ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

脚や腕を失った選手、全力プレー 「アンプティサッカー」

2012年09月18日 01時57分48秒 | 障害者の自立

 病気や事故で片脚や片腕を失った選手がプレーする「アンプティサッカー」の第二回日本選手権大会が十六日、川崎市宮前区土橋の「フロンタウンさぎぬま」で開かれた。


 アンプティサッカーは七人制で、選手らは金属製のつえ「クラッチ」で体を支えてボールを蹴る。ゴールキーパーは片腕を切断した人が担当する。国際大会も開催されている。


 国内の競技人口は約四十人で、この日は全四チームが集結。トーナメントで戦った。鋭いシュートで得点すると、選手らはクラッチを掲げてハイタッチ。連係が難しいとされるヘディングでゴールを決めると、会場から拍手が湧き起こった。


 関東勢が集うFCガサルスは大会二連覇。厚木市を拠点に練習しているTSAFCもチーム力を上げ、日本代表レベルの選手がそろったFC九州バイラオールに敗れるも健闘。三位になった。


 競技を七月に始めたばかりのガサルスの児玉直選手(26)=埼玉県川越市=は十代のころ、骨肉腫で右脚を失っており「まだ利き足の感覚があって、右を出して空振りすることもある」と難しさも語ったが、「チームプレーがきれいに決まると爽快」と笑顔を見せた。


 アンプティサッカー日本代表の杉野正幸監督は「脚などを切断した障害者に参加してもらえるよう競技をアピールしたい。ふさぎこんだ気持ちをほぐす一助にもなる」と話していた。


つえで体を支え、ボールを蹴る選手=宮前区で

東京新聞- 2012年9月17日

柿右衛門さんら2人にグッドエイジャー賞 福岡市でトークショー

2012年09月18日 01時55分15秒 | 障害者の自立
 人生を楽しみながら年齢を重ねている九州ゆかりの著名人に贈られる「第3回福岡グッドエイジャー賞」の授賞式が福岡市・天神のエルガーラ・パサージュ広場であり、受賞した有田焼作家で人間国宝の十四代酒井田柿右衛門さん(78)=佐賀県有田町=と、障害者の絵を印刷した段ボール「だんだんボックス」を販売している団体代表の神崎邦子さん=福岡市=に表彰状が手渡された。

 日本メンズファッション協会(東京都)と大丸福岡天神店(福岡市)の主催。九州に縁がある著名人の中から、時代に左右されない生き方▽良い年のとり方▽話題性▽魅力ある人間性-の4点を選考基準に2人が選ばれた。

 16日にあった授賞式後のトークショーで、柿右衛門さんは「自分への評価はよく分からないが、先祖からいただいたものを次の世代にしっかり引き継いでいきたい」。神崎さんは「活動に対する激励と受けとめ、これからさらに頑張っていこうと思う」と話した。

=2012/09/18付 西日本新聞朝刊=

パラ五輪陸上3選手も参加 わかふじ大会総合開会式

2012年09月18日 01時50分32秒 | 障害者の自立
 県営草薙陸上競技場で16日、第13回県障害者スポーツ大会「わかふじスポーツ大会」(静岡新聞社・静岡放送後援)の総合開会式が開かれた。
 ロンドンパラリンピックの男子陸上100メートルや400メートルリレーなどに出場した静岡市出身の春田純選手(34)、掛川市出身の山本篤選手(30)、藤枝市出身の佐藤圭太選手(21)があいさつに立ち、「若い世代の育成につなげたい」(春田選手)「世界の厳しさを知った。もっと自分を向上させたい」(山本選手)「ロンドンでの経験を生かしたい」(佐藤選手)などと、それぞれにさらなる活躍を誓った。
 3人はこの日、同じ草薙陸上競技場で開催された陸上競技の100メートルにも出場し、力強い走りで会場を沸かせた。
 わかふじスポーツ大会は1日に開幕、30日まで17競技に約550人が出場する。


競技を終え健闘をたたえ合う(左から)佐藤圭太選手、山本篤選手、春田純選手=県営草薙陸上競技場

(2012/9/17 08:38)

「眼鏡」で字幕 渋谷で試験運用、観劇に新たな可能性

2012年09月18日 01時46分10秒 | 障害者の自立
 海外オペラの来日公演などで必要となる日本語字幕で、観客の視界に文字が浮かび上がる“未来形”の新システムが、7月に開場した東急シアターオーブ(東京・渋谷)で17日まで試験運用された。舞台照明の明暗で見えにくくなるなどの課題も残るが、聴覚障害者の観劇など新たな可能性も広がりそうだ。

 舞台字幕は舞台両脇の電光表示がおなじみだが、新システム「Zimakuウエア」は眼鏡のように装着すると、右目前にある幅1センチ足らずの棒状ディスプレーに字幕が映り、視界と一体化。視点を字幕と舞台とで移動させる煩わしさがなく、周囲への光漏れもない。眼鏡に装着も可能だ。

 同劇場で来日上演されたミュージカル「ミリオンダラー・カルテット」では、希望者に日中韓3カ国語の表示切り替えが自在な新システムを無料で貸与した。開発したZimakuプラス社(東京都千代田区)の奥出昌次社長(49)は「従来の字幕は3階席から見にくかったが、新システムは距離の問題も解決した。海外の歌劇場で前の座席の背面パネルに字幕を表示するものはあるが、こうした方式は世界初」と話している。


右目前にある小さなディスプレーに字幕が表示されるため、視点移動のストレスなく観劇できる

MSN産経ニュース-2012.9.17 21:48

車椅子マラソン700人力走 鳥取

2012年09月18日 01時41分25秒 | 障害者の自立
 「第24回鳥取さわやか車椅子&湖山池マラソン大会」(県障がい者スポーツ協会など主催)が16日、鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場を発着点とするコースで開かれた。ロンドンパラリンピックで陸上男子800メートル(車いす3)で6位に入賞した広道純選手(38)ら19府県の男女約700人が参加し、日頃の練習の成果を披露した。

 1989年に車椅子マラソンとして始まった同大会は、スポーツを通して障害者への理解を広めようと、第20回から健常者も参加できるようになった。この日は、車椅子ハーフマラソンや電動車椅子500メートル、一般10キロなど6種目があり、気温が30度を超える暑さの中、参加者は時折、車椅子がぶつかり合うなどの激しいレースを繰り広げた。

 広道選手は車椅子ハーフマラソンに出場。45分35秒でゴールし、4年連続9回目の優勝を果たした。広道選手は「パラリンピックでは世界のレベルの高さを実感。体調が良くなかったので、好スタートは切れなかったが、45分台の記録は次につなげられる上出来の結果」と喜んでいた。


全力で椅子を走らせる選手たち(鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場で)

(2012年9月17日 読売新聞)