2016年に本県で開催を予定する第16回全国障害者スポーツ大会の県準備委員会(委員長・田村幸八県障がい者社会参加推進センター長、委員36人)は31日、盛岡市内で第4回会合を開き、手話や選手団サポートを含むボランティア約5千人の養成を盛り込んだ準備運営計画を了承した。本年度から本格始動し、関係団体や県民らが一丸となった受け入れを目指す。
委員28人が出席。県が障害者団体などと調整してまとめた計画案を示した。大会のボランティアは、手話や要約筆記を行う「情報支援」600人、来県から離県まで参加選手らを介助・誘導する「選手団サポート」800人、会場での案内などを担う「大会運営」3500人が必要と見込まれる。
選手団サポートボランティアは、県内の大学や専門学校などに協力を依頼する。大会運営ボランティアは大会に先駆け開かれる国体と連動した人材確保も視野に広く県民から募り、15年から研修を行う。
岩手日報-(2013/06/01)