「のおがた男女共同参画フェスタ」が19日、直方市のユメニティのおがたで開かれた。知的障害者でつくるプロの和太鼓集団「瑞宝(ずいほう)太鼓」(長崎県雲仙市)のメンバー8人が来場し、巧みなバチさばきを披露した。
フェスタは市と市内の団体・直方男女共同参画「夢ネット」が毎年開いている。今年は人権をテーマに、男性も女性も障害がある人もない人も、すべての人が自立して生きていける社会の実現について考えようと「瑞宝太鼓」を招いた。
演奏の合間には20~36歳のメンバーが子どもの頃、いじめに遭ったことなどについて話し、副団長の高倉照一さん(29)は「将来の夢は自分の曲だけでコンサートを開き、舞台監督も務めること。夢がかなうよう太鼓をたたき続けたい」と決意を語った。最後は観客がステージに上がり、メンバーと一緒に太鼓をたたいて盛り上がった。
同市上境の主婦矢山由美子さんは「迫力ある演奏の裏には大変な努力があるということが伝わってきた」と感動した様子で話していた。
(2010年12月20日 読売新聞)
フェスタは市と市内の団体・直方男女共同参画「夢ネット」が毎年開いている。今年は人権をテーマに、男性も女性も障害がある人もない人も、すべての人が自立して生きていける社会の実現について考えようと「瑞宝太鼓」を招いた。
演奏の合間には20~36歳のメンバーが子どもの頃、いじめに遭ったことなどについて話し、副団長の高倉照一さん(29)は「将来の夢は自分の曲だけでコンサートを開き、舞台監督も務めること。夢がかなうよう太鼓をたたき続けたい」と決意を語った。最後は観客がステージに上がり、メンバーと一緒に太鼓をたたいて盛り上がった。
同市上境の主婦矢山由美子さんは「迫力ある演奏の裏には大変な努力があるということが伝わってきた」と感動した様子で話していた。
(2010年12月20日 読売新聞)