【栃木】市は、就労支援コーディネーターを配置する委託事業「障がい者就労支援事業」を始めた。景気の低迷で障害者の就労が厳しさを増す中、障害者や特別支援学校、企業、ハローワークといった関係機関をつなぎ、職場の開拓などを目指す。
同事業は、コーディネーターを配置し、障害者412件が地域で継続して仕事ができるよう支援するのが狙い。主に市内在住の障害者を対象とする。
ふるさと雇用再生事業の補助金を活用し、2011年度まで取り組む。本年度の予算額は約221万円で、市が皆川城内町の社会福祉法人あゆみ園に委託して実施する。
コーディネーターは、特別支援学校や就労移行支援施設、企業、ハローワークなど関係機関をつなぎ、障害者の就労先の開拓を支援したり、障害者や企業からの相談を受けた場合、関係機関との調整を行ったり、企業に啓発したりするなどの業務を行う。
こうしたコーディネーターの配置は県内初といい、旧栃木市経済部長だった柏崎昇さん(61)が9月から務めている。市保健福祉部によると、コーディネーターを置くことで企業の理解が得やすくなるほか、障害者412件と雇用という担当部を超えた連携強化も期待されるという。
柏崎さんは「経済部長などを務めてきた経験を生かしたい。特別支援学校などで就労先開拓のきっかけづくりができれば」などと話している。
下野新聞
同事業は、コーディネーターを配置し、障害者412件が地域で継続して仕事ができるよう支援するのが狙い。主に市内在住の障害者を対象とする。
ふるさと雇用再生事業の補助金を活用し、2011年度まで取り組む。本年度の予算額は約221万円で、市が皆川城内町の社会福祉法人あゆみ園に委託して実施する。
コーディネーターは、特別支援学校や就労移行支援施設、企業、ハローワークなど関係機関をつなぎ、障害者の就労先の開拓を支援したり、障害者や企業からの相談を受けた場合、関係機関との調整を行ったり、企業に啓発したりするなどの業務を行う。
こうしたコーディネーターの配置は県内初といい、旧栃木市経済部長だった柏崎昇さん(61)が9月から務めている。市保健福祉部によると、コーディネーターを置くことで企業の理解が得やすくなるほか、障害者412件と雇用という担当部を超えた連携強化も期待されるという。
柏崎さんは「経済部長などを務めてきた経験を生かしたい。特別支援学校などで就労先開拓のきっかけづくりができれば」などと話している。
下野新聞