車椅子利用者らでつくる「大街道に多目的トイレを願う会」はこのほど、松山市中心部の大街道商店街に障害者が利用できるトイレの設置を求める約3000人分の署名を市に提出した。同会の小西富広代表は「障害があっても買い物や食事を楽しみたいが、トイレのことが一番の不安になっている」と訴えた。
署名は9月に開始。同会だけでなく大街道中央商店街振興組合、松山モードフェス実行委も協力し、街頭などで集めた。車椅子利用者やオストメイト(人工肛門、人工ぼうこう)の人が利用でき、乳幼児のおむつ替えもできる多目的トイレを求めている。
大街道など市の中心商店街で車椅子で利用できるトイレは、民間の大型店などに限られており、小西代表は「数が少ない上、店の利用客でないと使いにくい。地元の人だけでなく、観光でやってくる障害者も商店街を訪れやすくなるはず」と話している。
これに対し署名を受け取った若田吉昭・市環境施設担当部長は「新たに土地を取得して設置するのは財政的にも難しいが、市として何ができるか検討したい」と応えた。
毎日新聞 2010年12月14日 地方版
署名は9月に開始。同会だけでなく大街道中央商店街振興組合、松山モードフェス実行委も協力し、街頭などで集めた。車椅子利用者やオストメイト(人工肛門、人工ぼうこう)の人が利用でき、乳幼児のおむつ替えもできる多目的トイレを求めている。
大街道など市の中心商店街で車椅子で利用できるトイレは、民間の大型店などに限られており、小西代表は「数が少ない上、店の利用客でないと使いにくい。地元の人だけでなく、観光でやってくる障害者も商店街を訪れやすくなるはず」と話している。
これに対し署名を受け取った若田吉昭・市環境施設担当部長は「新たに土地を取得して設置するのは財政的にも難しいが、市として何ができるか検討したい」と応えた。
毎日新聞 2010年12月14日 地方版