ゴエモンのつぶやき

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障害者就職が最多1091件   昨年度

2013年05月17日 01時18分53秒 | 障害者の自立
 栃木労働局は15日、県内のハローワークを通じて就職した障害者が、2012年度は前年度比20・3%増の1091件に上り、4年連続で過去最高を更新したと発表した。一定の障害者雇用を義務づける「法定雇用率」が今年4月に引き上げられ、これを前に、民間企業の求人が増加したのが要因とみられる。同局は「企業の障害者雇用に対する理解が進んだのでは」と分析している。

 障害種別では、身体障害者419件(前年度比16・7%増)、精神障害者393件(同比25・6%増)、知的障害者244件(同比10・4%増)などで全ての障害種別で増えた。なかでも精神障害者の雇用が大幅に増えて、03年度と比べると約13倍になった。

 就職先を産業別で見ると、製造業223件、医療・福祉160件、卸売・小売業151件の順だった。医療・福祉は、高齢化の進展で介護施設での補助業務などのニーズが高まり、前年度の4位から2位に順位を伸ばした。

 一方、新規求職申込件数に対して就職できた件数の割合を示す就職率は48・3%で、前年度比0・6ポイント減にとどまった。全国平均の42・2%は上回っているものの、2年連続の減少傾向で、障害者の求職意識の高まりに対応できるほど十分な求人がない実態も浮かんだ。

 同局は法定雇用率の引き上げに伴い、小規模事業所への働きかけを強めるなどして、就職率の向上に取り組む方針。同局は「障害者のニーズや特性に合った仕事の掘り起こしをしたい」と話している。



(2013年5月16日 読売新聞)

ディズニーで優先的にアトラクションに乗るため障害者を雇う闇サービスが人気!? 海外の声「ホントに不快」

2013年05月17日 01時13分55秒 | 障害者の自立
アメリカ・フロリダに位置する世界最大のアミューズメントリゾート「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」(以下ディズニー・ワールド)。その夢と魔法の国で、とんでもない過ごし方をする人々が現れ、現在多くの人の反感を買っている。

人々の怒りを買うその過ごし方とは、障害者を雇って、長蛇の列を避けるというものである。これは「Dream Tours Florida」という会社が提供しているサービスであり、申し込めば障害者の人が家族のふりをしながら同伴してくれる仕組みである。
 
・富裕層に人気の闇サービス
それでは、なぜ障害者を雇う必要があるのだろうか? なぜならディズニー・ワールドでは、障害者は最大6人までの同伴者と共に、優先ゲートを利用できるようになっているからだ。

「Dream Tours Florida」が案内しているこの闇サービスは1時間130ドル(約1万3000円)、1日8時間コースで1040ドル(約10万7000円)という価格設定になっており、アメリカ・マンハッタンに住むお金持ちの間で人気のようである。そしてこのサービスを利用したある家族の母親は、その感想について以下のように話している。
 
「私の娘が、『イッツ・ア・スモールワールド』(アトラクションの名前)に乗るのに待った時間は1分なのに対し、他の子どもたちは2時間半も待たなければなりませんでした。このツアーガイドなしには、もうディズニーには行けませんよ。これが、1%の人たちがおこなっているディズニーの楽しみ方です!」
 
鼻高々にこう語っていたというこの母親は、夫、5歳の娘、1歳の息子、そして家族を装うスクーターに乗った障害者と共にディズニー・ワールドに入園。するとアトラクションに行くごとに通常の入口とは違う優先ゲートに案内されたそうだ。
 
・海外ネットユーザー怒り爆発
この闇のサービスが海外ニュースサイトで報じられるとネットユーザーたちからは非難の嵐。「ホントに不快」、「この世の中には恥というものを知らない人が本当にいるのね」、「これは明らかに間違っている」など同サービスを批判するコメントが、次から次へと寄せられている。

ディズニーがゲスト(利用者)に向けた思いやりの精神を、逆手に取った今回の闇ビジネス。彼らにはディズニーの生みの親「ウォルト・ディズニー」が、一体何のためにディズニー・ワールドを作ったのかをいま一度考えてほしいものだ。

ロケットニュース24-4時間前