ゴエモンのつぶやき

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:「処分後も暴言続く」 知的障害者施設、職員ら都に通告 /東京

2014年04月17日 02時02分44秒 | 障害者の自立
 入所者への虐待で都から新規利用者の受け入れ停止の処分を受けた知的障害者入所施設「たんぽぽ」(西東京市、社会福祉法人田無の会運営)で、処分後も施設幹部による入所者への暴言などが続いているとする新たな通告が15日、都に寄せられた。一方、同法人側の代理人は、都を相手取り、受け入れ停止処分の取り消しを求めて東京地裁に提訴したことを明らかにした。

 都などによると、通告は職員8人と元入所者の家族、元職員らからあった。入所者が入浴中にもかかわらず、施設幹部が浴槽の栓を抜いた▽職員に手を出した入所者に「お前、この野郎、外だったらボコボコにするぞ」などと詰め寄った▽入所者を「てめえ」と怒鳴って小突いた−−などの内容で、「問題解決が長引く中で障害者が置き去りにされている」と訴えている。

 これに対し、法人側代理人の弁護士は「通告の件は聞いていないが、法廷で一連の主張を明らかにする。処分で指摘された行為は虐待とは言えず、誤った処分で不利益を被った」とコメント。提訴は3月17日付といい、一方の都は「訴状を見た上で対応を決める」としている。

毎日新聞 2014年04月16日 地方版

タンデム自転車:新潟で解禁 視覚障害者も試乗

2014年04月17日 01時47分54秒 | 障害者の自立
 サドルとペダルが二つずつ備わった2人乗り用の「タンデム自転車」が今月から、新潟県内の一般道を走行できるようになった。県道路交通法施行細則が改正されたため。タンデム自転車は、長野県軽井沢町などの観光地でレジャー用として人気だが、視覚障害者にとってもサイクリングを楽しむことができる貴重な乗り物だ。解禁を受けて新潟市内で試乗会が開かれ、中途失明者らが自転車で風を切る喜びを感じた。【真野敏幸】

 タンデム自転車は、一部の県を除き都道府県公安委員会の同法施行細則によって一般道での走行が禁止されている。このため、県視覚障害者福祉協会などが「自転車を通じて視覚障害者の社会参加を進めたい」と約3年前から県公安委に規則改正を要望していた。こうした声を受けて慎重姿勢を見せていた県公安委も、既に解禁している長野や兵庫などで重大事故が発生していないことなどを勘案し、解禁することを決めた。解禁は全国で8県目。

 これを受けて、視覚障害者に自転車で走る面白さを体験してもらおうと、自転車愛好者団体「自転車のまち新潟の会」(新潟市)が同市中央区の信濃川堤防緑地「やすらぎ堤」で開催した試乗会には、視覚障害者ら約30人が参加、サイクリングを体験した。

 15歳で緑内障を発症し、39歳で失明した同市東区の上林洋子さん(68)は、一緒にやってきた盲導犬が心配そうに見守る中、タンデム自転車に乗り、やすらぎ堤を走り抜けた。上林さんは「目が悪くなって家に引きこもりがちだったのが、盲導犬と出会ったことで人生が変わった。自転車に乗れた今日は、それと同じくらいすてきだった。生きててよかった」と喜びをかみしめた。また、生まれつき弱視で、15年前に完全失明した同区の岩崎深雪さん(69)は「まともに自転車に乗ったのは中学校以来。怖いより楽しさが勝った。何度でも乗りたい」と笑顔を見せた。

 同協会の松永秀夫理事長(70)は「目が見えなくても自転車に乗れるということを広めたい」と話した。試乗会を企画した同会の涌井秀行さん(54)は「タンデム自転車は視覚障害者だけでなく、夫婦や友人で乗るなどさまざまな可能性がある。今後も定期的にイベントを開きたい」と語った。

 現在、県内では、同市中央区古町通の自転車屋「カミフル・サイクルステーション」で、タンデム自転車の有料レンタルを行っている。問い合わせは同店(025・311・5459)。


タンデム自転車を楽しむ視覚障害者の女性(中央)=新潟市中央区のやすらぎ堤で2014年4月5日午後2時19分

毎日新聞 2014年04月16日 18時55分

27日に視覚障害者の集い 久留米市北野町で、参加者を募集 [福岡県]

2014年04月17日 01時44分14秒 | 障害者の自立
 筑後地区と近隣の視覚障害者やその家族が集い、食事などを楽しむ「筑後いきいきサロン」が27日、久留米市北野町の北野温泉ぽっかぽかの湯で開かれる。午前11時半に小郡市の市総合保健福祉センターあすてらすに集合。参加費3千円。参加者を募集している。

 日本網膜色素変性症協会福岡県支部の佐々木光徳さんが、治療法や生活の質を向上させるための情報交換を目的に設立した。7、10月にも会合を開く予定。視野が狭くなり、暗闇で目が見えにくくなる網膜色素変性症やその他の視覚障害者と家族が対象。佐々木さんは「同じ病気で悩み苦しんでいる人たちにぜひ足を運んでほしい」と話している。

=2014/04/16付 西日本新聞朝刊=

個人情報紛失1895人分 諏訪圏域障害者支援センター

2014年04月17日 01時04分09秒 | 障害者の自立
 諏訪地域6市町村の障害者の相談業務を行う諏訪圏域障害者総合支援センター(長野県諏訪市)が、個人情報を記録したハードディスク(HD)を紛失した問題で、センターを管轄する諏訪市は14日、HDには全利用者に当たる1895人分(重複分を除く)の個人名や相談内容などの情報が入っていたことを明らかにした。市は誤って廃棄した可能性が高いとし、「現状で(個人情報の)流出や不正利用は確認していない」としている。

 市によると、紛失したのは情報のバックアップ用に使っていた外付けHD1台。2003年にセンターを開設して以来の相談者の氏名や生年月日、住所、電話番号、障害者本人の名前、障害の種類と程度、相談内容などを記録したファイルを収めてあった。ファイルを開くには4桁の暗証番号が必要という。

 HDはパソコン台に付いている鍵のない引き出しに保管。4月9日に月1回の情報更新作業を行おうとして紛失に気付いた。市は、3月28日にセンター内で机の配置換えや清掃をしており、不要になったパソコンのコードなどとともに廃棄した可能性が高いとしている。

 市側は14日、市議会全員協議会で紛失の経緯などを説明した。山田勝文市長は「最終的な管理責任は市にあり、利用者におわびする。信頼回復に全力で努める」と陳謝した。

2014/04/15 17:55 【信濃毎日新聞】

「発達障害考える会」設立へ・上越

2014年04月17日 00時42分42秒 | 障害者の自立
高田ロータリークラブ、6月にも

 同クラブによると、県内のロータリークラブが、こうした会を設立するのは、初めてという。5月に設立準備会を開いて発起人を募り、6月末ごろに設立総会を開く予定。

 昨年夏以降、同クラブの社会奉仕委員会のメンバーを中心に3回の勉強会を開き、専門家を招いた一般向けの講演会を開催してきた。子どもの発達障害に悩む親の声がクラブに寄せられ、市内の雇用者らの関心も高くなっていることから、設立を思い立った。

 社会奉仕委員会の大島誠委員長は「企業や行政、大学などに会の参加を呼び掛けていく。発達障害に地域を挙げて継続的に取り組みたい」と話す。

 同クラブが市内で11日開いた講演会では、日本発達障害ネットワーク(東京)理事長で精神科医の市川宏伸さん(69)が治療法や就労支援をテーマに解説。市民ら約350人が耳を傾けた。

 市川さんは、発達障害者の就労後の配慮として、「同僚や上司の理解と、本人の特性を生かせる職場の選択ができるようにすることが重要」と指摘した。

 市内の団体職員の男性(55)は「発達障害を理解している人はまだ多くないと感じる。社会で取り組まなくてはいけない問題だとあらためて考えさせられた」と話した。


高田ロータリークラブ主催の講演会で発達障害者への支援や理解の必要性を訴える市川宏伸さん=上越市下門前

新潟日報 【地域】 2014/04/16 16:38