ゴエモンのつぶやき

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障害者が働きやすいスーパー…千葉

2014年04月15日 01時53分45秒 | 障害者の自立
 障害者の総合支援を行うNPO法人「ぽぴあ」(千葉県袖ケ浦市)が運営するスーパー「C&Cスーパーのぞみ野マルシェ」(同市のぞみ野)が、備品を工夫し、障害者が働きやすい環境を整えるなど、県から「障害者にやさしい取り組み」と評価され、今年3月に認定書が授与された。

 同法人の関口幸一理事長(66)は「障害者が主役で働く店。より多くの人が来店したいと思えるような魅力ある店にしたい」と意気込む。

 県内の障害者は、2012年度末現在で約24万2000人。県は昨年6月、事業者や民間団体などの「障害のある人へのやさしい取り組み」を紹介し、支援するために事例を募集した。128件の応募から、特に優れた取り組みとして同店など計10件が選ばれた。

 同法人は、障害がある子を持つ親たちが設立した。障害者の仕事は裏方ばかりのため、関口理事長らが「障害があっても仕事を楽しみ、誇りを持って働いてもらいたい」と、12年7月に同店を開業した。

 働いているのは同法人が運営する「就労継続支援A型事業所」に通う知的、精神障害を持つ23~66歳の男女20人。同事業所職員の支援を受けて、レジ、調理、商品陳列などを行う。

 障害者でもレジを担当できるように、客が画面を見て商品の値段を確認しながら支払う日本初の「対面式セミセルフレジ」を3台導入した。作業は商品の読み取りと袋詰めだけで済む。また、簡単な設定でフライを揚げられる機械を設置、注文を受けてからカツなどを揚げるサービスも人気だ。

 当初、客足が伸び悩み、客から心ない声も聞かれたが、口コミで広まり現在は1日約300人が訪れる。約2000種類の商品を扱い、売り上げは30万円ほどだ。

 同店で働く武藤昭二さん(45)は「レジでお客さんと直接やり取りできて、とてもやりがいがある」と笑顔をみせる。

 また、地域住民の交流の場として60席を用意、車椅子での利用や商品が飲食できるほか、集会スペースとしても貸し出す。

 近所の主婦喜多公江さん(70)は「『障害者が働いている』という意識はない。日々の買い物や井戸端会議で使うなど地域にとって不可欠な店」と語る。

 関口理事長は「地域に受け入れられ、第一歩としては成功したが、黒字化し、利益をもっと店員に還元することが課題」とする。今後は文具・事務用品の外商や移動販売なども行うという。

 同店は午前10時半~午後7時半まで。館山道姉崎袖ケ浦インターチェンジから車で10分。問い合わせは同店(0438・38・3764)へ。

(2014年4月14日 読売新聞)

障害者の芸術、情報紙で支援 京都の市民団体発行印刷用画面を開く

2014年04月15日 01時48分24秒 | 障害者の自立
 アートと障害者支援をテーマにした情報紙「VARIOUS TIMES(ヴァリアス タイムス)」を、京都市山科区の市民団体が発行した。地元で障害者の芸術支援に関わる人々を紹介し、アートが福祉で果たす役割を伝えている。

 発行したのは、福祉関係者らでつくる「VARIOUS CONNECTIONS(ヴァリアス コネクションズ)」。障害の有無にかかわらず楽しめるワークショップを演出し、障害のある人とない人をつなぐ活動をしている。

 初刊の3月号には、障害者とアーティスト、市民が一体となった舞台作品を企画する京都橘大現代ビジネス学部の小暮宣雄学部長のインタビュー記事などを掲載。人や地域のつながりから展開していくアートイベント「地続きプロジェクト」も紹介している。

 代表の成実憲一さん(43)は「多様性が尊重されるアートの世界は、障害のある人とない人がフラットに向き合える場でもある。情報紙を通じて、アートの持つ可能性を知ってもらいたい」と話す。

 春と秋の年2回発行する。山科区役所など公共施設などで配布している。ホームページからも閲覧できる。

 6月29日に同区の市東部文化会館で開かれる「こどもの文化フォーラム」ではアートイベントを行う。


アートと障害者支援をテーマにした情報紙「VARIOUS TIMES」(京都市中京区)

【 2014年04月14日 10時44分 】京都新聞

障害者就業をサポートする最新ハンドブック完成

2014年04月15日 01時14分12秒 | 障害者の自立
基礎知識などをまとめた最新入門書
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構がまとめた「平成26年度版 就業支援ハンドブック 障害者の就業支援に取り組む方のために」が完成、11日よりホームページでその内容が案内されているほか、購入・問い合わせも受け付けている。

このハンドブックは、障害者の雇用促進を進めるための就業支援入門書として、障害者職業総合センターに設置された作成委員会によってまとめられたもので、外部有識者、実践者らの意見も取り入れ、構成されている。

これから就業支援の知識や経験を深めようという人が読み進めやすいように工夫されているほか、実際の支援事例・実践に向けた支援ノウハウを豊富に収めた。

就業支援、雇用担当、関連する全ての人に有用
働く障害者の声や、障害構造の理解、障害特性と職業的課題、障害者雇用に関する制度の概要、さらには雇用する企業の視点なども詳しくまとめられており、各分野での障害者の就業サポートに携わり始めた人、これから携わろうとする人に役立つものであることはもちろん、障害者雇用に関わる全ての人に幅広く有用な知見を提供するものといえる。

なおこのハンドブック内では、「企業」と表記を統一しているが、雇用の場面は民間企業に限られるものではなく、地方公共団体や学校なども含めた広いものであり、この「企業」という表現は、障害者雇用の場全体を指す語として使用されている。

ハンドブックはA5判288ページ、1部1,782円(税込)での販売となっている。詳しくは下記該当案内ページで確認を。

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 「平成26年度版 就業支援ハンドブック 障害者の就業支援に取り組む方のために」 案内ページ
https://www.jeed.or.jp/disability/data/handbook/

障害者雇用インフォメーション 2014年4月14日 17:00 

高松市、障害者の就労支援強化/施設に発注4倍

2014年04月15日 01時09分13秒 | 障害者の自立
 高松市は本年度、障害者の就労支援策の強化に乗り出す。小規模作業所などの就労施設に物品・サービスを発注する目標金額を昨年度の4倍に拡大するほか、市中央商店街の空き店舗などで障害者を雇用する事業者への支援もスタートする予定。地域で働く場を広く提供し、障害者の自立を一層促進する考えだ。

 国は昨年4月、障害者就労施設から率先して物品などを調達する義務を自治体に課す「障害者優先調達推進法」を施行した。同法に基づき、市は2013年度の調達目標額を500万円に設定。ポスターやチラシの印刷、啓発ステッカーのデザイン業務を就労施設などに発注した。

 本年度は優先調達の取り組みを拡大し、調達目標額を13年度の約4倍となる2千万円に設定。市役所など公共施設内に喫茶スペースといった「就労訓練の場」を設けた上で、障害者施設に運営を委託する計画に加え、パンフレットの印刷などの発注を増やす方針。

 また、取り組みの実効性を高めるため、各課の物品取扱担当者を優先調達推進員に任命。障害者就労支援施設などが提供可能な物品やサービスに関する情報を共有するとともに、市主催のイベントなどで配る記念品やチラシ印刷について積極的に発注を進める。

 このほか、市中央商店街の空き店舗で障害者を雇用し、事業を展開する事業者を対象にした支援を開始。家賃や店舗の改装費用などの補助を計画するなど、障害者にとって多様な労働の場の確保を目指す。

2014/04/14 09:59 四国新聞

間もなく2年の福岡市役所カフェ、障害者支援進む

2014年04月15日 01時02分03秒 | 障害者の自立
間もなくオープン2年!利用者にも好評

社会福祉法人野の花学園が西日本パブリック株式会社と提携し、福岡市役所本庁舎の1階市民ロビーで共同運営している「UNIVERSAL CAFE」(ユニバーサルカフェ)が好評だ。オープンから間もなく2年を迎えるが、障害者雇用促進、一般就労に向けてのトレーニングを提供する場としても上手く機能している。

「ユニバーサルカフェ」は、福岡市役所がロビーをより市民に有効活用してもらい、賑わいのある情報発信拠点にしていこうと、2012年4月、大幅リニューアルを施した際にオープンした喫茶スペース。同市が障害者を雇用することを条件に事業者を公募して設けた。

健常者と障害者がともに働き、有機栽培のコーヒー豆を使った「こだわりのコーヒー」や、博多ならではの軽食・スイーツメニューを提供しているほか、福岡土産などの販売も行っている。カウンターに設けられたデジタルサイネージとタッチパネル式端末で、市の観光情報や最新情報を得ることができたり、子どもが遊べるキッズコーナーも併設されていたりと、利便性の高いスポットとなっている点も特徴だ。

ユニバーサルカフェ

新たな就職先へも結びつくカフェに
開店から市役所を訪れる多くの人に好評で、物品販売スペースで提供している、野の花学園・ワークショップたちばなの障害者による生産品やアレルギーをもつ子どもらのために製造したケーキやクッキーなどの菓子類も人気となっているという。

カフェでは、さまざまな障害をもつ人と健常者、障害者の支援員も毎日勤務し、9:00~18:00の営業時間で運営している。原則6カ月の雇用期間で多くの障害者に就労機会を提供しているほか、雇用期間における勤務成績などを考慮の上、一般雇用制度も実施。カフェの接客などを通じ、挨拶や礼儀作法、対人調整といったトレーニングを積み、働く自信をつけることで、新たな就職先を決めることにもつながっているという。実際にこれまでに雇用した障害者のうち、半数が民間への就職を決めたそうだ。

市役所を訪れる人々の憩いのスポットとして、障害者雇用促進、社会参加促進の場として、さらには次の就職ステップへとつながるきっかけの場として機能している「ユニバーサルカフェ」。理想的な取り組みとして注目される。

外部リンク

福岡市役所 ユニバーサルカフェ
http://www.city.fukuoka.lg.jp/shisetsu/lobby/

社会福祉法人野の花学園 ユニバーサルカフェ
http://www.nonohana.or.jp/fuyouSub1_cafe.html

西日本パブリック株式会社 ユニバーサルカフェ
http://wj-public.co.jp/works/universalcafe/index.html

Amazon.co.jp : ユニバーサルカフェ に関連する商品

障害者雇用インフォメーション 2014年4月14日 03:00