ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

非言語的ケア

2012年09月20日 02時56分26秒 | 障害者の自立
特有な症状軽減も

 認知症になると、記憶障害だけでなく、生活にもさまざまな支障を来します。被害妄想や徘徊(はいかい)、排せつの障害が出ることもあり、往々にして介護者の精神的な負担が増えます。

 しかし、介護者が認知症の知識を持ち、正しく接することができれば、妄想や徘徊など、認知症に特有な症状も軽減するといわれています。いかに良いケア、良い環境が大事かということです。

 認知症ケアは、笑顔、褒めること、認めること、寄り添うこと、相手を尊重することがポイントです。徘徊などの周辺症状は、不安や混乱が原因で起こります。

 原因を探り、できるだけ穏やかに接すると、相手も穏やかになり、症状が軽減します。こうしたこつを学び、非言語的ケア、すなわち触れるケアを充実させると、さらに良いケアになる可能性があります。

 足をさするフットケアや、相手の行動を認め、気持ちに寄り添うバリデーション療法、背中を優しく包み込むように触るタクティールケアなどが、こうしたケアの一種で、注目されています。

 ただそうはいっても腹が立つ、という介護者は多いようです。それも人間ですから当たり前です。

 (国立長寿医療研究センター内科総合診療部長・遠藤英俊)

(2012年9月18日) 【中日新聞】【朝刊】

過去10年でうつ病による休業は微減、その理由は? - 長期休業者の実態調査

2012年09月20日 02時46分43秒 | 障害者の自立
アドバンテッジリスクマネジメント(以下、ARM)は、同社が提供するGLTD(団体長期障害所得補償保険)において、ケガや疾病などの就業障害により30日以上の休業に至ったケースのうち、1,200例(男性791例、女性409例)を無作為に抽出し、長期休業者の発生状況について調査を実施し、その結果を発表した。同調査は、2000年1月1日~2011年12月31日に発生した、各年100例を抽出して実施された。

その結果、休業の原因として、うつ病を中心する「メンタル疾患」の割合が68%と半数以上の結果となった。しかし、2009年の71%をピークとして、直近の2年間ではメンタル疾患の割合が下がってきている。


就業障害発生年度 資料:ARM

この要因として、メンタル疾患による休業が他の年代に比べて多い若年層の割合が、就業労働人口の高齢化により減少していることなどにより、「がん」、「脳疾患」などのフィジカル(身体)な疾患に対するメンタル疾患の比率が下がっていることや、企業のメンタルヘルスケア対策の浸透、特にGLTDを主に導入している大企業において対策が進んでいることなどが影響していると推測される。

また、フィジカルな病気やけがを原因とする1.5年以上の長期休職者のうち、5年以上の休業者の割合が12.3%となり、3年以上と合わせると40.4%となっている。


メンタル疾患を除いた原因による1.5年以上の休職期間の内訳(2000年から2011年度) 資料:ARM

このことから、身体的な病気やけがで一度就業不能状態に陥ると、長時間の職務に復帰できない状態が続くことがわかる。

マイナビニュース-[2012/09/19]

雑記帳:イノシシ撃退装置を開発…農作物被害防ぐ

2012年09月20日 02時41分05秒 | 障害者の自立
 イノシシによる農作物被害を防ごうと、佐賀県太良町の障害者福祉施設「佐賀西部コロニー」が19日、撃退装置「猪(イノシシ)キラーマン」を開発したと発表した。

 イノシシの敏感な嗅覚に着目し、強力な辛さのハバネロなどの唐辛子粉末を5分おきにいぶして刺激臭を振りまく仕組み。畑に置けば周囲150メートルには寄ってこないという。

 同施設は高齢農家と共同でサツマ芋やミカンを栽培しているが、相次ぐ食害に悲鳴が上がっていた。担当者は「今度はイノシシの悲鳴が聞こえそう」と鼻息も荒い。

毎日新聞 2012年09月19日 19時14分(最終更新 09月19日 19時25分)

パラリン五輪ゴールボール金獲得 南関出身の浦田選手にくまもと夢づくり賞

2012年09月20日 02時38分35秒 | 障害者の自立
 県は19日、県民に夢を与えた人や団体を対象にした「くまもと夢づくり賞」をロンドン・パラリンピックのゴールボール女子で金メダルを獲得した、南関町出身の浦田理恵選手(35)=福岡市=に贈ると発表した。

 ゴールボールは視覚障害者20+ 件が鈴で音の出るボールで得点を争う団体競技。浦田選手は、アソウ・ヒューマニーセンターシーズアスリート(福岡市)に所属し、2008年の北京パラリンピックで7位、10年のアジアゴールボール選手権大会優勝。障害者20+ 件支援や自身の体験談などについて講演もしている。

 蒲島郁夫知事は「夢を持ち、挑戦するすばらしさを強く感じた」と語った。表彰式は、10月18日に県庁で行われる。

 同賞受賞者は、映画「おくりびと」でアカデミー賞外国語映画賞を受賞した放送作家の小山薫堂さんに次ぐ2人目。

=2012/09/20付 西日本新聞朝刊=

五戸高生が農作業で交流 移山寮

2012年09月20日 02時35分28秒 | 障害者の自立
 五戸町の五戸高校(佐々木裕校長)の3年生65人と教職員が18日、同町の障害者就労支援施設・移山寮でシソの実の収穫作業を手伝った。

 五戸高生は毎年、同町産「なんばんみそ」の原料になるシソの実を施設利用者と収穫している。移山寮の大西祐子管理者が「シソの実は短期間で収穫しなければならないため、高校生の皆さんの手助けに感謝しています」とあいさつし、一斉に作業を始めた。

 3アールの畑で無農薬栽培されたシソを、施設利用者が何度も運んだ。生徒と教職員が一緒に並んで実を取った。昼食を挟んで4時間がかりの作業だったが、みんなで木陰に座って和やかに交流した。シソの実は町内の醸造業者に納入される。

 五戸高の小笠原雅也君は「自分が取ったシソの実が、なんばんみそに使われるのが楽しみ」と話した。三浦有沙さんは「昔ながらの伝統食を、移山寮の皆さんが守り続けていることが分かった」と感心していた。

北海道新聞-(09/19 11:16)