東日本大震災の被災地の建物再建に際してバリアフリー化を訴えながら岩手県の沿岸150キロを縦断していた車いすの障害者らが30日、最終目的地の陸前高田市にゴールした。
縦断ツアーには岩手、宮城のほか、兵庫や沖縄などから障害者約20人のほか、支援するボランティアを合わせて100人以上が参加。
一行は宮古市を19日に出発し、厳しい残暑が続く中、各地の市役所などで要望活動を行いながら1日10キロほどのペースで南下した。
車いすで参加した東松島市の施設スタッフ石森祐介さん(26)は自宅で津波に襲われた恐怖が今も消えないといい、「災害時に車いすでも逃げやすい住環境を整えてほしい」と話した。
「奇跡の一本松」前でゴールを喜ぶ縦断ツアーの参加者=30日午後、陸前高田市
河北新報 - 2012年09月01日土曜日
縦断ツアーには岩手、宮城のほか、兵庫や沖縄などから障害者約20人のほか、支援するボランティアを合わせて100人以上が参加。
一行は宮古市を19日に出発し、厳しい残暑が続く中、各地の市役所などで要望活動を行いながら1日10キロほどのペースで南下した。
車いすで参加した東松島市の施設スタッフ石森祐介さん(26)は自宅で津波に襲われた恐怖が今も消えないといい、「災害時に車いすでも逃げやすい住環境を整えてほしい」と話した。
「奇跡の一本松」前でゴールを喜ぶ縦断ツアーの参加者=30日午後、陸前高田市
河北新報 - 2012年09月01日土曜日