◇中央市民センター
「発達障害啓発週間」(4月2〜8日)にちなんだトークイベントが12日、中央区赤坂2の中央市民センターであった。
障害者の創作活動支援などに取り組む一般社団法人「Get in touch」(東京都)理事長の女優、東ちづるさんと毎日新聞論説委員、野沢和弘さんが登壇。イベントに参加した約200人を前に障害者がありのままでいられるような多様性のある社会づくりを呼びかけた。
トークのタイトルは「まぜこぜの社会をめざして」。野沢さんは重度の知的障害と自閉症を持つ長男(27)との暮らしを紹介しながら「『障害を乗り越えて』とよく言うが、なぜ乗り越えないといけないのか。個性に合った配慮が必要だ」と指摘した。東さんは同法人の活動を紹介し「理解や知識より、まず排除しないことが大事。障害をタブー視する心のバリアを越えるために、さまざまな人を巻き込める楽しくておしゃれなイベントなどをやっていきたい」と話した。
発達障害啓発週間は、国連が定める「世界自閉症啓発デー」の2日から1週間、自閉症など発達障害の理解を広げる活動が全国で展開された。
毎日新聞 2014年04月13日〔福岡都市圏版〕
「発達障害啓発週間」(4月2〜8日)にちなんだトークイベントが12日、中央区赤坂2の中央市民センターであった。
障害者の創作活動支援などに取り組む一般社団法人「Get in touch」(東京都)理事長の女優、東ちづるさんと毎日新聞論説委員、野沢和弘さんが登壇。イベントに参加した約200人を前に障害者がありのままでいられるような多様性のある社会づくりを呼びかけた。
トークのタイトルは「まぜこぜの社会をめざして」。野沢さんは重度の知的障害と自閉症を持つ長男(27)との暮らしを紹介しながら「『障害を乗り越えて』とよく言うが、なぜ乗り越えないといけないのか。個性に合った配慮が必要だ」と指摘した。東さんは同法人の活動を紹介し「理解や知識より、まず排除しないことが大事。障害をタブー視する心のバリアを越えるために、さまざまな人を巻き込める楽しくておしゃれなイベントなどをやっていきたい」と話した。
発達障害啓発週間は、国連が定める「世界自閉症啓発デー」の2日から1週間、自閉症など発達障害の理解を広げる活動が全国で展開された。
毎日新聞 2014年04月13日〔福岡都市圏版〕