スペインで開催される障害者アルペンスキー世界大会に出場する矢巾町の横澤高徳さん(40歳)が12日、達増知事を訪ね、出発のあいさつをした。横澤高徳さんは、17日からスペインで開催される障害者アルペンスキー世界大会にナショナルチームの一員として出場する。達増知事と握手をした横澤さんは「世界大会はソチパラリンピックのナショナルチームを決める大事な大会だ。一歩一歩着実に前進するよう挑戦してく」と決意を述べた。これに対し達増知事は「障がいのある人はもとより、震災被災者、すべての県民に勇気を与えるものだ。頑張ってきてください」と激励した。横澤さんはモトクロス国際A級ライセンスのライダーだったが、練習中に脊髄を損傷し、その後チェアスキーに挑戦。2010年のバンクーバーパラリンピックにも出場した。横澤さんは16日にスペインへ向け出発し、チェアスキーの回転競技などに出場する。
[ 2/12 20:09 テレビ岩手]
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