ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

精神障害者の運賃割引要望 県連絡会議、県バス協に

2013年06月23日 02時09分07秒 | 障害者の自立
 精神障害者への公共交通機関の運賃割引運動に取り組む県連絡会議実行委(斎藤大地代表)は21日、県バス協会(加盟54事業者)に1979人分の署名を手渡し、路線バスの運賃割引を要望した。

 斎藤代表は「バスの定期代がかさめば将来に向けた人生設計がままならない。他の障害の人と同じように手帳で割引してほしい」と要望した。

 県内で身体、知的障害者のバス運賃は割引されるが、精神障害者の割引はほとんど行われていない。高橋専務理事は「趣旨は十分に理解した。加盟各社に伝えたい」と答えた。 実行委によると、県内で精神障害者の手帳を持つ人は約6300人。27、28の両日には岩手県北バスと県交通に割引を要望する。

岩手日報- (2013/06/22)

精神障害者専門の訪問看護ステーションを設立

2013年06月23日 02時01分07秒 | 障害者の自立
 鳥取市の看護師の女性2人が、精神障害者専門の訪問看護ステーションを市内で立ち上げた。県東部では初めて。長い精神科勤務の経験を土台に、入院が長期化しがちな患者の退院や退院後の暮らしをサポートする。2人は「患者さんの人生を豊かなものに」と張り切っている。

 「やらなかったらきっと後悔すると、思い切った」。訪問看護ステーション「結(ゆい)」を立ち上げた所長の小林美加さんと副所長の枡田京子さんは話す。市内の精神科がある医療機関で、小林さんは13年、枡田さんは22年働き、退職前は同じ勤務先だった。

 設立はある研修会がきっかけ。島根県出雲圏域の精神障害者の退院や生活支援に関わる看護師と知り合った。2011年秋、勤め先の有志でその支援の状況を視察した。

 「とにかく衝撃を受けた」と2人。「自分たちなら退院や地域生活はできないだろうと思う症状の患者もすんなり退院の対象だった」(小林さん)。それを受け止められるだけの関係機関の充実した支援ネットワークもあった。「病院は患者さんの悪い時期を治療して安定させる場であって、一生を送る場ではない。あるべき姿はこれだと思った」と枡田さんは振り返る。

 2人は精神障害者専門の訪問看護ステーション設立を決意。出雲市はもちろん、岡山、大阪など、先駆者らのステーションの視察を重ねて準備し、ことし4月に「結」を鳥取市的場2丁目に構えた。退院支援から退院後の支援体制の構築、地域生活の代行ではない、あくまでも自立した生活を送るための指導やサポートを訪問して行う。

 長年の経験で精神科患者の病状悪化のサインや緊急対応の必要性の有無などを見極め、医療や行政の関係機関と連携して患者を引き継ぐ。「相談することがハードルになってはいけない」と相談は無料にした。家族は異変を感じてもどうしていいか分からず、家族以外に話すべきではないと思っているうちに悪化したケースも見てきたためだ。

 「本人の力を引き出し、足りない部分を補える訪問看護をしていきたい」と小林さん。自分たちがネットワークのパーツの一つになることで支援強化の輪が広がり、長期入院患者が退院してやってみたいと思う夢を一つずつかなえていく-。それが2人の目標だ。


訪問先の女性と外出する(右から)小林さんと枡田さん。自立した人生のために必要なサポートを探る=鳥取市内

日本海新聞- 2013年06月22日

障害者が販路開拓へ野菜市

2013年06月23日 01時56分42秒 | 障害者の自立
 福山市内の障害者支援施設で、農業の取り組みが広がっている。収入アップとともに、土に触れて野菜の成長を見守る喜びが、生きがいにつながる効果も期待されている。29日には、販路拡大を目指す6施設が産直市を開く。

 同市神辺町の「あかつき」は今春、ビニールハウス6棟でホウレンソウとコマツナの栽培を始めた。これまでの食品や雑貨の袋詰め作業は年々、単価も受注量も減少している。芦田義知所長(57)は「障害者が高齢になれば入所施設も必要になる。収入増が必要」と栽培の理由を話す。

 新涯町の「絆の家」も1月、シイタケ作りをスタート。収穫の喜びが利用者の前向きな気持ちや生きがいにつながっているという。

 6施設は障害者の就労支援などに取り組む一般社団法人トータルライフサポートふくやま(加茂町)の提案を受け、1年前から畑を見学し合いながら農法や作業を工夫してきた。課題は販路の開拓。道の駅やスーパーに卸しているが、営業を担う職員が限られ、なかなか広がらないのが現実だ。そこで産直市開催を思い立ったという。

 29日は午前9時から業務雑貨などを扱う同市東深津町のモダン・プロ福山店で開く。障害者たちがトマトやジャガイモ、タマネギなど約20種を100円均一で販売。各施設のチラシを配りPRする。トータルライフサポートふくやま=電話050(3386)6219。


【写真説明】野菜を手に打ち合わせる各施設の職員

中国新聞- "13/6/22

障害者も災害備えて、60人が研修会参加/秦野

2013年06月23日 01時51分14秒 | 障害者の自立
 視覚障害者や点訳ボランティアに対し、災害時に役立つ生活の知恵を伝授する防災研修会が21日、秦野市緑町の市保健福祉センターで開かれた。身の回りにある物を使った手軽な調理法や簡易トイレの作り方などを体験。非常食を食べながら障害者が抱える災害時の不安などを語り合い、必要な備えとは何かを考えた。

 市点訳赤十字奉仕団(吉田千津子委員長)の主催で、障害者ら約60人が受講した。

 市内を拠点に女性の視点を生かした防災活動に取り組むボランティアグループ「なでしこ防災ネット」の吉田トシ子代表が講演。家具の転倒を防ぐ工夫や災害用伝言ダイヤルの利用方法などを紹介した。

 参加者はポリ袋に米やニンジン、ゴボウ、水を入れてゆでる非常食の調理法を体験。段ボールとポリ袋を使った簡易トイレ作りはコンテスト形式で行われ、座面のふたに取っ手を付けるなどアイデアを班ごとに競った。

 避難所に設置される間仕切りも紹介。視覚障害者は手で確認しながら、わずか2平方メートルの狭い空間に「これで寝るのは大変」と実感していた。

 調理した非常食を食べながらの懇談では、参加者から「独り暮らしなので不安」といった声が上がった。防災ネットのメンバーらは「隣近所との関係をしっかり築き、民生委員にも障害の状況などをあらかじめ伝えておいて」と呼び掛けていた。

 市視力障害者協会会長の中山孝彦さん(69)は「避難所では食事などの重要な情報が紙で張り出されたりする。視覚障害者10+ 件にも情報が伝わるようにしてほしい」と話していた。


避難所用の間仕切りも設置され、スペースの狭さを実感する参加者ら=秦野市保健福祉センター

カナロコ(神奈川新聞)-2013年6月22日

障害者も災害備えて、60人が研修会参加/秦野

2013年06月23日 01時51分14秒 | 障害者の自立
 視覚障害者や点訳ボランティアに対し、災害時に役立つ生活の知恵を伝授する防災研修会が21日、秦野市緑町の市保健福祉センターで開かれた。身の回りにある物を使った手軽な調理法や簡易トイレの作り方などを体験。非常食を食べながら障害者が抱える災害時の不安などを語り合い、必要な備えとは何かを考えた。

 市点訳赤十字奉仕団(吉田千津子委員長)の主催で、障害者ら約60人が受講した。

 市内を拠点に女性の視点を生かした防災活動に取り組むボランティアグループ「なでしこ防災ネット」の吉田トシ子代表が講演。家具の転倒を防ぐ工夫や災害用伝言ダイヤルの利用方法などを紹介した。

 参加者はポリ袋に米やニンジン、ゴボウ、水を入れてゆでる非常食の調理法を体験。段ボールとポリ袋を使った簡易トイレ作りはコンテスト形式で行われ、座面のふたに取っ手を付けるなどアイデアを班ごとに競った。

 避難所に設置される間仕切りも紹介。視覚障害者は手で確認しながら、わずか2平方メートルの狭い空間に「これで寝るのは大変」と実感していた。

 調理した非常食を食べながらの懇談では、参加者から「独り暮らしなので不安」といった声が上がった。防災ネットのメンバーらは「隣近所との関係をしっかり築き、民生委員にも障害の状況などをあらかじめ伝えておいて」と呼び掛けていた。

 市視力障害者協会会長の中山孝彦さん(69)は「避難所では食事などの重要な情報が紙で張り出されたりする。視覚障害者10+ 件にも情報が伝わるようにしてほしい」と話していた。


避難所用の間仕切りも設置され、スペースの狭さを実感する参加者ら=秦野市保健福祉センター

カナロコ(神奈川新聞)-2013年6月22日