ゴエモンのつぶやき

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木村選手「銀」に地元の栗東歓喜 パラ五輪

2012年09月06日 01時48分15秒 | 障害者の自立
 ロンドン・パラリンピック第六日目の三日、競泳男子百メートル平泳ぎ(視覚障害)で、銀メダルを獲得した栗東市出身の木村敬一選手(21)=東京都世田谷区。今大会の県勢第一号のメダルに、地元で交流があった人たちから、祝福の声が上がった。


 「高い意識で練習を続けてきた成果が実った」。木村選手が五歳のころから練習に利用してきた県立障害者福祉センター(草津市)で水泳指導をしている増田圭亮さん(47)は、喜びを語った。


 木村さんは、小学生まで地元・栗東で過ごした後、水泳を極めたいと、中学からは単身上京して筑波大付属視覚特別支援学校の水泳部に入部。帰省のたびにセンターに練習のため訪れると、年ごとにたくましくなる体つきで増田さんを驚かせた。


 七月に立ち寄った際は、日本選手団の旗手を務めることや、メダルにかかる期待をプレッシャーに感じている心境を吐露したという。増田さんが「楽しんで来たらいい」と励ました通り伸び伸びとした泳ぎで、二度目のパラ五輪で初となるメダルを獲得。増田さんは「一人暮らしなどで大変な思いもしたと思うが、それらの経験も生きたのだろう」と振り返った。


 栗東市の実家近くに住み、幼いころから木村選手をよく知る市身体障害者更生会の原陽一理事長(49)は「障害者スポーツに取り組む人にとって、励みになるメダル」と喜んだ。


 嘉田由紀子知事は「ロンドン五輪での県出身選手の活躍に続く快挙で、大変うれしい」とたたえ、「県として、何らかの賞を贈れないか検討したい」と話した。


男子100メートル平泳ぎ(SB11)で獲得した銀メダルを手に笑顔の木村敬一選手=ロンドンの水泳センターで

中日新聞-2012年9月5日

浜松出身・鈴木選手、男子50平でも銅

2012年09月06日 01時42分18秒 | 障害者の自立
 ロンドンのパラリンピックで、浜松市北区出身の鈴木孝幸選手(25)が、競泳男子150メートル個人メドレー(運動機能障害)に続き、50メートル平泳ぎでも銅メダルを獲得した。少年時代に練習した市内の障害者水泳教室の恩師らは、ロンドンの会場にかけつけ応援。「後輩たちの励みになる」と快挙をたたえた。


 鈴木選手は2004年のアテネ大会以来、3大会連続の出場。前回の北京大会では競泳男子150メートル個人メドレーで銅メダル、50メートル平泳ぎで金メダルだった。


 鈴木選手は四肢欠損で生まれた。6歳から聖隷クリストファー高校(浜松市)卒業まで、障害者対象の「ぺんぎん村水泳教室」で泳ぎを習った。


 負けず嫌いだったという鈴木選手は知的障害のある子どもたちと一緒に練習した。教室代表の伊藤裕子さんは「知的障害のある子たちは一生懸命に練習するので、孝幸君にとってはいい刺激になっていた」と振り返る。


 ロンドンの水泳センターで、目の前で泳ぐ教え子をみた伊藤さんは「最後まであきらめない姿は、障害がある多くの子どもたちに勇気を与えてくれたはずだ」と話した。


 湖西市職員の中村英倫さん(27)は高校時代、大けがをして下半身が動かなくなった。そのとき、「ぺんぎん村水泳教室」で一緒に練習したのが鈴木選手だ。大会前に激励のメールを送り、インターネットで試合結果を確認した。


 50メートル平泳ぎは3日(日本時間4日)に決勝があり、2大会連続で狙っていた金メダルとは「タッチの差」だった。「大きな大会ほど燃えるタイプ。すごく残念がっていると思う。でもスランプのなかで、こんな成績を残せてすごいと思う」(高田誠)


 ■競泳、県勢の活躍に期待

 今大会の競泳には、鈴木選手のほか、同じ浜松市出身の河合純一選手(37)=視覚障害=、静岡市出身の野村真波選手(27)=右上肢切断=の2人の県勢が挑んでいる。2大会続けて競泳の日本選手団主将を任された鈴木選手は、さらに2種目に出場する予定。9日未明に決勝が行われる100メートル自由形は、一昨年のアジアパラ競技大会でも優勝した得意種目だ。他に50メートルバタフライ(7日夜から)に挑む。


 1992年のバルセロナ大会以降すべての大会で計21個のメダルを手にした河合選手は、ここまで100メートル背泳ぎの4位が最高。7日未明に決勝が行われる100メートルバタフライ(前回大会銅メダル)が、6大会連続のメダル獲得へ最後のチャンスとなる。


 2大会連続代表の野村選手は出場予定の2種目を戦い終え、100メートル平泳ぎで8位。メダルには届かなかった。


競泳男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害)決勝のゴール後、歓声にこたえる鈴木孝幸選手

朝日新聞 - 2012年09月05日

盛岡・八幡町に街中産直が開店 障害者の自立支援

2012年09月06日 01時38分36秒 | 障害者の自立
 盛岡市八幡町の商店街の空き店舗に、農家直送野菜や加工品を販売する「フレンドリー旬菜マーケットばんがい市場」が開店した。同市の合同会社ほっぷステップ(資本金100万円、岩渕公二代表)が、障害者の就労の場をつくろうと生産者と力を合わせた「農商福」連携型の作業所だ。「地域に根差した街中産直」をコンセプトに、自立支援とともに、八幡町のにぎわい創出も目指す。

 開店初日の3日。約50平方メートルの売り場には、県内の生産者団体アグリ・コラボ・サークルや盛岡周辺の農家が栽培したキュウリ、ナス、キャベツなど旬の野菜や、漬物、コロッケなどの手作り品が所狭しと並んだ。セールスポイントは「個食時代」に対応したバラ売り。地元に一人暮らしの高齢者が多いため、ジャガイモもナスも1個から買える。

 来年3月末までに売り上げ約1千万円を目標に据え、就労する障害者も今後10人まで増やす見込みだ。

 営業時間は午前9時から午後6時まで、日曜定休。問い合わせは同店(019・604・6002)へ。

岩手日報 -(2012/09/05)

盛岡・八幡町に街中産直が開店 障害者の自立支援

2012年09月06日 01時38分36秒 | 障害者の自立
 盛岡市八幡町の商店街の空き店舗に、農家直送野菜や加工品を販売する「フレンドリー旬菜マーケットばんがい市場」が開店した。同市の合同会社ほっぷステップ(資本金100万円、岩渕公二代表)が、障害者の就労の場をつくろうと生産者と力を合わせた「農商福」連携型の作業所だ。「地域に根差した街中産直」をコンセプトに、自立支援とともに、八幡町のにぎわい創出も目指す。

 開店初日の3日。約50平方メートルの売り場には、県内の生産者団体アグリ・コラボ・サークルや盛岡周辺の農家が栽培したキュウリ、ナス、キャベツなど旬の野菜や、漬物、コロッケなどの手作り品が所狭しと並んだ。セールスポイントは「個食時代」に対応したバラ売り。地元に一人暮らしの高齢者が多いため、ジャガイモもナスも1個から買える。

 来年3月末までに売り上げ約1千万円を目標に据え、就労する障害者も今後10人まで増やす見込みだ。

 営業時間は午前9時から午後6時まで、日曜定休。問い合わせは同店(019・604・6002)へ。

岩手日報 -(2012/09/05)

海老名市が障害告知のベスト配布 来月から

2012年09月06日 01時34分38秒 | 障害者の自立
 海老名市は十月から、障害者が災害時に着用するベストを配布する。支援や配慮の必要性を周囲に知らせることが目的。支援内容は利用者が自分で書くようにする。

 市は昨年七月、東日本大震災で被災した宮城県仙台、石巻両市内の福祉施設などで、障害者の避難生活の課題を聞き取り調査した。その結果、障害者は車いす利用者という意識を持つ人が多く、外見で判断できない障害者への支援が後回しにされることが多かったという。


 ベストは目立つ黄色で、胸元と背中に「要援護者」と書かれている。その下に貼る専用シールに「情報提供は文字で」「ゆっくり話してください」などと自由に書き込む。 


支援内容を書き込める災害時ベスト=海老名市で

東京新聞 -2012年9月5日