ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

農業で障害者の就労支援 一関で事業所が開所

2014年04月24日 01時34分07秒 | 障害者の自立
 一関市川崎町の一般社団法人やさいサラダ(葛西信一代表理事)は、同市川崎町門崎に就労継続支援事業所を開設し、23日現地で開所式を行った。障害者を雇用し、農作業などを通して一般就労や社会参加を支援する。

 事業所名は法人名と同じ「やさいサラダ」で、旧門崎保育園の施設を一関市から借用した。事務室や訓練・作業室などがある。

 定員10人で現在は9人が利用する。地元で野菜の生産販売などを手掛けるかさい農産(葛西亮介社長)から受託した農作業に従事するほか、各種の実習や訓練、相談なども行い、一般就労に必要な知識や能力を高める。

 同法人は、かさい農産が中心となり今年1月に設立。同農産はこれまで、障害者の雇用や実習受け入れを進めてきた経験がある。名称には「野菜サラダのようにそれぞれの個性を認め、生かし合う」という意味が込められ、葛西代表理事(81)は「自然体で明るく楽しい職場にしていきたい」と意気込む。


【写真=「やさいサラダ」の開所を祝う関係者】

(2014/04/23) 岩手日報

もしもの時どう逃げる?障害者との避難について

2014年04月24日 01時27分13秒 | 障害者の自立
NPO法人みやぎセルプ協働受注センターは、宮城県沿岸部にある障害者福祉事業所の職員らが、東日本大震災で被災した時の体験をまとめたホームページ「3.11震災の記憶『あの日、私たちは戦っていました』」を、4月14日に開設した。

平成23年3月11日に起きた東日本大震災。復興が少しずつ進む中、震災の記憶が薄れつつある。また当センターには、県外から震災時の対応について、質問を受けることが多いという。そこで今回、震災の記憶を残しておこうと、18人の体験集をまとめた。

被災職員たちの貴重な生の声
地震はいつ襲ってくるものか分からない。石巻市の「こころ・さをり」の職員は、調理実習の片付け中に被災した。医療措置の必要な利用者が出てくる中、無事に移動できたのは震災後5日目だという。避難中は、薬不足とトイレの利用に困ったことが書かれている。

多賀城市の「さくらんぼ」の職員は、100人以上が避難する歩道橋の上で、利用者と共に一夜を過ごした。避難所では、水不足、薬不足に困ったという。被災した経験から、施設近辺の土地勘と、冷静に対応できる心の備えが必要だと綴られている。

体験集をまとめた当センターでは、今後に役立ててほしいとしている。

2014-04-23 17:00 けあNews

何とかならあ:神戸「寅さんのパン屋」頑張り続けて20年

2014年04月24日 01時20分04秒 | 障害者の自立
 阪神大震災(1995年)の被災地を舞台とした渥美清さん(96年死去)主演の映画「男はつらいよ 寅次郎紅の花」で、寅さんが震災ボランティアに励むパン屋のモデルとなった障害者共働作業所「くららべーかりー」(神戸市長田区)が今月、開店20年を迎えた。26日には「お祝い会」が開かれ、映画関係者も出席。幾多の難局を乗り越えた歩みは震災20年を迎える街の復興とも重なり、希望を失わない「寅さん精神」が店や地域に息づいている。

 知的障害の長女を育てる石倉泰三さん(61)、悦子さん夫婦が障害者5人と94年4月、JR新長田駅北側の山吉市場で開店。9カ月後、震災で半壊したが「早くパンを焼こう」と障害者に励まされ、約1カ月後に再開した。

 寅さんシリーズ48作目で最終作となった「寅次郎紅の花」は、地域住民らが山田洋次監督に働きかけてロケを誘致。悦子さんが書いた「明るく頑張っています」という手紙が決め手になり、「イシクラベーカリー」として登場した。夫婦を漫才師の宮川大助・花子さんが演じ、95年12月に公開。翌年8月に亡くなった渥美さんの遺作となった。山田監督は手紙や電話などで夫婦と交流を続ける。

 山吉市場は復興の区画整理で取り壊され98年、長田区三番町2に移転。一時は存続の危機もあったが、2011年に生活介護施設も備えた多機能型事業所に移行して利用者を増やし、補助金を得て乗り切った。

 泰三さんは困難にぶつかる度に「寅さんならどうするだろう」と考えた。「くよくよすんなよ。何とかならあ」という声が聞こえる気がしたという。

 電動車椅子で店に通い、販売を担当する山本聖一さん(35)は重度障害をもち、市営住宅に1人で暮らす。震災翌年に母を、4年前に父も亡くし、姉夫婦宅に身を寄せていたが、泰三さんらの支援で自立。「好きな時間に寝られるし、楽しい」とほほ笑む。

 パンは、地元の保育所や小学校、老人ホームなどでも販売している。26日のお祝い会には松竹関係者も出席予定。山田監督は欠席だが「長年のご苦労に心からの称賛を贈ります。20周年おめでとう。これからも頑張れ」と直筆のはがきが届いている。泰三さんは「人を思いやり、一緒に頑張ろうと励ます寅さん精神は、今も被災地に生き続けている」と話す。

毎日新聞 2014年04月22日 14時29分

手話通訳:市外派遣違憲訴訟 高松市長「和解の方針」 /香川

2014年04月24日 01時17分10秒 | 障害者の自立
 高松市が市外への手話通訳派遣を認めなかったのは、知る権利を保障する憲法21条などに反するとして、市内の聴覚障害者で会社員の池川洋子さん(42)が手話通訳派遣申請の却下処分取り消しと損害賠償(慰謝料)を求めた訴訟で、高松地裁が和解勧告したことについて、同市の大西秀人市長は22日、「基本的には和解する方向で検討していきたい」との考えを示した。

 同日の市長定例記者会見で質問に答えた。

 池川さんは2012年2月に高松地裁に提訴。市は争う姿勢を見せていたが、厚生労働省が市外への派遣を認める通知を示したことなどを受け、今月から派遣区域を県内に拡大。市長が必要と認める場合は県外派遣できるようにした。

 21日にあった訴訟の口頭弁論で、高松地裁は和解を勧告。和解に向けた協議が始まることが決まっていた。また原告側は同日、「誠実に運用してもらえれば和解を受け入れたい」との意向を明らかにしていた。

毎日新聞 2014年04月23日 地方版

手話通訳:市外派遣違憲訴訟 高松市長「和解の方針」 /香川

2014年04月24日 01時13分17秒 | 障害者の自立
 高松市が市外への手話通訳派遣を認めなかったのは、知る権利を保障する憲法21条などに反するとして、市内の聴覚障害者で会社員の池川洋子さん(42)が手話通訳派遣申請の却下処分取り消しと損害賠償(慰謝料)を求めた訴訟で、高松地裁が和解勧告したことについて、同市の大西秀人市長は22日、「基本的には和解する方向で検討していきたい」との考えを示した。

 同日の市長定例記者会見で質問に答えた。

 池川さんは2012年2月に高松地裁に提訴。市は争う姿勢を見せていたが、厚生労働省が市外への派遣を認める通知を示したことなどを受け、今月から派遣区域を県内に拡大。市長が必要と認める場合は県外派遣できるようにした。

 21日にあった訴訟の口頭弁論で、高松地裁は和解を勧告。和解に向けた協議が始まることが決まっていた。また原告側は同日、「誠実に運用してもらえれば和解を受け入れたい」との意向を明らかにしていた。

毎日新聞 2014年04月23日 地方版