ゴエモンのつぶやき

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医療的ケア、合同研修 障害者への支援の輪広げよう 大阪

2010年12月10日 01時26分25秒 | 障害者の自立
 ■生野の10福祉事業所スタッフら80人

 地域で暮らす重度障害のある人たちへの支援を広げようと、大阪市生野区にある10カ所の福祉事業所が、医療的ケアを学ぶ合同研修に取り組んでいる。現行法では、医療的ケアを行うのは医師や家族らに限られているが、在宅医療の増加とともに、障害者の日常生活にかかわる介護関係者も知識として理解する必要があり、研修を企画したという。

 研修を行っているのは、同区の自立支援センター・エポック。同区で暮らしていた重度障害者が、介護中の事故で意識障害になったことがきっかけ。退院後も地域で暮らせるよう、在宅生活を支えるスタッフ研修を計画。他の福祉事業所にも呼びかけたところ、約80人が集まった。

 研修は「呼吸」「緊急時対応」など8つのテーマで9月から開始、来年11月まで行う。

 先月開かれた第2回のテーマは「医療的ケアの基礎知識と実習」。脊髄性筋萎縮症により、生後6カ月から人工呼吸器を使用しながら府立高校を卒業した折田涼さん(21)が日常生活を話したほか、看護師の大竹奈緒子さんが「医療的ケアは医業ですが、食べ物を口からとれないから経管栄養をするといった、生きるために必要な生活支援でもある」と強調。吸引シミュレーターの人形を使い、気管切開部からチューブを通してたんを吸引するコツなどを実習した。

 エポックの下村有吾さん(36)は「医療的ケアへの関心の高さを感じています。研修が、地域でだれもが暮らしていけるための窓口になれば…」と話す。

MSN産経ニュース

グループホーム充実など訴え、障害福祉の未来を考える集いに1500人/横浜

2010年12月10日 01時23分12秒 | 障害者の自立
 障害者の暮らしや活動に理解を求める「第19回障害福祉の未来を考える集い」が障害者週間の最終日である9日、横浜市中区の山下公園で開かれた。

 同市内の100カ所以上の地域作業所などから、障害者とその家族や援助者ら約1500人が参加し、グループホームの充実などを訴えた。

 集いでは、障害者らが地域作業所などでの活動を報告したほか、「地域で暮らし続けられるようグループホームの整備を」と求める集会宣言を発表した。

 主催団体の一つである同市グループホーム連絡会の室津滋樹会長(59)は「グループホームで普通の暮らしを望む障害者は多い。自治体の財政状況は厳しいと思うが、補助金などで新設を支援してほしい」と協力を呼び掛けていた。

カナロコ(神奈川新聞)

障害者介護、60代以上が過半数 高齢化が課題

2010年12月10日 01時21分42秒 | 障害者の自立
自宅で障害者の介護をしている母親ら家族の53%が60代以上で、障害者を支える側の高齢化が課題となっていることが9日までに、民間の障害者団体の調査で分かった。

 介護する家族の大半は親で、回答で「私に何かあった時が心配だ」と、子どもの将来を不安視する声が多かった。

 調査は、障害者が働く、小規模作業所でつくる「きょうされん」が今年7~9月に実施。全国の12~86歳までの障害者3277人と、介護する家族ら4123人が回答。

 静岡県の94歳の父親が精神障害がある娘(58)を介護したり、東京都の93歳の母親が身体・知的障害がある息子(72)の面倒を見たりするケースもあった。

デイリースポーツ

感謝の気持ち込め「障害者の日」に炊き出し1000人分/横浜

2010年12月10日 01時20分35秒 | 障害者の自立
 「障害者の日」の9日、横浜市中区扇町で、恒例の“ふれあい炊き出し”があった。ホカホカの炊き込みご飯と熱々のけんちん汁など千人分が周辺住民に振る舞われた。

 「日ごろ私たちのことを理解していただきありがとう。感謝の気持ちを込めて」と、中区肢体障害者福祉協会(北田正会長)が、20年ほど前から始めた。けんちん汁は、地元の旅館経営者・西村文男さん(55)が家族総がかりで前日から仕込んだ。ダイコン40本、ニンジン、ゴボウともに15キロ、鶏肉40キロ。昨年より具材を多めにして、直径36センチのずんどう鍋7個分を作った。炊き込みご飯は、救世軍横浜小隊が東京・神田神保町の本営と、千食を用意した。

 食べ終わった人たちからは「ありがとうございました。おいしいよ」とお礼の言葉が贈られていた。

カナロコ(神奈川新聞

全国障害者芸術・文化祭:個性作品、キラリ光る--あすから /徳島

2010年12月10日 01時17分39秒 | 障害者の自立
 ◇絵画、写真、書など700点以上

 障害者による芸術・文化活動を通じ、障害への理解を深めてもらおうと、「第10回全国障害者芸術・文化祭とくしま大会」(愛称・ハート&アートとくしま)が10日、徳島市山城町の「アスティとくしま」で始まる。持ち回りで毎年開かれているが、中・四国での開催は初めて。このうち、県内外から700点以上が集まる作品展の出品作の一部を紹介する。

 県立鴨島支援学校(吉野川市)小学部の児童による「みんなの絵」は、クレパスや水彩などで描いた複数の絵を集めて一つの作品に。脳性まひで四肢機能に障害がある石川正雄さんは、電動車椅子にカメラを固定して、ピンク色に咲き誇る梅の花を撮影した。

 ほかにも、徳島市内の療育施設に通う子どもたちの「ハッピーまんだら」や、力強い線で「一」を表現した書の作品、家族や友達がたくさん集まる「家」を段ボールなどで制作した作品など、いずれの作品も作者の個性がキラリと光る。

 大会は12日まで開催。期間中、約1万人が参加予定で、障害者をモデルにしたファッションショーや演劇などの舞台発表、障害福祉に関する講演会、授産施設の製品展示即売など、多彩な催しが開かれる。

毎日新聞 2010年12月9日 地方版