエン・カドッシュ氏は話す。

 実験では経頭蓋直流電気刺激と呼ぶ、外部から間接的な刺激を与える手法を用いた。健康な大人のボランティア15人が学習課題に取り組む間、頭皮に取り付けたパッドから脳に弱い電流が流される。実験は6日間にわたった。

 標準的な数学の能力を持つ被験者たちはまず、9個のばらばらな記号を頭の中で数値と結び付ける訓練を受けた。コーエン・カドッシュ氏によると、子どもが初めて数値と数字を結び付ける際の学習プロセスを模倣することが目的だという。

 被験者たちは1日1度の訓練の間、20分にわたって頭頂葉への電気刺激を受けた。頭頂葉は数字の処理に欠かせない脳の部位だ。「算数障害者は、頭頂葉に不活性や構造の異常といった問題を抱えている」とコーエン・カドッシュ氏は説明する。

 被験者たちは訓練の後にテストを受けた。本来は子ども時代に受けるテストで、その後の数学の成績と相関している。

 あるテストでは、あらかじめ覚えておいた記号のうち2つが画面に表示される。「2」を表す記号と「4」を表す記号だとしよう。ただし、「2」の記号は意図的に大きく表示されている。その上で、研究チームはどちらの“数字”が物理的に大きいかという質問を投げ掛けた。

 コーエン・カドッシュ氏によると、数学的な能力が正常な人はこの課題に悩み、小さな子どもや算数障害の人は難なく解答するという。正常な脳では、記号の大きさと数字の評価という異なる思考プロセスが互いに干渉し合うためだ。

 被験者の脳に電気刺激を与えると、不正解の「4」と答える率が上がった。つまり、数学的な能力は向上したことになる。「わかりにくいかもしれないが、間違える率が上がったということは、数字を表す記号が被験者の頭にしっかり定着したことを示唆する。つまり、電気刺激が数学的な能力を向上させたのだ」とコーエン・カドッシュ氏は解説する。

 6カ月後、同じ被験者に再びテストを受けてもらったところ、驚くことに、相変わらず課題の正答率は低かった。“向上”した能力はまだ残っていたのだ。「ほんの少しだけ効果が弱まっていたが、前回のトレーニング後とほとんど変わらない」とコーエン・カドッシュ氏は述べた。

 電気刺激が特定の知的能力を高める仕組みについては、まだ十分に解明されていない。ただし、一つの可能性として、「神経伝達物質」と呼ぶ脳内化学物質に電流が作用すると考えられる。

 いずれにせよ研究チームでは、この発見が算数障害者だけでなく、脳卒中や神経変性疾患のために数学的能力が低下した人の助けになるのではと期待している。

 ただしコーエン・カドッシュ氏は、発達障害のない人の脳を定期的に電気刺激すれば、倫理的な問題が生まれかねないと懸念も表明している。例えば、障害のない普通の人が数学的な能力を高めるために自分の脳を刺激すれば、不当な優位性を手に入れることになるかもしれない。「倫理的に見過ごしにできない難問だ」。

 今回の研究結果は11月23日、「Current Biology」誌で発表される。


ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

「UD」普及へ連携探る 松本で住宅リフォーム展

2010年11月09日 01時18分10秒 | 障害者の自立
 高齢者や障害者が安心して暮らせるユニバーサルデザイン(UD)の住宅改修を手掛ける「まつもとUDリフォームセンター」は7日、UD住宅リフォーム展を松本市総合社会福祉センターで開いた。国の補助金を活用した住宅改修の相談会、UD関連商品の展示、パネル討論などがあり、UDの普及に向け設計、建築、医療、福祉分野での連携を探った。

 センターは、市内の工務店などでつくるUDの研究会や医療、福祉などの機関で構成。会場にはUD関連商品を扱う企業8社がブースを設けた。滑りにくい舗装材や、中身がこぼれないようペットボトルやコップに付けるシリコン製キャップなどが注目を集めた。

 講演した相沢病院(松本市)の相沢孝夫院長は、病気が治っても退院後に自宅で転倒して再入院する例があるとして、バリアフリーの重要性を強調した。

 センターの住宅改修事業が本年度から3年間、国の補助事業に採択された。構成団体に所属する設計士や理学療法士、ケアマネジャーらが共同で提案・施工する住宅改修に対し、最大2分の1(上限200万円)の補助金が出る。採択を受け、初の展示会を企画した。

 松本圏域障害者相談支援センター「ぴあねっと・まつもと」社会参画室長の大下京子さんは「設計や建築の専門家だけでは高齢者や障害者のニーズを把握しきれないこともある。医療関係者が間に入ることでUDの考え方が社会に浸透するといい」と話していた。

信濃毎日新聞

大型SC障害者専用駐車場

2010年11月09日 01時13分18秒 | 障害者の自立
健常者利用後絶たず

 ショッピングセンター(SC)などの車いす利用者ら用の駐車スペースに車を止める健常者が後を絶たない。問題を解決しようと、店側は看板設置や登録制実施などの手を独自に打つほか、県も2011年度からの許可証制度導入を検討中だ。関係者は「本来は利用者のモラルに任せるべき」と口をそろえるが、こうした対策が必要なのが実情のようだ。

 車いすを利用している高松市の時岡義治さん(61)運転の乗用車に乗って、市内の大型SCを訪れた。

 約3000台収容可能な駐車場には十分な空きがある。しかし、店舗入り口近くの障害者用駐車場8台分は、すべて埋まっていた。「空いていることは、ほとんどないですよ」と時岡さん。話している間に、3人の家族連れがそのうちの1台に乗り込んだ。

 障害などがあるように見えなかったが、注意するのは難しいという。時岡さんは「『何が悪い』と返されたり、無視されたりすることがあったので、最近は声はかけない。離れていても、周りが空いている場所を使う」と話す。

 06年、公共施設などに幅3・5メートル以上の「車いす使用者用駐車施設」の設置が義務づけられた。入り口付近に設け、妊婦や高齢者も利用可能な場合が多い。

 この駐車スペースは「健常者も使える『優先』駐車場ではない」(県健康福祉総務課)。だが、対応に苦慮するSCは多い。健常者とみられる人の利用を発見しても「外見だけで判断できず、客を疑うような注意はできない」のが現状だ。

 高松市の「ゆめタウン高松」は「お年寄りや身体障害者の方が困っています それでも止めますか」と書いた看板を設置しているが、結局、客の常識に頼るしかないという。

 一方、イオンリテール(千葉市)は、事前に登録した人がリモコンで専用スペースのゲートを開閉して利用する仕組みを全国で導入した。県内では高松市と綾川町のSCで計約1000人が登録。広報担当者は「障害者に遠慮なく利用してもらうため必要」とする。

 県が導入を検討しているのは、障害者らが許可証を車に掲示する「パーキングパーミット制度」だ。15県で行われており、利用者からの評価は高いという。

 県健康福祉総務課は「結局はモラルの問題だが、マナー向上に少しでもつながればいい」と話している。

(2010年11月8日 読売新聞)

安心築いた自信作 障害者施設の食パン

2010年11月09日 01時11分25秒 | 障害者の自立
 横浜市緑区北八朔町にあるパン工房「しろくまのパン屋さん」。昼前になると、たくさんのパンが焼き上がる香ばしいにおいが漂う。


 一番人気は「大吟醸パン職人」と名付けられた食パン。焼きたてを手でちぎると、中はもっちりとしてしっとり。口に入れると、濃厚なのに優しい味わいが広がる。最高級の小麦粉を使い、水の代わりに牛乳、砂糖の代わりにはちみつを使ったちょっとぜいたくな一品。一斤350円と高めだが、すぐ売り切れる。


 このパンを作るのは、知的障害者福祉施設「愛」の利用者とスタッフ。「大吟醸」だけでなく菓子パン、調理パンなど毎日50種類ほどを焼き上げ、本店と青葉区役所など計3店で販売している。


 1988年、「愛」の開所と同時にパンと喫茶店を始めた。そのころ、食べ物を扱う障害者施設はほとんどなかったが、当時の職員が「パンと喫茶店を作れば、毎日営業するから地域の人とのふれあいも多くなる」と考えた。


 とはいえパン作りは素人ばかり。まず職員がパン作りの研修を受け独自のレシピを開発。材料は地元産も活用し、良質なものを厳選、ハンディを持っている人でも作りやすいパンを模索した。


 98年ごろ、目玉になるパンを作ろうと「大吟醸」が考案された。牛乳とはちみつの配分が難しく、商品化するまで数カ月かかった苦心作だ。


 「変なものが入ってなくて安心」と離乳食代わりに子どもに食べさせる若い母親、「焼きたてを食べたいから少し切って」と、買ってすぐその場で数枚食べていく男性など固定ファンも増えた。


 ただ逆風も多い。08年、小麦粉やバターなど原材料が高騰し赤字に直結した。今年2月には区役所駐車場が有料化。パンの購入や喫茶店の利用だけでは駐車代が必要になり、売り上げが落ちた。


 それでも、22年で築いた「おいしさと安心」をこれからも広めたい。みんなの思いは変わらない。


朝日新聞

広島県初開催!無料の障害者雇用講座!はたらく障害者プロジェクト

2010年11月09日 01時09分04秒 | 障害者の自立
●障害者雇用講座 ~初めての障害者雇用~
企業の皆様と障害者の雇用について一緒に考えるセミナーです。
経験豊富なコンサルタントが実例を交えて詳しくアドバイスいたします。

・【第1部】 初めての障害者雇用セミナー【9:30~11:00】
まず障害者雇用への理解を深めていただき、障害者雇用のポイントについてステップを踏んで詳しく説明します。

講師:JOBプラザOSAKA統括責任者 二見武志氏
平成17年~大阪府商工労働部の就労支援センターJOBプラザOSAKAで障がい者の
就労支援として、キャリアカウンセリングや職場体験、人材紹介、面接会などの事業を実施し、企業と障がい者の架け橋となる。主に、企業の採用担当者や責任者向けの雇用セミナーや、個別コンサルテーション、人材紹介をメインに活動。また、生活保護受給者の就労支援のスーパーバイザーとしても活動中。

・【第2部】 企業交流会【11:00~12:00】
当セミナー講師がファシリテ-ターとなり、他の企業の事例紹介や、
現在疑問に思っていることなどについて、参加企業の皆様で意見交換します。
セミナー講師に個別相談することもできます。

・【第3部】 障害者雇用企業見学会【13:00~16:00】
実際に障害者を雇用している企業を訪問し、設備や業務工程の内容について、
また他の従業員への好影響についてなど、就労現場の具体的な様子をご見学いただきます。
[見学先企業] 【広島】株式会社ニシキプリント東広島工場
        【福山】株式会社キング食品

【広島会場】~満員御礼の為受付終了いたしました~
11月18日(木)9:30~16:00
グリーンアリーナ(広島県立総合体育館)
〒730-0011 広島市中区基町4番1号
詳細:【広島会場】障害者雇用講座~初めての障害者雇用~

【福山会場】
11月19日(金)9:30~16:00
福山商工会議所
〒720-0001 広島県福山市西町2-10-1
詳細:【福山会場】障害者雇用講座~初めての障害者雇用~
チラシ⇒http://hsp-hiroshima.ahc-net.co.jp/pdf/hiro1119.pdf

○対象  企業の責任者、人事採用担当者

○費用  無料

○申込方法 
チラシの2枚目に必要事項を記入の上、FAXでお申込みください(先着順)
応募多数の場合は、障害者雇用のノウハウを必要とされている企業を優先いたします。

○申込先 はたらく障害者プロジェクト
 〒730-0032 広島市中区立町2-23 野村不動産広島ビル4F
 TEL:082-545-3560 FAX:082-248-2136
 メールアドレス shien-hiroshima@ahc-net.co.jp
 ホームページ http://hsp-hiroshima.ahc-net.co.jp/
はたらく障害者プロジェクトブログ:http://ameblo.jp/hatarakusyougaisya/
○主催  はたらく障害者プロジェクト

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はたらく障害者プロジェクトからのお知らせ
12月は、障害者向けの就職支援セミナー 、2月には、障害者雇用啓発フォーラムを実施します。                                                                 また、障害者の職場受け入れ企業も募集中です。職場体験受け入れ希望の事業主様は、ご連絡ください。
詳細はブログにて、毎日更新中!http://ameblo.jp/hatarakusyougaisya/

●障害者雇用啓発フォーラム
全国的にも障害者雇用で有名な企業様の講演やパネルディスカッション、障害者自身による発表など内容もりだくさん!!                  

○平成23年2月8日 in メルパルクHIROSHIMA(仮)※変更の可能性有     

〒730-0011 広島市中区基町6-36  ※詳細は後日、掲載致します。

●就職支援セミナー ※障害者向け
障害者の方向けに面接トレーニングや「働くとは」といったような就職に向けてのセミナーを開催致します。

・平成22年12月15日(水) グリーンアリーナ(広島県立総合体育館)
〒730-0011 広島市中区基町4-1

・平成22年12月16日(木) エストパルク(広島県民文化センター)
〒720-8519 福山市東桜町1-21
第1部 就職の為の準備セミナー【13:30~15:00】
第2部 実践トレーニング【15:00~16:30】
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