ゴエモンのつぶやき

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障害者支援の拠点に 北見の法人 介護事業所を開所

2013年05月17日 01時36分10秒 | 障害者の自立
 【北見】北見市の社会福祉法人・北の大地(たいち)(鈴木正末理事長)が15日、旧アークホテル北見の幸町1丁目ビルに、障害者の就労支援事業所を移転し、共同生活介護事業所「ケアホーム幸」を新たにオープンした。開所式で、同法人関係者が精神保健福祉の推進を誓った。

 北9条ビルにある同法人事務所はそのまま残る。移転したのは地域生活支援センター「サポートネット北見」、軽食・喫茶のレストラン「てんてこまい」、自立訓練事業所など。

 ビルは6階建て。1階にサポートネット北見の事務所など、2階に一般の市民も利用できるてんてこまい、3、4階は障害者が生活しながら24時間対応の介護を受けられる「ケアホーム幸」、5、6階は北見赤十字病院の入院患者の家族などの宿泊施設として利用する。

 開所式には約50人が出席。鈴木理事長が「期待に応えるため、いろいろな事業を進めたい」とあいさつし、テープカットで施設の完成を祝った。

 開所を祝い、同法人は15日、北見市の特別養護老人ホーム北寿園を慰問し、琉球民謡の前川琥峰さんらの演奏も行った。

北海道新聞-(05/16 16:00)

障害者らのネット閲覧支援…高松のソフト会社

2013年05月17日 01時30分47秒 | 障害者の自立
 高松市のソフトウエア開発「フェロー」は、インターネットサイトの文字の大きさや色を閲覧者が自在に変えられる自社ソフト「UD大文字ん。」に、高齢者らの文字入力を支援する機能を追加した。

 視覚・色覚障害者の閲覧を助けようと開発・改良を進めてきた古市努会長(56)は「障害の有無や年齢に関係なく使いやすいユニバーサルデザイン(UD)を、ネットの世界で一歩進められた」と話している。

 このソフトは、サイトの開設者側がサーバーなどに用意。閲覧者は、機能をまとめたパレットを画面上に呼び出し、文字を大きくしたり、文章の行間を広げたりできる。

 文字と背景の色を白と青、青と黄などの組み合わせに変える機能もある。特定の色を識別しにくい色覚障害が、自分の見やすい配色を選ぶことが可能だ。

 ボランティアで障害者支援を続けてきた古市会長が「サイトが見づらい」との声に応えて2004年に開発。これまでに高松市など約100の自治体や公共施設に導入されてきた。

 追加した新機能は、画面上のひらがなをクリックし、文字入力する「ソフトキーボード」。銀行のATM(現金自動預け払い機)の画面のように、かなが50音順に並ぶ。通常のキーボードに対し「ローマ字入力が面倒」「ひらがなを探しにくい」といった不満を抱く高齢者のために、県から100万円の助成を受けて開発した。

 古市会長は「今回の改良を契機に、サイトのUD化が遅れている一般企業への売り込みも進めたい」としている。

(2013年5月16日 読売新聞)

障害者働く「カフェ デ ソル」オープン1カ月、地域へ根差した憩いの場に/南足柄

2013年05月17日 01時27分51秒 | 障害者の自立
 知的障害者の自立支援を目的とした南足柄市和田河原のカフェ「カフェ デ ソル」がオープン1カ月を迎えた。農薬を使わずに栽培した米や野菜を使ったメニューをそろえ、少しずつリピーターが増えている。地元商店との連携を図り、地域に根差した憩いの場として定着を目指している。

 障害者の就労支援や介護事業などに携わる社会福祉法人「足柄緑の会コスモス学園」が運営。知的障害者に社会参加の機会を提供しようと、伊豆箱根鉄道大雄山線和田河原駅に隣接した空き店舗を借りて4月にカフェをオープンした。

 ゆったりと過ごしてもらいたいと、約100平方メートルの広々とした店内に設けた席は30席。調理は同学園の職員が担当し、4人の障害者が交代で注文を受けたり料理を運んだりしている。

 別の場所で水耕栽培で育てたレタスやサヤエンドウ、タマネギなどを使ったサラダやスープのほか、地元パン屋の食パンを使ったトーストや奈良県の知的障害施設で作られたハンバーグなどがメニューに並ぶ。

 付近の男性が毎週のようにランチタイムに訪れたり、会社員が仕事帰りに立ち寄って一服したりするなど、少しずつ常連客が増えているという。

 カフェで働く湯山友季美さん(28)は「最初は緊張したけれど、今は自然体。お客さんに気持ち良く過ごしてもらえるように、笑顔で接客したい」と意欲的だ。福岡新司園長は「地域の人との接点が増えるように、メニューなどを充実させたい」と今後を見据えていた。

 営業時間は平日午前7時半~午後6時半。営業終了後の団体の貸し切りも可能という。問い合わせは、同カフェ電話0465(46)8850。

47NEWS-2013年5月16日

4障害者事業所が定期市…酒田

2013年05月17日 01時23分57秒 | 障害者の自立
 酒田市の4つの障害者就労事業所が、事業所で作った木工品や菓子などを販売するため、同市あきほ町の日本海総合病院の敷地内で定期市を始めた。4事業所でつくる「あきほ直売所運営協議会」の池田幸機会長は「障害者が地域に溶け込むきっかけになれば」と期待を寄せている。

 開催場所の地名にちなんだ「あきほ市」は、10月末までの火、木曜日に開かれる。市内の事業所が市役所などで数日間のバザーを開くことはあったが、同じ場所で定期的に商品を販売するのは初めてという。

 定期市では、クッキーやコロッケなどのほか、朝採りの山菜なども扱う。入荷した野菜もスーパーより3割ほど安く販売する。池田会長は「売れるものを販売することで、作業員のやる気にもつながる」と話す。野菜はいずれ、事業所で生産する予定という。

 初日の14日、野菜などの販売を担当した阿部茂樹さん(40)は「これからは毎週販売できるのでうれしい」と笑顔。バナナなどを購入した遊佐町吹浦、建築業大場由喜さん(65)は「病院帰りに寄れるのでありがたい。いろいろな人と交流できるのもいい」と話していた。

 池田会長は「しっかり利益を確保し、市を常設できるようにしたい」と意気込んでいる。


多くの買い物客が訪れた「あきほ市」(14日、酒田市あきほ町で)

(2013年5月16日 読売新聞)

視覚障害者の杖を挟んだまま一駅…西武新宿線

2013年05月17日 01時20分40秒 | 障害者の自立
 西武新宿線・西武柳沢駅(東京都西東京市保谷町3)で15日午前8時35分頃、上り普通電車が、視覚に障害がある40歳代の会社員男性の白杖はくじょうをドアに挟んだまま次の駅まで走行した。

 車掌は発車直後、ホームにいた別の乗客から「何かが挟まっている」と指摘されたが、確認をしなかった。けが人はなかったが、西武鉄道は「本来は緊急停止し、確認作業を行うべきだった」としている。

 同社によると、男性は発車メロディーが鳴った後に乗り込もうとしたが、白杖の先端がドアに挟まったため、すぐに手を離し、ホームの端から一歩下がったという。車掌は目視で安全確認をしたが、ホーム上の乗客が多かったことなどから、白杖に気付かないまま、運転士に発車合図を出した。

 電車が走り出した後、ホームにいた客が車掌に「ドアに異物が挟まっている」と指摘。次の駅で確認作業を行ったところ、車内や同駅ホーム手前の線路で、破損した白杖が見つかった。

 車両のドアは、直径2センチ以上の異物が挟まった際に検知できるようになっているが、白杖の直径は1センチだった。

 異物が挟まった場合、判断は車掌に任されているが、今回のケースでは、白杖がホーム上の客に接触したり、男性が転倒したり電車と接触したりする恐れがあった。同社は「安全対策の再徹底を図り、再発防止に努める」としている。

(2013年5月16日10時21分 読売新聞)