ゴエモンのつぶやき

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日本IBM、多様性活動推進へ準備委-性的少数派の職場環境を整備

2012年09月22日 02時43分53秒 | 障害者の自立
 日本IBMはダイバーシティー(多様性)活動の一環として、セクシュアル・マイノリティー(性的少数派)の社員が気兼ねなく安心して働ける環境作りを広く産業界に提唱する。推進母体として、2013年中にダイバーシティー施策の促進と定着を支援する団体「ワーク・ウィズ・プライド(WWP)」の立ち上げを目指す。これに先駆け、WWPの準備委員会を発足。日本IBMが音頭をとって、組織内の多様性や機会均等を推進する企業や団体の参加を呼び掛けていく。(編集委員・斎藤実)


 WWP準備委員会には日本IBMのほか、世界規模で活動する非政府組織(NGO)のヒューマン・ライツ・ウォッチと、特定非営利活動法人のグッド・エイジング・エールズが名を連ねた。


 焦点を当てるセクシュアル・マイノリティーへの対応は「LGBT」の総称で、米IBMが10数年にわたって取り組んできた。LGBTはレズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害)の頭文字を採った。


 日本でも04年に社長直属のダイバーシティー委員会の一つとして、「LGBTカウンシル」を発足。LGBT社員が不利益なく実力を発揮して働けるように、社内制度の見直しを推進。成果の一つとして、11年から結婚祝い金制度を改定し、法律にもとづく婚姻に限らず、同性婚を含めた事実婚も対象とした。人生の節目となるイベントを正式に祝うことに意義があり、「部門長にも口外せず、人事・ダイバーシティー部門へ申請すればよい」(日本IBM)。


 18日に「LGBTと職場」と題するセミナーを都内で開催。下野雅承日本IBM副社長は「性的指向や国籍、障害の有無などにかかわらず、多様な個性が力を発揮し活躍できるダイバーシティー社会の実現に寄与したい」と述べた。

朝日新聞-2012年9月21日5時1分

アルツハイマー型認知症に関する国際調査より

2012年09月22日 02時36分25秒 | 障害者の自立
正確かつタイムリーに診断する上での様々な課題が明らかに

日本イーライリリー株式会社
本プレスリリースは、イーライリリー・アンド・カンパニーが9月19日(米国現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳したものです。内容および解釈について英文オリジナルが優先されます。http://www.lilly.comをご参照ください

アルツハイマー型認知症に関する国際調査より
正確かつタイムリーに診断する上での様々な課題が明らかに
半数近くの医師が、アルツハイマー型認知症には「誤診がしばしばある」と回答

米国インディアナ州インディアナポリス - イーライリリー・アンド・カンパニーは、約1,000名の医師を対象に、アルツハイマー型認知症の正確な診断に関する課題への取り組み方及び意識を評価した、「アルツハイマー型認知症に関する国際医師意識調査」の結果を、本日(米国時間9月19日)発表しました。この調査は「世界アルツハイマーデー(2012年9月21日)」 に向け、リリー社の依頼により、アデルフィ・リサーチが米国、英国、フランス、イタリアおよび日本の5カ国で実施したものです 。

調査結果によると、調査に参加した5カ国の医師の半数近く(45%)2が、アルツハイマー型認知症について「誤診がしばしばある」と回答しました。また約半数(48%) が、アルツハイマー型認知症の診断時期は、効果的な介入を行うには「常に」あるいは「しばしば」遅すぎると回答しました2。また、アルツハイマー型認知症の正確な診断に影響する最も一般的な課題として医師が挙げた点は、正確な診断のための検査方法や、患者および介護者と医師間のコミュニケーションが十分ではないこと、また、患者自身が疾患を受容し難いこと、でした2。

さらに、アルツハイマー型認知症の早期診断には、様々なメリットがあると医師が考えていることが明らかになりました。例えば、「症状が悪化する前に機能障害や認知機能の低下を抑制するため、できる限り早く治療を始められる」、「将来に向けた調整と準備のため患者と介護者がより多くの時間を確保できる」といった点です2。特に2番目の点は、米国(85%)及び英国(83%)の医師が最重要事項として挙げています2。一方で、早期診断のデメリットとして、「患者・介護者にとっては不治の病とされる認知症の告知になる」や「家族や友人から孤立する可能性」等が示されています2。

正確な診断への課題
正確な診断のための検査方法の不足
アルツハイマー型認知症の正確な診断を下すために利用できるツールに関して、大半の医師の回答は「まあまあ満足している」(57%)でした2。適切な診断を行う上での最大の課題として、「正確な診断のための検査方法の不足」(65%)が全ての国の調査参加医師から挙げられました2。

コミュニケーションの不足
調査に参加した医師の75%は、アルツハイマー型認知症についての話し合いは、患者と介護者主導で行われたと回答しました2。またそのうちの44%は、患者・介護者が話すのは、「アルツハイマー型認知症を疑い始めて、しばらくたってから」と回答しました2。また医師の約40%は、正確な診断を下すために必要な情報が、患者・介護者から十分には得られなかったと回答しました2。一方、臨床的なエビデンスが十分ではない中で、より早期に正確な診断を下すためにはどのような情報が必要であるかという点については、症状の種類と現れた期間、及び日常生活への影響の程度、機能低下の進行状況、および家族歴等の情報が役立つと回答しました2。

「アルツハイマー型認知症は、診断が下るまでの道のりが非常に複雑で、患者さんや介護者の方にとって様々な感情が交錯する中、医師に重要な情報を伝えることは難しい状況かと思います。主治医とより密接な協力関係を築くための方法が示された今回の調査結果が、患者さんや介護者の支援に役立つことを願っています。」と同社のアルツハイマー型認知症チームのシニア・メディカル・ディレクターのエリック・シーマーズは述べています。

疾患の受容の難しさと、誤解や偏見
医師が患者にアルツハイマー型認知症の診断を告知する際の難しさとして、「患者が疾患を受け入れられない」(65%)、「社会的な誤解や偏見」(59%)が挙げられました2。また、大半の医師(71%)がアルツハイマー型認知症について、少なくとも、ある程度の誤解や偏見があると回答し、英国およびフランスでは最も偏見が強い(81%)という結果が示されました2。さらに調査に参加した医師によると、「個人の自由が奪われること」(78%)、「恥ずかしいことだと思うこと」(63%)、「社会的に孤立する可能性」 (60%)が、患者および介護者から共通して挙げられた誤解や偏見でした2。

「アルツハイマー型認知症の診断に直面した患者や家族にとって、疾患に対する誤解や偏見は大きな懸念となり、衰弱が進行するこの疾患を受け入れることを一層難しくしています。」と国際アルツハイマー病協会(ADI:Alzheimer’s Disease International)専務理事のマーク・ウォートマン氏は述べています。「私たちは、アルツハイマー型認知症をはじめとする認知症と共に生きる患者さんがより良い支援が受けられるよう、一般の方に対し、この疾患の理解を得るための啓発活動を引き続き行ってまいります。」

このような重要なニーズに対応するため、リリー社、 国際アルツハイマー病協会 (ADI) およびその他の関係団体は協力して、患者・介護者と医師のより効果的な対話をサポートする啓発資材を作成することを計画しています。患者や介護者が、深刻な問題を示唆する重要な認知症状を特定でき、情報や懸念を医師に的確に伝えられると言った点に重点をおいた資材を予定しています。

アルツハイマー型認知症について
アルツハイマー型認知症は認知症の最も頻度の高い形態であり、記憶など認知機能の低下を引き起こします。アルツハイマー型認知症の原因は、正確にはまだ不明です。この深刻な疾患の原因となる病理に変化を与え、症状の進行を抑制する既承認の治療方法は現在のところなく、特定の症状を軽減する治療選択肢に限られています 。国際アルツハイマー病協会(ADI)によると、2010年現在の世界の認知症患者数は推定で 3,560万人で、毎年の新規患者数は770万人にのぼります (これは、4秒ごとに1人が発症しているということです)4。患者数は2050年までに1億1,500万人に達すると推測されています 。様々な推定がありますが、米国におけるアルツハイマー型認知症患者数は540万人にも達するという専門家の見解があります3。

「アルツハイマー型認知症に関する国際医師意識調査」について2
このアルツハイマー型認知症に関する国際医師意識調査は2012年7月11日から 2012年8月20日にかけて米国、英国、フランス、イタリアおよび日本の医師に対して行われ、合計で996名の医師が調査に参加しました。医師の内訳はプライマリケア医、精神科医、神経科医、老年科医および老年精神科医(英国のみ)です。
なお、調査の質を高めるため、次の条件を満たす医師を対象としました。
・診療経験が2~30年であること。
・プライマリケア医および神経科医については、業務の70%以上の時間が患者の直接診療に当てられていること。
・老年科医、精神科医および老年精神科医(英国のみ)については、業務の50%以上の時間が患者の直接診療に当てられていること。
・全ての医師は過去3か月間で10名以上の患者を診療し、そのうち 50%は19歳以上の患者であったこと。
・全医師は日常的にアルツハイマー型認知症の管理を行っていることを示すこと。
・全医師が同意書および有害事象の報告基準に同意していること。

イーライリリー・アンド・カンパニーについて
イーライリリー・アンド・カンパニーは、米国インディアナ州インディアナポリスに本社を置く、革新を追求する医薬品のリーディング・カンパニーです。世界各国の自社研究施設や外部の優れた科学的研究機関との提携による最新の研究成果を用いて、各治療領域で豊富なポートフォリオの医薬品を開発しています。
詳細はホームページでご覧ください。http://www.lilly.com

データ提供 MSN産経ニュース- 2012.9.21 16:48

メダリストのパレードを被災地で計画

2012年09月22日 02時34分07秒 | 障害者の自立
 日本オリンピック委員会(JOC)がロンドン五輪で史上最多の38個、ロンドン・パラリンピックで16個のメダルを獲得した日本のメダリストによる合同の凱旋(がいせん)パレードを東日本大震災の被災地となった東北で計画していることが21日、分かった。関係者によると時期は11月か12月を検討しており、受け入れ側の自治体や選手らとの日程調整に今後入る。

 五輪のメダリストを集めた初の試みとして8月20日に東京・銀座で実施したパレードは、JOC発表で約50万人が沿道を埋め尽くし、大盛況だった。一方で障害者20+ 件スポーツの祭典、パラリンピックの選手とのパレードを要望する声もある。実現すれば、宮城県でサッカーの一部を開催する計画の2020年東京五輪招致の支持率アップにもつながると期待している。

 北海道江別市で21日に行われた自民党の会合に出席した橋本聖子JOC理事は「クリスマスあたりに日本選手団のメダリストがパラリンピックのメダリストと一緒になって、感謝の気持ちを込めたパレードをしたいと計画を立てている」と述べた。

日刊スポーツ- [2012年9月21日21時16分]

読み書き困難な障害に理解を 「DXな日々〜美んちゃんの場合」、あす徳島で上映会 /徳島

2012年09月22日 01時43分40秒 | 障害者の自立
 読み書きが困難になる障害、DX(ディスレクシア)に悩みながらも、明るく前向きに生きる女性の姿を描いたドキュメンタリー映画「DXな日々〜美(び)んちゃんの場合」の上映が22日、徳島市沖浜東2のふれあい健康館である。発達障害者の支援に取り組む市民団体「とくしま発達しあわせネット」が、障害への理解を深めてもらおうと企画した。

 ディスレクシアは学習障害の一種で、知的能力などに異常はないが、文字の読み書きに困難を生じる。海外では、米俳優のトム・クルーズさんら著名人が自らの障害を公表しているが、日本ではまだ認知は低いという。

 映画の主人公は「美んちゃん」とあだ名される砂長宏子さん。英国留学中の20代半ばで自身の障害を知った。障害で書類や報告書を作るのが苦手。周囲からの理解がなかなか得られず何度も失業を繰り返しながらも、笑顔で前向きに生きようとする姿が描かれる。

 当日は午前10時と午後2時の2回上映。入場料は当日1800円、小・中・高校生は1500円。砂長さんによる講演会が午後3時40分からある。問い合わせはメールで同ネットへ。(movie.shiawase@gmail.com)

毎日新聞 2012年09月21日 地方版