ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

パラリンピック:20歳高桑「夢から現実」100決勝疾走

2012年09月04日 03時17分14秒 | 障害者の自立
 【ロンドン和田浩幸】陸上女子100メートル(T44)の決勝が2日夜行われ、パラリンピック初出場の高桑早生(さき)選手(20)=慶応大2年=が登場した。数年でめきめき頭角を現した障害者陸上界のホープ。8人中7位に終わったが、「世界の先頭は遠かった。決勝進出が目標だったが、悔しさも残ったので、4年後を目指す理由がはっきりした」と前を向いた。

 1日夜(日本時間2日未明)の予選も7位で通過した高桑選手。レース前は「大観衆を楽しむつもりで、リラックスしていた」というが、スタートラインに立つと「心臓の音が聞こえるくらい」緊張した。スタートには成功したが、後半は先頭集団に一気に離され、14秒22でゴールした。

 埼玉県熊谷市出身で子供の頃からスポーツ好き。小6年の時に左足に骨肉腫を発症し、中1で膝下を切断した。「ショックだったけど、幼い自分には何が起きているか分からなかった」。中3の時、義肢装具士に切断者のスポーツクラブを紹介されて陸上に出合い、同じクラブに通う佐藤真海選手(30)や中西麻耶選手(27)が08年北京パラリンピックで活躍する姿に憧れた。

毎日新聞 2012年09月03日 12時37分(最終更新 09月03日 13時59分)

全盲和田さんピアノ夢舞台へ

2012年09月04日 03時04分02秒 | 障害者の自立
 全盲で知的障害のある帯広市内の和田淑希さん(23)が、「北海道知的障がい者芸術祭みんなあーと2012」(9日・札幌市、北海道知的障がい福祉協会主催)に初出演し、ピアノ演奏を披露する。本番に向けて練習を重ねる和田さんは「頑張る」と張り切っている。

 生まれたときから全盲の和田さんは、6歳の頃に誰に教わったわけでもなく自宅のキーボードで突然「きらきら星」のメロディーを奏でた。帯広盲学校小学部3年の頃から「おんがく塾Allegretto(アレグレット)」(帯広)に通い、川瀬弘美さんに週1回ピアノを教わっている。北海道高等盲学校(札幌)時代も2週間に1度帰省して川瀬さんと演奏を楽しんでいた。

 楽譜が見られない和田さんは、レッスンではCDや川瀬さんの手本の演奏を参考に自らメロディーや和音を紡ぎ出していく。ラジオで聴いた音楽など耳に残った曲をピアノで奏でることができる。

 川瀬さんは「素晴らしい才能」と絶賛し、「一緒にピアノを弾くことで(和田さんと)会話をしてきた」と話す。レパートリーはクラシックやジャズ、ポップスなど100曲を超える。

 「みんなあーと」は障害者がダンスや太鼓、琴などそれぞれ練習の成果を発表する。和田さんは川瀬さんと連弾でスイングジャズの「イン・ザ・ムード」「A列車で行こう」「シング! シング! シング!」の3曲をワンコーラスずつメドレーで演奏する。

 同塾の発表会以外での本格的な演奏会は初めてで、札幌には高校時代の友人もいる。和田さんはお盆明けから練習を週2回に増やすなど一段と力が入る。母公恵さん(55)も「拍手をもらうことが快感になってきているよう。いつもと違う雰囲気で演奏することは大きな成長になると思う」と淑希さんの晴れ舞台を楽しみにしている


「みんなあーと2012」に出演する和田さん(左)と川瀬さん

十勝毎日新聞社ニュース-2012年09月03日 14時20分

パラリンピック:37歳河合、納得の4位 競泳100背

2012年09月04日 03時00分00秒 | 障害者の自立
 ロンドン・パラリンピック第5日の2日、6大会連続出場で国内最多の21個のメダルを持つ全盲スイマーの河合純一が100メートル背泳ぎで4位。表彰台は逃したが、序盤から積極的に飛ばし、進路のぶれも最小限に抑えて1分8秒94。障害者スポーツの環境改善など社会的活動も手掛けながら、37歳にして第一線で戦い続ける。過去5大会とも複数メダルを獲得してきたが、今大会は世界的なレベルアップを痛感させられる戦いで、まだメダルに届いていない。それでも「与えられた環境でベストを尽くす。それはお見せできたのではないでしょうか」と納得した表情だった。 

毎日新聞 2012年09月03日 09時55分(最終更新 09月03日 10時37分)

「北島選手は手のある自分」パラリンピック競泳・中村智太郎『銀メダル ...

2012年09月04日 02時55分29秒 | 障害者の自立
ロンドンパラリンピック第4日目、日本はメダル量産に動き出した。第1号は柔道(視覚障害)男子100キロ超級の正木健人(25)の金メダルで、視覚障害者20+ 件の柔道ルールは組み合った状態から試合が始まる。こうなると、日本の柔道はやはり強い。

組んだら強い日本柔道。正木健人は強豪中国選手に「一本勝ち」の金

正木は強豪選手を次々破り、決勝の相手は北京大会で銀メダルの中国・王嵩。相手が仕掛けてきて失敗し、倒れ込んだスキをついて押さえ込みあっさり一本を取った。正木は「自分の柔道が生かせる場所があって本当によかった」と嬉しそうに語った。

競泳男子100メートル平泳ぎ(運動機能障害)では、生まれつき両腕のない中村智太郎(28)が強力なキック力で銀メダルをつかんだ。アテネ、北京に続き3度目。アテネでは銅メダルで、今度は金を狙ったが惜しくも銀だった。

コーチによると、脚で水をかく動きがズバ抜けている北島康介の泳ぎを徹底的に研究したという。中村も「健常者トップの北島選手は手のある自分だ」というほどだ。そのキック力をさらに磨いて、次のリオデジャネイロ大会では金メダルに挑むか。コーチも「凄い人間なんだなとしみじみ思う。多分、今回は最後にならない。もう1個上を狙うと思う」と話す。

J-CASTニュース - 2012/9/ 3 13:28

ホーキング博士オンステージ:パラリンピック開会式動画

2012年09月04日 02時48分51秒 | 障害者の自立
パラリンピックの開会式では、テクノユニット「オービタル」の演奏をバックに力強いパフォーマンスを見せる障害者アーティストたちとともに、スティーヴン・ホーキング博士が登場した。



8月29日にロンドンで行われた第14回夏季パラリンピックの開会式で、BBCが「世界一有名な身体障害者」と呼んだ理論物理学者、スティーヴン・ホーキング博士がステージに登場した。

英国の2人組テクノユニット「オービタル」(Orbital)によるパフォーマンス「Where Is It Going?」の演出だ。オービタルの最新アルバム「Wonky」に収録されているこの楽曲に、ホーキング氏の合成音声が重ねられた。

オービタルの軽快で刺激的なシンセサイザーのサウンドが鳴り響く中で、ホーキング氏はこう語った。「欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)は、世界で、いや、おそらくは宇宙で最も巨大で最も複雑な機械だ。巨大な力で素粒子を互いに激突させることで、ビッグ・バンの状態を再現する。先ごろのヒッグス粒子と見られる発見(日本語版記事)は、人類の努力と国際機関による共同研究の勝利だ。それは、世界に対するわれわれの理解を変え、ありとあらゆるものについての完全なる理論への洞察を提供する可能性を秘めている」

それからオリンピック・スタジアムのステージがカラフルなLHCに変わり、赤い衣装で素粒子に扮した人々が、ステージ中央から飛び出していった。

そして突然、優雅で壮大な「Where Is It Going?」が、アグレッシヴに足を踏みならすイアン・デューリーの「Spasticus Autisticus」へと変わった。2000年に57歳で亡くなったデューリー氏は、幼いころにポリオにかかり左半身が不自由になった。彼は1980年代はじめに、障害を持つ人々を施設で保護することを奨励していると思われるやり方に抗議して、この曲を書いた。この曲は発表直後に、(差別用語を問題視した)BBCによって放送禁止にされていたが、今回のステージで生き返ったことになる。

BBCによれば、開会式を生放送で視聴した者は1,120万人にのぼるという。

TEXT BY GEETA DAYAL
TRANSLATION BY ガリレオ -藤原聡美-2012年9月3日