ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

企業の障害者雇用 県支援 10~15人 賃金全額負担

2010年12月04日 01時13分58秒 | 障害者の自立
 県は全国ワーストの障害者雇用率の改善を図ろうと、県が賃金を全額負担して企業に障害者を雇用してもらう「障がい者雇用モデル構築事業」を来年度から実施する。障害者を雇用するノウハウを企業に身につけてもらう狙いで、10~15人の雇用を目指す。2日の県議会本会議で、水谷隆氏(自民みらい)の一般質問に、県が答えた。

 県勤労・雇用支援室によると、県の委託事業として実施し、雇用期間は半年から1年を想定。委託期間後の継続雇用を目指すほか、企業側から実際に雇用して感じた課題やその解決策を聞き取り、今後の対策に役立てる。財源は、国の交付金を積み立てている「緊急雇用創出事業臨時特例基金」で全額を賄う。

 三重労働局によると県内の民間企業の障害者雇用率(6月1日現在)は1・50%で全国最下位。2009年度は県内のハローワークを通じて障害者620人が就職したものの、精神障害者が長時間勤務を難しく感じたり、知的障害者が人間関係構築で苦労したりするなど定着には課題もある。県は雇用してもらう企業を募集する方針で、担当者は「ノウハウ不足で採用を控えている事業者の後押しになれば」と話している。また、身体障害者にパソコン技術などを身につけてもらう事業も来年度から行う。

中日新聞

自助具:障害者の意見生かし 静岡文芸大生28人の手作り21点、静岡で展示 /静岡

2010年12月04日 01時11分36秒 | 障害者の自立
 ◇使う人の手触りなども配慮 無償で贈り続け100点に

 障害を持つ人の暮らしを支える道具「自助具」が静岡市葵区呉服町の「障害者働く幸せ創出センター」で展示されている。出品している21点はいずれも静岡文化芸術大の学生たちの手作り。大学がある浜松市内を中心に、これまで約100点を無償で贈ってきたという。実際に使う障害者の意見を聞いてデザインし、形や色も楽しい道具になっている。【平林由梨】

 静岡文芸大デザイン学部生産造形学科の学生28人でつくる「JDP(自助具デザインプロジェクト)」がデザインから手がけた。4年前、有志の学生が集まり、同学科の坂本鐵司(てつじ)教授とともに発足させた。

 展示品の一つは、やかんに取り付ける、赤や黄、青色のカラフルな「風車」。注ぎ口から噴き出した蒸気で風車が勢いよく回り、耳が遠くなったお年寄りや聴覚に障害のある人に、お湯が沸いたことを知らせる。

 素材に木を選んで漆を塗るなど、手で触る楽しさやなじみのよさにも配慮している。

 腕や手に障害がある人のための爪切りは、片手を木の板に乗せ、軽く押し下げる仕組み。細い物をしっかりつかみにくい人が筆記できるよう、ペンや鉛筆に取り付ける道具は丸みを帯びたデザインにしている。

 グループ代表の静岡文芸大3年、吉本真己さん(21)は「一般的な自助具は見た目や手触りに配慮したものが少ない。デザインを学んでいる私たちが変えていきたい」と話している。

 道具は一人一人に合わせて作っているため販売はしていない。展示は15日までの午前9時~午後6時。11、12日は休み。

毎日新聞 2010年12月3日 地方版

障害者支援へポータルサイト

2010年12月04日 01時09分07秒 | 障害者の自立
 障害者の就労・自立を支援する豊橋市のNPO法人福祉住環境地域センター(加藤政実代表)は、障害者向けの就職や生活情報をインターネットで発信するポータルサイト「バリナビ」を開設した。

 同法人は今年1月、東三河の障害者向けフリーペーパー「バリナビ」の発行を始めたが、双方向でのコミュニケーションと全国の障害者への情報発信を目指して同サイトを立ち上げた。携帯電話用サイトもある。

 同サイトは、障害者の就職情報や精神障害者の悩みメール相談と病院情報、働く障害者の活躍を紹介するコーナーなどからなる。企業の採用情報を登録者に紹介することで障害者の自立につなげるほか、障害者同士、障害者の家族同士がネット上でつながり、支えあう仕組みづくりを目指す。

 病院情報は連絡先だけでなく利用者の口コミ情報も加えながら順次、東三河から全国に拡大していく。登録は無料。
バリナビホームページ=http://barrinavi.jp/=。

東海日日新聞

イベント:「サンタをさがせ!!」 障害者と健常者共に楽しむ--石川で5日 /北陸

2010年12月04日 01時04分54秒 | 障害者の自立
 障害者と健常者が共に開放された町役場で楽しむイベントが5日、石川県内灘町役場である。題して「サンタをさがせ!!」。障害者自立支援法と新潟中越地震などの災害がきっかけで始まり、今年で5年目を迎えた。イベントの委員長で身体障害者の母親でもある松本茂美さん(55)は「地域で一緒に楽しみ障害者と健常者の隔たりをなくす機会になれば」と話している。【宮本翔平】

 新潟中越地震(04年)などで高齢者や障害者ら災害弱者支援がクローズアップされ、05年には「就労や地域生活の促進」を掲げる障害者自立支援法が成立。支援のあり方が、福祉施設などの閉じた空間から地域へと転換した。松本さんたちは、地域住民とのつながりが希薄だったことから強い不安を覚えたという。

 情報交換して問題を解決するため、障害別だった保護者らの各団体が連携し、06年6月に町障害児・者団体連絡協議会を設立。地域での支え合いを目指し、障害者と健常者が一緒になって楽しめるようにと企画したのがこのイベントだ。

 雨でも車椅子の人が困らないよう屋内の町役場でのウオークラリーとして申請。町は「個人情報などがあり、一般への全面開放は難しい」との声もあったが、同協議会や町議の直談判に八十出泰成町長が「住民同士が接し合う機会は町にとっても大事」と快諾。職員らを説得し、全面協力することになった。

 イベントは6階建ての庁舎を開放し、各回ごとにバレーボールや凧(たこ)づくりなどのレクリエーションが行われる。議場では模擬議会で八十出町長が答弁し、最後に西尾雄次教育長らがサンタ姿でプレゼントを贈る。職員も率先してボランティアに参加する。

 昨年は約350人が参加で、今年は400人を上回りそう。今回は障害者や高齢者の支援方法をレクチャーする演劇も披露。松本さんは「『誰もが安心して住める町に』という思いが広がってほしい」と話している。町外の人も参加可。問い合わせは町社会福祉協議会(076・286・6953)。

毎日新聞 2010年12月3日 地方版


障害者就労支援のパン工房オープン/鹿屋市

2010年12月04日 01時03分23秒 | 障害者の自立
 鹿屋市寿3丁目に障害者16件の就労支援事業所「パン工房ぴーたーぱん」が11月25日、オープンした。設置した社会福祉法人岳風会(同市)の関係者らによるテープカットの後、早速地域住民らが焼きたてパンを買い求めた。
 20~50代の身体・知的障害者16件ら12人が現在登録しており、パンづくりや袋詰め、フロア係などを担当する。建物面積は約125平方メートルで、就労支援定員は20人。同法人は同市内で障害者支援施設「陵北荘」も運営しており、就労機会の拡大を目的に総事業費約3000万円をかけて整備した。
 袋詰めを担当する利用者の小川内美由紀さん(25)は「早く作業を覚え、将来はパンづくりもできるように頑張りたい。多くの人に食べてもらいたい」と話した。
 営業は午前10時~午後7時。月曜定休。ぴーたーぱん=0994(43)3399。

南日本新聞