ゴエモンのつぶやき

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新卒・障害者の積極採用を 知事ら、県経営者協へ要請書

2013年06月12日 01時21分27秒 | 障害者の自立

 県と県教育委員会、厚生労働省新潟労働局は10日、県内約300事業所でつくる県経営者協会に対し、新卒者や障害者の積極的な採用や、仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を求める要請を行った。

 泉田裕彦知事と高井盛雄・県教育長、大崎真一郎・新潟労働局長が新潟市中央区の第四銀行本店を訪れ、同協会の並木富士雄会長(第四銀行頭取)に要請書を手渡した。

 泉田知事は内閣府が10日発表した1~3月の国内総生産(GDP)が上方修正されたことに触れ、「経済のルールが変わってきている。企業のためにも人に対する投資を」と求めた。

 生活との調和については「自分の時間を持てる働き方ができることは、魅力ある地域づくりにもつながる」と述べた。

 並木会長は「雇用、採用は社会的責任と認識している。要請の趣旨を会員企業に周知し、内容に沿った対応ができるよう働き掛けたい」と答えた。

 県、県教育委員会、新潟労働局は今後、県商工会議所連合会と県中小企業団体中央会、県商工会連合会にも同様の要請をする。


県経営者協会の会長(右)に要請書を手渡す泉田裕彦知事=10日、新潟市中央区

新潟日報- 2013/06/11 09:23








視覚障害者:広がる「音」の選挙公報 23道府県が発行

2013年06月12日 01時18分56秒 | 障害者の自立
 視覚障害者のため、候補者の政見などを音声化できるコードが付いた選挙公報の利用が、今夏の参院選で拡大する見通しだ。都道府県の依頼で音声化に取り組む社会福祉法人「日本盲人会連合」(東京都新宿区)によると、今回発行するのは23道府県で、2010年の前回参院選より4県増えた。発行部数は選挙区用で8倍、比例用で1・6倍になる。同連合は「視力が落ちた高齢者らも広く活用してほしい」と呼びかけている。

 音声コード付き選挙公報は、視覚障害者が選挙の基本情報を得られるよう希望者に郵送などで配布する。点字版は全都道府県が発行しているが、点字が読めない人向けに導入が進められている。

 日本盲人会連合が作製する公報はA4判の冊子。約800字の情報を記録する2センチ四方の音声コードが各ページに印刷されている。市販されている専用の再生装置にかざすと、政党・政治団体の名称や候補者名、主要政策などが音声で再生される。弱視の有権者のため、通常より大きな文字も印刷されている。

 前回の参院選で発行したのは大阪、和歌山、広島など19道府県。今回は福島、石川、鳥取、福岡の4県が新たに導入した。

 選挙区用と比例用があり、選挙区用は前回の4県から16道県に増加。発行部数は計2100部になる。比例も前回の19道府県から22道府県に増えて計2500部になる。

 身体障害者手帳を持つ視覚障害者は11年度末で全国に約37万人。弱視の障害者は100万人以上とされるが、日本盲人会連合によると、点字を読める障害者は全体の1〜2割程度という。同連合の大橋由昌(よしまさ)情報部長は「選挙に関心があるのに、障害のせいで情報が得られないのは問題。情報のバリアフリー化が必要だ」と話している。

毎日新聞 2013年06月11日 15時19分

障害者へ虐待 認定59件

2013年06月12日 01時15分12秒 | 障害者の自立
 昨年10月に障害者虐待防止法が施行されてから半年間で、県内で障害者への虐待と認定されたのは59件に上ることが県のまとめでわかった。家族などの養護者による虐待が49件を占め、身体的虐待が多かった。

 法施行に伴い、県が件数をまとめた。今年3月末までに、市町村の障害者虐待防止センターと県障害者権利擁護センターに「虐待が起きている」と通報があったのは190件。うち、県や市町村による調査で59件を虐待と認定した。

 養護者による虐待のほかは、障害者福祉施設の職員など施設従事者による虐待が5件。雇用主などによる虐待が5件だった。

 59件の内容(1人に複数事案あり)を調べたところ、たたく、蹴るなどの身体的虐待が29件で最も多かった。次いで、日常生活に必要なお金を渡さないなどの経済的虐待が14件。食事を十分に与えないなどネグレクト(養護放棄)が12件、ののしるなどの心理的虐待が10件、性的虐待が5件だった。

 県障害福祉課は「養護者が一人で抱え込まない環境をつくりたい。養護者らには、ストレスを一人で抱え込まないで相談してほしい」としている。

 虐待が疑われる場合は各市町村の障害者虐待防止センターか県障害者権利擁護センター(043・223・1020)へ。

(2013年6月11日 読売新聞)

群馬県職員採用に障害者枠

2013年06月12日 01時13分02秒 | 障害者の自立
 群馬県は10日、今年度の職員採用試験(2014年4月入庁)から障害者枠を設け、採用試験も別途実施する方針を明らかにした。

 障害者枠は県教委の教員採用試験では既に行われているが、知事部局では初めて。同日の県議会障がい者・子育て対策特別委員会で、萩本勝美人事課長が明らかにした。

 障害者枠の試験日は、従来の採用試験とは別日程になる見込み。採用人数や受験資格など詳細な募集要項は、県人事委員会と協議して近く決定するという。

 従来の県職員の採用試験では、障害者は健常者と区別なく、同一の試験を受験してきた。県人事課によると、受験資格を満たした障害者は、希望すれば従来通り一般の採用試験も受験できるという。

 障害者枠の新設は、障害者雇用促進法に基づき、県に課せられた障害者の法定雇用率が今年度、2・1%から2・3%に引き上げられるなど、国の障害者雇用拡大施策に呼応した措置。県では今年度の重点施策の一つに障害者雇用の促進を掲げ、労働政策課内に障害者就労サポートセンターを設置したり、初めて知的障害者を非常勤嘱託職員として雇用したりしている。

(2013年6月11日 読売新聞)

チャリティーコンサート:数々の名曲を演奏 障害者も招待−−港 /東京

2013年06月12日 01時10分26秒 | 障害者の自立
 クラシック音楽家を支援するNPO「クウォーター・グッド・オフィス」(四分一勝理事長)が主催するチャリティーコンサート「オペラティックガラ こうもりを4分の1だけ」(毎日新聞社など後援)が8日、港区のサントリーホールで開かれた。今回で開催25年目で、来場者は国内外の著名演奏家の歌や演奏を楽しんだ。

 「こうもり」は、貴族たちの恋愛の駆け引きをつづったワルツ王ヨハン・シュトラウスの最高傑作。この日は全体の約4分の1にあたる第2幕の華やかな仮面舞踏会の場面が上演された後、モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」からアンコールの賛美歌「アメイジング・グレイス」まで数々の名曲が演奏された。

 コンサートは「障害を持つ人と健常者の共生」がテーマで、盲導犬を伴った障害者も招待された。荒川区から来た視覚障害者の高沢節子さんは「好きな曲ばかり。すてきな歌や演奏に、震えるような感動を味わった」と満足そうに話した。

毎日新聞 2013年06月11日 地方版