ゴエモンのつぶやき

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「障害者の工賃倍増」 所得向上めざし議連立ち上げへ

2013年06月25日 01時17分34秒 | 障害者の自立
 福祉施設で木工製品や食品などを作る障害者の工賃(賃金)を引き上げ、経済的な自立を促そうと、超党派の国会議員が25日、議員連盟を発足させる。平成23年度末までに工賃を倍増するとした国の計画は11%増にとどまるなど掛け声倒れに終わっており、議連はNPO法人や社会福祉法人と連携し、障害者の雇用促進と生活保障に関する議員立法を目指す。

 議連の名称は「障がい者の自立のために所得向上をめざす議員連盟(障がい者所得倍増議連)」。自民党の鴨下一郎衆院議員(64)が会長を務め、国会議員約50人が参加する。

 障害者の雇用を取り巻く環境は厳しい。国は19年度初めに、平均工賃を5年で倍増させる「工賃倍増5か年計画」を施行した。だが、不況による製品の販売不振などで、最終的な平均工賃は月1万3586円とわずか1300円の増加(11%増)にとどまった。

 議連が連携を検討するNPO法人の一つで、障害者の雇用を支援している「AlonAlon」(千葉県いすみ市)の理事長、那部(なべ)智史さん(44)は「日当に換算すると660円程度。約7万~9万円の障害年金をあわせても10万円に満たない生活費で、障害者が自立できるのか」と疑問を投げかける。

 議連の発起人を務める民主党の藤末(ふじすえ)健三参院議員(49)は「工賃による月収を10万円まで高め、障害年金とあわせた生活費を約20万円に拡大したい」と意気込んでいる。

MSN産経ニュース- 2013.6.24 21:44

障害者の就労考える 岐阜市で集会、100人が意見交換

2013年06月25日 01時10分35秒 | 障害者の自立
 岐阜市橋本町のハートフルスクエアーGで22、23の両日、「障害のある人たちの卒後を考える交流集会」が開かれた。全国の障害者や保護者、支援団体の関係者ら約100人が、学校卒業後の地域生活や就労の課題、支援策を話し合った。

 岐阜市のNPO法人障害者自立センターつっかいぼう(吉田朱美理事長)などでつくる実行委員会が開いた。

 ハンディキャップを持つ労働者の割合が3割以上の「社会的事業所」づくりを促すため、支援の法制化を求める運動を展開しているNPO法人共同連(名古屋市)の斎藤縣三事務局長が「どうなる障害者の仕事、くらし、そして共生」と題して講演。その後、地域生活と就労の各分科会に分かれて、当事者が意見を交わした。

 就労の分科会では県内の保護者が「生活介護の施設に通ってハンガーを作っているが、月1000円しかもらえない。近くに就労継続支援事業所もない」と悩みを吐露。参加者からは「障害者が特性を生かして働ける場はなかなかない。自分たちでつくる努力が必要」との意見が出された。斎藤さんも「NPO団体をつくり、役所に清掃の仕事を請け負わせてほしいと働き掛けるのも一案」と同調した。


障害者の就労について意見交換した分科会=岐阜市橋本町、ハートフルスクエアーG

岐阜新聞-2013年06月24日09:21

「携帯壊した」知的障害者に言いがかり 男を逮捕

2013年06月25日 01時07分00秒 | 障害者の自立
 携帯電話を壊したと言いがかりをつけて現金をだまし取ったとして清水署は23日、詐欺の疑いで富士市生まれ、住所不定、無職の男(42)を逮捕した。
 逮捕容疑は5月4日午前、静岡市清水区のJR清水駅で、知的障害がある同区内の30代の男性に「おまえにぶつかって携帯を落とし、壊れた」と言いがかりをつけた。男性から連絡を受けて駆け付けた60代の父親に壊れた電話を見せ、「携帯を買い換えなければならない。弁償しろ」と要求し、現金4万円をだまし取った疑い。
 同署によると、男は「携帯電話が壊れたのは事実」と容疑を否認しているという。
 県中部や東部では昨年以降、同様の被害が相次ぎ、警察に7件ほど相談が寄せられている。同署は関連を調べている。

保護者ら安堵の声 障害者狙う詐欺事件
 知的障害者に言いがかりを付け、現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで男が逮捕されたことを受けて24日、同様の被害に遭った県東部の障害者の親や、障害者が利用する施設からは安堵(あんど)の声が聞かれた。
 長泉町のJR御殿場線の電車内で5月、20代の長男が男から携帯電話が壊れたと言われ、4万円を支払った同町の母親(45)は「安心した。男が怖くてトラブルを避けたいとの思いで支払った。これで同じような被害が出ないと思うとホッとする」と胸をなで下ろした。
 3人の利用者が計約25万円の被害に遭った沼津市の知的障害者支援施設「あまぎ学園」の石井昌明施設長は「よかった。利用者が新たな被害に遭わないか心配していた」と話した。

静岡新聞社-(2013/6/24 14:23)


障害者リハC再編整備で基本設計を近く公示  群馬県

2013年06月25日 01時02分49秒 | 障害者の自立
 県立障害者リハビリテーションセンターの再編整備で、所管する県障害政策課から設計および建設工事の入札手続きなどを受託している県建築住宅課は本年度、簡易公募型プロポーザル方式で基本設計を委託する。募集要項が近く公示される予定。参加表明書の提出は7月上旬、技術提案書の提出は7月下旬、ヒアリングは8月上旬といったスケジュールとなりそう。公募条件の1つには、病院や特別養護老人ホームなどの施設の設計実績を求める考え。
 
 伊勢崎市波志江町にある県立障害者リハビリテーションセンターは、旧身体障害者福祉法に基づく身体障害者更生援護施設として開設。当時は民間参入を促す先導的施設で、その後の法改正により2011年4月に障害者自立支援法の施設へ移行したものの、施設の老朽化が著しいことから入所者生活環境の改善が必要となっている。また、障害福祉制度の改正によってサービス対象範囲が拡大し、さまざまな障害に応じた適切な支援が求められていることから再編整備計画が浮上。5月には、県障害政策課が再編整備にかかる基本計画を策定したところ。
 今回委託する基本設計は新棟の建設、既存施設の改修のほか、敷地の利用計画も含めた再編整備全体に関わる業務内容で、本年度の当初予算には基本設計費に2000万円を計上している。また、埋蔵文化財調査委託費4000万円、既存施設にある浴室更衣室の改修およびトイレ増設工事費1570万円をそれぞれ計上。浴室更衣室の改修とトイレの増設についてはすでに指名通知済みで、きょう25日に開札される。基本設計に続く実施設計は原則、基本設計業務を取りまとめる設計事務所が引き続き作成する形となり、現段階では来年度となる見通し。
 建設予定地が市街化調整区域のため、伊勢崎市との開発協議や農地転用が必要となる。また、建設予定地内を走る市道の廃止または付け替えの可能性があるため、基本設計を進める段階で、これらも同時に検討していく考え。
 県障害政策課が先月策定した基本計画によれば、再編整備は現有施設に隣接する県有地へ新棟を建設するとともに、生活支援部居住棟の改修や新棟建設により利用しなくなる現有施設の解体工事を見込んでおり、概算事業費には21億3718万円を試算。内訳は工事費が19億4858万円、委託費が1億4660万円、備品費が4200万円となっている。
 新棟建設の想定面積は約3900㎡、外構工事の想定面積は約5000㎡、改修面積は約2560㎡でそれぞれ計画。新棟の具体的な形状および建設位置については、基本設計の中で詰める。
 今後のスケジュールだが、本年度を第1期計画、14~15年度を第2期計画、16年度を第3期計画、17年度以降を第4期計画と位置付け。本年度は生活支援部居住棟の機械浴更衣室の改修・増築と訓練棟のトイレ増設といった緊急改修を実施するほか、新棟建設に先立つ基本設計を委託。また、新棟建設予定地の埋蔵文化財調査(約5000㎡)を実施する。
 14年度は生活支援部居住棟の改修に向けた実施設計、新棟建設に向けた実施設計を委託し、15年度に新棟の建設工事に着手する。両方の実施設計費には概算で7500万円を試算しており、新棟建設費には13億7800万円、設備費には8000万円、備品費には4200万円をそれぞれ算出している。
 16年度は生活支援部居住棟を改修工事を行うほか、新棟周辺の駐車場整備や植栽、構内道路整備などの外構工事を実施。生活支援部居住棟の改修は4人部屋から2人部屋への改修、老朽化した設備の改修などに約3億720万円を想定。外構工事には約7888万円を見込む。
 17年度以降に実施する解体工事は◇診療所棟◇管理棟◇厨房◇総合訓練棟◇訓練棟-を新棟建設後に解体。さらに、地域の民間施設への移行を推進する◇就労支援部居住棟◇作業棟◇機械棟)◇自立支援部作業棟-は移行後に解体する。概算事業費は9680万円を試算している。

「群馬建設新聞」の2013年6月25日付

コロンビアで障害者支援 理学療法士が帰国 徳島

2013年06月25日 00時58分43秒 | 障害者の自立
 南米コロンビアで知的障害者らの作業を2年間にわたって支援し、3月に郷里の鳴門市に帰国した中田伊知子さん。「皆さんがおせっかいなほど気にかけてくれて戸惑ったぐらい。
充実した体験を今後に生かしたい」

 理学療法士。勤務先の横浜市内の病院を辞し、国際協力機構の青年海外協力隊として2011年3月に現地に赴いた。障害児らが再生紙を手すきで作ったりノートやしおりなどを開発したりする活動を支援。これを使って、低コストで文房具をデザインする方法の導入にも協力した。

 現地のホームステイでは、夜は治安が悪く、移動はタクシーに頼った。体調を崩して入院もした。しかし、「陽気で優しい人が多く、任期を全うできた」と話す。「最初は麻薬やゲリラの印象が強く、心配したけど、私の『第2の故郷』になった」

 7月17日午後2時から徳島市の阿波観光ホテル(088・622・5161)で「ラテン音楽と珈琲(こーひー)の国」と題して体験を話す。お茶付き1千円。

朝日新聞-2013年6月24日