ロンドン・パラリンピックに終盤まで残っていた車いすテニスや競泳などの選手・関係者約110人が12日帰国し、成田空港で支援者らに拍手で出迎えられた。
車いすテニス男子シングルスで史上初の2連覇を果たした国枝慎吾(ユニクロ)は「出発の時から金メダルを持って日本に帰ることを考えていた。現実になって本当にうれしい」と満面の笑み。「テニスコートでは一人ですが、皆さんの応援があって勇気づけられた」とファンに感謝した。
競泳女子100メートル背泳ぎ(視覚障害)で金の秋山里奈(明大大学院)は「選手村に入って具合が悪くなり、予選まで不調だったので、金メダルを取れてほっとしました」と安堵(あんど)の表情を浮かべながら、「今まで経験してきたどの大会より素晴らしく、楽しく、充実したパラリンピックでした」と大会を振り返った。
競泳男子の100メートル平泳ぎ(視覚障害)で銀、100メートルバタフライ(同)で銅の木村敬一(日大)は「パラリンピックでメダルを取ることだけを目指して頑張ってきた。水泳をここまでやってきてよかった」とほっとした様子。「8年後は金メダルを取れるよう頑張ります」と話すと、傍らの秋山が「4年で取れるでしょ」と声を掛けた。
ロンドンから帰国したパラリンピック車いすテニス金メダリストの国枝慎吾(手前)ら=12日午後、成田空港
時事通信 - (2012/09/12-20:20)
車いすテニス男子シングルスで史上初の2連覇を果たした国枝慎吾(ユニクロ)は「出発の時から金メダルを持って日本に帰ることを考えていた。現実になって本当にうれしい」と満面の笑み。「テニスコートでは一人ですが、皆さんの応援があって勇気づけられた」とファンに感謝した。
競泳女子100メートル背泳ぎ(視覚障害)で金の秋山里奈(明大大学院)は「選手村に入って具合が悪くなり、予選まで不調だったので、金メダルを取れてほっとしました」と安堵(あんど)の表情を浮かべながら、「今まで経験してきたどの大会より素晴らしく、楽しく、充実したパラリンピックでした」と大会を振り返った。
競泳男子の100メートル平泳ぎ(視覚障害)で銀、100メートルバタフライ(同)で銅の木村敬一(日大)は「パラリンピックでメダルを取ることだけを目指して頑張ってきた。水泳をここまでやってきてよかった」とほっとした様子。「8年後は金メダルを取れるよう頑張ります」と話すと、傍らの秋山が「4年で取れるでしょ」と声を掛けた。
ロンドンから帰国したパラリンピック車いすテニス金メダリストの国枝慎吾(手前)ら=12日午後、成田空港
時事通信 - (2012/09/12-20:20)