厚生労働省は、車いす用スロープの設置など企業に職場環境の整備を義務付けることを柱とした障害者雇用の促進に関する意見書素案をまとめ、労働政策審議会の分科会に示した。焦点の精神障害者の雇用義務化は、経営側委員から「導入できる職場は限られる」などと慎重意見が相次ぎ、結論は次回以降に持ち越された。
素案では、障害者が働きやすくなるよう施設・設備の整備や人的支援、職場のマネジメント配慮を経営者に義務付けるべきだと明記。バリアフリー化や短時間勤務導入、精神保健福祉士やハローワークの専門支援員の付き添いを認めることなどを想定しており、新たに作成する指針に具体的な内容を盛り込む。
SankeiBiz-2013.1.29 05:00
素案では、障害者が働きやすくなるよう施設・設備の整備や人的支援、職場のマネジメント配慮を経営者に義務付けるべきだと明記。バリアフリー化や短時間勤務導入、精神保健福祉士やハローワークの専門支援員の付き添いを認めることなどを想定しており、新たに作成する指針に具体的な内容を盛り込む。
SankeiBiz-2013.1.29 05:00