ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者雇用で不当な賃金格差は勧告対象 厚労省研究会

2014年07月02日 02時04分06秒 | 障害者の自立
 厚生労働省の有識者研究会は、企業が障害者を雇用する際の差別禁止や、職場環境で配慮すべき内容を示した報告書をまとめた。企業が障害者であることを理由に賃金や昇進で不利な取り扱いをすることを禁じるとともに、職場でのスロープ・手すりの設置や音声ソフトの活用など障害の特性に応じた配慮の具体例を明記した。

 差別禁止や職場環境の配慮は、昨年成立した改正障害者雇用促進法で平成28年4月からの義務付けが決まっており、違反企業は指導や勧告の対象になる。厚労省は労使の意見も踏まえ、来年3月末までに指針を策定する予定。

 報告書では、障害者の賃金を不当に健常者より低くすることや、キャリアアップのための研修を受けさせないなどの行為が差別になると定義している。

2014.7.1 08:46 MSN産経ニュース

障害者育成会に20万円寄付/あなぶきパートナー

2014年07月02日 01時58分32秒 | 障害者の自立
 穴吹興産グループの「あなぶきパートナー」(高松市)は30日、知的障害者とその保護者でつくる県手をつなぐ育成会(伊藤光理事長)に20万円を寄付した。

 同社は障害者雇用を推進するため、2008年に設立。現在は知的障害者ら15人が清掃や印刷などの業務に携わっている。

 高松市中野町の四国新聞社であった贈呈式には、あなぶきパートナーの冨岡徹也社長と同育成会の高尾早苗理事、夏山成水さん、渡辺翔太さんらが出席。冨岡社長が「有意義に役立ててください」と高尾理事に目録を手渡した。

四国新聞 2014/07/01 09:39

大阪府の障害者工賃アップに向けて「お墓参り代行サービス」

2014年07月02日 01時52分21秒 | 障害者の自立
NPO法人チュラキューブプロジェクトの活動

障害者や学生、地域コミュニティ、高齢者などに起こった社会課題を解決するための、さまざまなプロジェクトを株式会社きびもくとNPO法人チュラキューブという2つの法人で連携しながらおこなっているNPO法人チュラキューブプロジェクト(大阪市中央区)。

6つの施設と提携した新事業

その中の障害者支援の事業を主とする「きびもく」が企画し、導入先を募集。社会福祉法人つながりなど高槻市、大阪市南部、堺市にある6つの障害者支援施設と連携し、2014年から本格的にスタートさせたユニークな事業がある。

それが「お墓参り代行サービス」だ。これはその名のとおり墓の掃除、花のお供え、お参りまでを家族の代わりにおこなうというもの。すでに民間業者が参入しているが年々このサービスの需要は増えているという。

このサービスが生まれた背景には高齢者が体力的に墓参りに行かれない、また子供世帯が地元から遠方に住んでいるなど墓参が難しいという社会事情がある。

障害者の丁寧な仕事ぶりがいきる

障害者が得意とする仕事のひとつである清掃をこのサービスとマッチングさせたのがこの企画である。実際このサービスをおこなっている事業者からは他者を気にせず、利用者のゆっくりだが丁寧に作業をおこなうスローワークには合っているのではという声も寄せられている。

就労継続支援B型事業所の工賃が低いことは全国的な課題だが、中でも全国最下位である大阪府の障害者工賃を、全国平均以上に引き上げることがこの新事業の大きな目的となっている。

2014年7月1日 16:00  障害者雇用インフォメーション

鳥取)虐待問題で改善報告書 社会福祉法人あすなろ会

2014年07月02日 01時47分41秒 | 障害者の自立
 障害者支援施設「松の聖母学園」(鳥取市)で職員2人が利用者の知的障害者を虐待していた問題で、運営している社会福祉法人「あすなろ会」(同、相沢英之理事長)が30日、求められていた改善報告書を県に提出した。

 報告書は、県が2013~14年を中心に虐待を繰り返していたと指摘した50代の男性副主幹について「利用者から恐れられる存在で、著しい暴言や威圧的行為が、恐怖や心理的外傷を与えていた」と虐待を認定。再発防止策として、コンプライアンス(法令順守)担当の職員を配置する▽虐待防止に関する窓口や連絡体制を整備する▽障害者施設に詳しい専門家を理事に迎える▽利用者の家族へのアンケートを定期的に実施する、などを挙げた。県が虐待と指摘した13件のうち、7件については詳細を確認したが、残る6件については「虐待と判断できる資料が不十分」として十分に確認できなかったとした。

 あすなろ会はこの日、虐待をしていたと確認できた男性副主幹と50代の女性嘱託職員を7月に処分する方針を明らかにした。

2014年7月1日03時00分 朝日新聞

高齢者に居場所を 沼津の事業所を一部開放 地元出身のIT企業・渡辺代表 /静岡

2014年07月02日 01時45分21秒 | 障害者の自立
 障害者や高齢者など就労困難者の雇用に取り組むIT企業「アイエスエフネットグループ」(東京都港区・渡辺幸義代表)は、沼津市西条町の沼津事業所の一部を7月1日から高齢者の居場所として開放すると発表した。渡辺代表は「居場所のないシニアが孤独だったり、徘徊(はいかい)したりするのは寂しい」と理由を説明した。

 午前8時〜10時半まで、事業所2階の健康レストラン「たくみ農園」約100平方メートルと4階のデイサービス室など約50平方メートルの2カ所を65歳以上の人に無料開放。雑誌を自由に読んでもらうほか、パズルやテレビゲーム、けん玉も用意する。飲み物も自由に飲める。

 沼津出身の渡辺代表は昨年10月、就労支援やデイサービスの複合事業所を沼津に設立。就労支援35人、雇用15人の計50人の障害者に働く機会を広げた。雇用者の5人は60歳以上だ。また「たくみ農園」のビュッフェ式ランチの料金を大人990円、60歳以上600円としたところ、客の約6割が60歳以上となり居場所のない高齢者が多いと実感。空き時間の施設開放を決めた。

 就労で沼津事業所が生きがいある居場所になった高齢者もいる。

 元商社員の沼津市下香貫の三浦滋三(しげみ)さん(71)は45歳ごろ網膜色素変性症と診断され、徐々に視力を失い65歳で失明した。4月に沼津事業所に採用され、現在は週1回、就労支援受講者を対象に講師を務める。三浦さんは「営業マンで話をするのが合っている。若い人に体験を話すことが生きがいとしてプラスになっている」と喜ぶ。

 渡辺代表は「高齢者の居場所作りは社会的貢献として取り組む。認知症予防や社会問題化している行方不明者対策にもつながるはず。それぞれの顔が分かる楽しい場所になれば」と期待している。

毎日新聞 2014年07月01日 地方版