身体・精神障害者がソフトウエア開発などを手がける事業所「チャレンジドITセンター」(宇都宮市)などによる有志団体「クラウドコンピューティング活用研究会」は今月、希望はあるのに就労できていない障害者の実態を知ろうと、県内約150人を対象にしたアンケートを始める。結果を分析し、ITを活用した障害者就労支援方法や、企業向けコンサルティング活動につなげるのが狙いという。
同センターは障害者就労支援などのNPO「チャレンジド・コミュニティ」(金井光一理事長)が今年設置。現在は身体・精神に障害のある5人が在宅勤務も取り入れ、ホームページ製作やシステム開発などを手がけている。研究会はセンターが中心となり、IT関連企業など計5社で始めた。
アンケートは、支援施設を通じて就労を希望する障害者らに対して実施予定。障害や病気による生活状況やこれまでの就労状況・働けなくなった理由、働きたい分野などについて幅広く回答してもらう。
センターでは、データやソフトなどをインターネット接続で取り出して使う「クラウドコンピューティング」技術を活用し、物理的制約や病気で出勤が難しい障害者らが在宅で働く方法を模索している。
アンケート結果を分析し、クラウド技術を使った障害者向け在宅勤務システム開発など具体的な支援策につなげる考え。センターの佐藤竜一郎事業部長は「障害者が働きたくても働けない理由が何か。本人たちから生の声を聞き、センターやNPOの事業に反映させたい」と話している.
毎日新聞 2010年11月11日 地方版
同センターは障害者就労支援などのNPO「チャレンジド・コミュニティ」(金井光一理事長)が今年設置。現在は身体・精神に障害のある5人が在宅勤務も取り入れ、ホームページ製作やシステム開発などを手がけている。研究会はセンターが中心となり、IT関連企業など計5社で始めた。
アンケートは、支援施設を通じて就労を希望する障害者らに対して実施予定。障害や病気による生活状況やこれまでの就労状況・働けなくなった理由、働きたい分野などについて幅広く回答してもらう。
センターでは、データやソフトなどをインターネット接続で取り出して使う「クラウドコンピューティング」技術を活用し、物理的制約や病気で出勤が難しい障害者らが在宅で働く方法を模索している。
アンケート結果を分析し、クラウド技術を使った障害者向け在宅勤務システム開発など具体的な支援策につなげる考え。センターの佐藤竜一郎事業部長は「障害者が働きたくても働けない理由が何か。本人たちから生の声を聞き、センターやNPOの事業に反映させたい」と話している.
毎日新聞 2010年11月11日 地方版