ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

バリアフリー訴え岩手縦断 車いすで150キロ走破

2012年09月02日 02時27分32秒 | 障害者の自立
 東日本大震災の被災地の建物再建に際してバリアフリー化を訴えながら岩手県の沿岸150キロを縦断していた車いすの障害者らが30日、最終目的地の陸前高田市にゴールした。
 縦断ツアーには岩手、宮城のほか、兵庫や沖縄などから障害者約20人のほか、支援するボランティアを合わせて100人以上が参加。
 一行は宮古市を19日に出発し、厳しい残暑が続く中、各地の市役所などで要望活動を行いながら1日10キロほどのペースで南下した。
 車いすで参加した東松島市の施設スタッフ石森祐介さん(26)は自宅で津波に襲われた恐怖が今も消えないといい、「災害時に車いすでも逃げやすい住環境を整えてほしい」と話した。


「奇跡の一本松」前でゴールを喜ぶ縦断ツアーの参加者=30日午後、陸前高田市

河北新報 - 2012年09月01日土曜日

みちのくTRY:県などに要望書 「迅速な対応を」 /岩手

2012年09月02日 02時25分04秒 | 障害者の自立
 沿岸150キロを完歩した、みちのくTRYの一行は31日、盛岡市の県庁や交通各社を訪れて要望書を提出した。

 県庁では保健福祉部の小田島智弥部長が対応。小田島部長が「被災者、障害者のニーズを把握するためにアンケート調査をしている」と話すと、兵庫県西宮市から車いすで参加した平田昌之さん(33)は「アンケートをするだけではなく、それらの意見を踏まえた上で、迅速に対応してもらいたい」と意見を述べた。

 実行委員長の今川幸子さんは「声を上げられない障害者も多くいる。役所の方がもっと耳を傾けて意見を取り入れてほしい」と話した。

毎日新聞 2012年09月01日 地方版

情報バリアフリー推進

2012年09月02日 02時19分47秒 | 障害者の自立
高木(美)さんら 聴覚障がい者の支援訴え

公明党障がい者福祉委員会の高木美智代委員長(衆院議員)らは31日、衆院第1議員会館で行われた聴覚障害者制度改革推進中央本部主催の「情報・コミュニケーションシンポジウム」に出席し、あいさつした。山本博司事務局長(参院議員)、石田祝稔衆院議員が参加した。

高木さんは、成立した障害者総合支援法の中に、都道府県と市町村の各事業として手話通訳の養成や派遣を盛り込んだことなどに触れた上で、「皆さまの生活すべてにわたって、情報バリアフリー化が進められなければならない」と強調。障がい者の情報アクセスやコミュニケーションを保障する「情報・コミュニケーション法」(仮称)の制定を後押しすると決意を述べた。


あいさつする高木(美)さん(中央)=31日 衆院第1議員会館

公明新聞:2012年9月1日付

競泳男子木村、江島が5位 長尾復活の大舞台力泳

2012年09月02日 02時14分09秒 | 障害者の自立

 ロンドン・パラリンピック第三日は三十一日、競泳男子100メートル自由形(視覚障害)の木村敬一選手(東京都)、同50メートルバタフライ(運動機能障害)の江島大佑選手(京都府)がともに五位だった。同100メートル背泳ぎ(知的障害)の長尾智之選手(東京都目黒区)は八位。日本勢は初メダルに届いていない。


 陸上では、男子走り幅跳び(切断など)の山本篤選手(大阪府)が五位。5000メートル(車いす)の山本浩之選手(福岡県)は予選で二組二着に入り、決勝へ進んだ。シッティングバレー女子は一次リーグ初戦でオランダに1-3で敗れた。


 パラリンピックで三大会ぶりに復活した知的障害者の種目で、競泳男子の長尾智之選手(17)が100メートル背泳ぎ決勝に出場。日本勢初のメダルが期待された実力者は、経験のない大歓声に圧倒され八位に終わったが、さまざまな問題を克服して大舞台にたどりついた努力を、周囲はたたえた。


 スタート直後、身長一八五センチの恵まれた体格から繰り出すバサロキックが威力を発揮した。スピードに乗り、前半50メートルは首位。だがターンで壁に衝突、失速した。「周りの選手を気にし過ぎて、ターン直前の標識の旗を見逃してしまった」。自己ベストより5秒遅い1分7秒25。緊張感がミスを招いた。


 自閉症で、五歳の時に水泳教室に通い始めた。知らない人には緊張してしゃべることができず、コーチの佐藤温子さん(65)にも十歳ごろまでまったく会話ができなかった。


 それでも、佐藤さんは恵まれた体格に将来性を感じ、手取り足取り泳ぎ方を教え続けた。どんどん成長し、二〇一〇年には知的障害者の世界大会で優勝。集団行動もできるようになり、「人間的にも成長した」という。


 〇〇年シドニー大会で、知的障害バスケットボールで優勝したスペイン選手の大半が実は健常者だったことが発覚し、今大会まで知的障害者の参加は閉ざされた。一昨年、パラリンピックの知的障害者の参加復活が決まると、佐藤さんは長尾選手に聞いた。「パラリンピックに出たいの?」。長尾選手は「出たい」と即答した。


 それから「パラリンピック」には強い思いを抱いてきた。それだけにレース後、長尾選手はプールサイドの床を両手で何度もたたき続けて悔しがった。


 特別支援学校の高校三年生。付き添った日本代表の宮本敦史コーチ(40)は「これからの選手。今後に期待してほしい」とさらなる成長に期待を込めた。 


競泳男子100メートル背泳ぎ決勝で8位となった長尾智之=8月31日、水泳センターで

東京新聞 - 2012年9月1日 夕刊

柔道の平井、広瀬がメダル逃す パラリンピック

2012年09月02日 02時09分44秒 | 障害者の自立
 【ロンドン共同】ロンドン・パラリンピック第2日は30日、エクセルなどで行われ、柔道(視覚障害)で男子60キロ級の平井孝明、同66キロ級の広瀬誠はともに準決勝で敗れ、3位決定戦でも勝てずにメダル獲得を逃した。
 女子52キロ級の半谷静香は1回戦で敗れて敗者復活戦に回ったが、1試合目で敗退。パワーリフティング(運動機能障害)の男子48キロ級に出場した三浦浩は9位だった。
 競泳では2008年の北京大会で5冠のナタリー・デュトワ(南アフリカ)が女子100メートルバタフライ(運動機能障害S9)で一つ目の金メダルを獲得した。


【写真説明】 男子66キロ級準決勝 勝利を喜ぶ中国選手(右)の傍らで座り込む広瀬誠=エクセル(共同)

徳島新聞-2012/8/31 07:29