ゴエモンのつぶやき

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障害者らによる劇団「じゆう劇場」 練習に熱

2014年04月13日 02時04分19秒 | 障害者の自立
 障害者らによる劇団「じゆう劇場」が、ことし開催される「あいサポートアートとっとりフェスタ」で作品上演する。鳥の劇場(中島諒人主宰)がプロデュース。県内全域から団員の障害者やサポート役のボランティアらが鳥取市鹿野町の同劇場に集い、稽古に熱を入れている。

 じゆう劇場は、表現する楽しさや作品を作り上げる達成感を得て障害者の社会参加を促がそうと昨年8月に発足。公募で集まった10~60代の障害者10人の劇団員、ボランティアや鳥の劇場団員らが、11月のフェスタクライマックスイベントでの上演を目指して練習に励んでいる。

 演目は、思い通りにならない現実の中で助け合って生きる意味を知るまでを描いたチェーホフの「三人姉妹」。中島さんが原作の世界を壊さないように再構成した台本に沿って、全4幕で上演する。

日本海新聞 2014年4月12日

「障害者を差別する言葉使わないで」

2014年04月13日 01時57分45秒 | 障害者の自立
スペシャルオリンピックス委員会 法律に今も残る障害者差別用語も改正へ

統一部(省に相当)が作成した訓令(上級行政機関が下級機関に対し下す命令)には、北朝鮮に近い統一展望台(京畿道坡州市)立ち入り禁止対象者として「精神病者」と書かれている。医療界では「精神病者(日本では精神障害者、以下同じ)」が「精神疾患者」と名称変更されて久しい。特に「精神分裂病(統合失調症)」は、弦楽器の弦を調律すれば良い音が出ることと関連付け、「脳の神経網を調節すればいい」という意味から「調弦病」と名称変更されたのにもかかわらず、今だに「精神病者」と表記されている。

 中央選挙管理委員会所管の国民投票法第59条では「『盲人(視覚障害者)』など自分で票に記入できない投票人は、家族など2人を同伴して投票時に援助を受けられる」とされている。盲人は「めくらの人」を意味する言葉で、一般的には既に「視覚障害者」と呼ぶことが定着しているのにもかかわらず、条文に残っている。

 「精神病者」「盲人」「不具者(身体障害者)」など障害者をさげすみ、差別するような法律用語の改正が推進されることになった。韓国スペシャルオリンピックス委員会(羅卿ウォン〈ナ・ギョンウォン〉委員長)は11日、障害者を差別する法律用語改正のための業務協約を法制処(省庁の一つ)と結んだ。羅委員長は「『びっこ(足に障害がある人)』など障害をさげすんだ呼称は既にかなりなくなっているが、法律上では障害者を差別する言葉がまだ残っている。こうした用語を見つけ、別の用語に置き換えるため法制処と共同作業を行うことになった」と語った。

 スペシャルオリンピックス委員会が法律事務所「キム・アンド・チャン」社会貢献委員会に依頼し、障害者を差別する法律用語を調査したところ、「障害者」「精神病者」「不具者」などの表現は57法令・83行政規則で使用されていることが分かった。「精神病者」という言葉は4法令・行政規則などで使われており、「盲人」は4件、「不具者」は1件、「てんかん病者」1件、「障害者」75件、「心神喪失」27件、「心神微弱(心神耗弱)」12件、「精神薄弱(知的障害)」6件などだった。


キム・ドンソプ保健福祉専門記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2014/04/12 11:00

福岡市役所カフェ開店2年、障害者支援順調

2014年04月13日 01時51分22秒 | 障害者の自立
 福岡市役所1階で障害を持った人たちが働く「ユニバーサルカフェ」が、市役所を訪れる人たちに好評だ。開店から2年間で、働いた障害者の半数が新たな就職を決めるなど、障害者の就労支援の場としての役割も果たしている。

 「コーヒーお待たせしました」。知的障害を持ち、難病を患う従業員の一人、同市東区の岩田加奈さん(25)が笑顔で接客した。岩田さんは、高校卒業後、飲食店などで働いたが、急に体調を崩して休むことに周囲の理解が得られず、長続きしなかった。その後、障害者の就労支援施設に通い、カフェで働き始めた。

 現在はクッキーを袋詰めにしたり、接客したりしている。客に「頑張っているね」「おいしかったよ」などと声をかけられるのが励みという。調理師や栄養士の資格も取りたいと勉強にも励んでいる。

雇用の半数新たな就職先に

 ユニバーサルカフェは、九州最大の繁華街にある市役所のロビーを有効活用しようと、ロビーが改装された2012年4月に開店。市が障害者を雇用することを条件に事業者を公募し、障害者施設を運営する社会福祉法人「野の花学園」(大野城市)と高速道路のサービスエリアや飲食店を運営する「西日本パブリック」(福岡市)がカフェを共同運営している。市は、ロビー使用料として年間200万円を得ている。

 開店後、ロビー改装前の約4倍の年間356万人がロビーを利用。カフェには、コーヒーなど飲み物のほか、うどんやサンドイッチの軽食もあり、障害者が作ったクッキーも人気という。

 現在は知的障害や精神障害を持つ7人と健常者4人が働き、障害者の支援員も毎日勤務する。これまで雇用した障害者10人のうち5人は、飲食業やアパレル業などに就職が決まった。カフェでの経験が自信になり、新たな就職へ結びついているという。

 店長で西日本パブリック社員の小川浩太郎さん(36)は「最初は話すのが苦手だった従業員も笑顔で接客するようになる。障害を持った人が次に進むステップにもなっている。この取り組みができてよかった」と話している。

2014年04月12日 10時57分 読売新聞

聴覚障害者の活用拡大へ 宝塚市消防本部、PRビデオ作製 /兵庫

2014年04月13日 01時42分40秒 | 障害者の自立
 ◇手話交え仕組み、操作法説明

 宝塚市消防本部は、音声での119番通報が難しい人たち向けに携帯電話からメールで通報できる「Web119災害通報システム」の登録者を増やそうと、広報ビデオを製作した。簡単な操作で外出先からでも通報できるため、同消防本部は「聴覚や言葉の障害のある人にぜひ活用してほしい」としている。【粟飯原浩】

 Web119は、同消防本部内にある「宝塚市・川西市・猪名川町消防指令センター」で運用。3市町の住民で、音声での通報が難しい人が利用登録できる。携帯やスマートフォンから通報メールを送ると、自宅か外出先か、救急か火事かなどの情報を携帯などの画面上でのやりとりを通じて知らせることができる。GPS機能を備えた端末なら、消防側は通報者のいる場所を特定できる。

 2011年4月から運用を始めたが、登録者は3市町で8人(10日現在)にとどまるなど十分なPRができていなかった。実際に使われたケースでは従来のファクス通報に比べ、詳しい情報がより早く得られたという。

 ビデオは、脚本、出演、撮影とも同消防本部や同市の職員が担当。約4分の映像には手話通訳もあり、仕組みや操作法を詳しく説明している。

 同消防本部は、ビデオをDVDにして3市町の福祉団体などに配布し、近く無料動画サイトのユーチューブでも配信する予定。問い合わせは宝塚市・川西市・猪名川町消防指令センター(ファクス0797・73・0199、電話77・0119)。

毎日新聞 2014年04月12日 〔阪神版〕

糸賀一雄生誕100周年記念展始まる 県立図書館

2014年04月13日 01時35分48秒 | 障害者の自立
 「障害者福祉の父」と呼ばれた鳥取市出身の教育者・糸賀一雄(1914~68年)の生誕100周年を記念し、鳥取県立図書館で11日から記念展が始まった。障害者福祉の実践の場となった滋賀県の社会福祉法人などが所蔵する貴重な資料70点を展示している。

 糸賀は、戦災孤児や知的障害児の療育施設「近江学園」を滋賀県に設立し、国の福祉制度構築にも尽力。展示は糸賀の功績や思想を顕彰し、次代に伝えようと企画された。

 糸賀が通った鳥取二中(現鳥取東高)の卒業アルバムや親友から贈られた聖書など、生い立ちを伝える資料も展示。近江学園設立に至った経緯などをまとめた代表作「この子らを世の光に」の直筆原稿も並ぶ。

 同図書館の網浜聖子郷土資料課長は「糸賀の思想や実践は古びることはない。鳥取で生まれ育った糸賀のことを知っていただき、共生社会の実現に思いを寄せてほしい」と話していた。


糸賀の直筆原稿など貴重な資料が並ぶ会場=11日、鳥取市の県立図書館

2014年4月12日 日本海新聞