ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者・高齢者に支援法を

2014年07月15日 10時37分57秒 | 障害者の自立
 罪に問われた障害者や認知症高齢者らの特性に配慮した取り調べや裁判、処遇の在り方を定めた新法「触法障害者・高齢者支援法」の制定を、累犯障害者の更生支援に取り組む社会福祉法人南高愛隣会(雲仙市)の前理事長で全国地域生活定着支援センター協議会の田島良昭代表理事が国に提言する。一貫した福祉的な支援を通じて更生と社会復帰を促し、再犯率の低下を図る。

 東京で13日に開かれた司法と福祉の連携を探るシンポジウムで明らかにした。法務省や厚労省に14日に提言書を出す。今後、関係省庁や日弁連、有識者による専門委員会を発足させ、障害者・高齢者・罪の範囲を議論するとともに、関係法の見直しを検討。3年後の立法化を目指す。

 提言書や同協議会によると、刑務所入所者の高齢化や認知症は年々増えている。新法は未成年の特性に配慮して刑法から切り離している少年法の仕組みを参考にする。

 具体的には、冤罪(えんざい)を防ぐため警察・検察の取り調べをすべて録音・録画(可視化)。裁判では、通訳的な役割を果たす助言・立会人や特別弁護人が付き添い、福祉的な鑑定や環境調整のための相談支援も積極的に活用する。

 刑務所では、障害判定や出所に向けた特別調整のほか、受け皿とのマッチングのための外部実習、早期の仮釈放、疾病治療のための刑の執行停止も可能にする。保護観察処分など施設に収容されない人は、福祉サービスの提供を受けながら社会での更生を目指す。捜査資料のうち福祉的な資料は引き継ぐようにする。

 同会は10年前に累犯障害者の更生支援を始め、厚労省の研究事業で刑務所を出た後に福祉につなぐ「出口支援」や検察捜査や裁判段階で福祉的なサービスにつなぐ「入り口支援」に取り組んできた。田島氏は「入り口から出口、そして社会の中までトータルで支援できる法律を、民間も支援するので政府の責任でつくってほしい」と呼び掛けている。

(2014年7月14日更新)長崎新聞



障害者の娘に湯かけた疑い 母親を逮捕「いらいらしてやった」

2014年07月15日 02時30分25秒 | 障害者の自立
 千葉県警市原署は14日、障害のある中学生の長女(14)に熱湯をかけてやけどを負わせたとして、傷害の疑いで無職の母親(37)=市原市玉前=を逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年1月19日夕、自宅浴室で一緒に入浴していた長女の背中に熱湯をかけて重いやけどを負わせた疑い。

 市原署によると、長女は両親と3人暮らし。知的障害があり、特別支援学級に通っていた。母親は「約束を守らないのでいらいらしてやった」と供述。父親は家にいたが気付かなかったという。

 長女は児童相談所に保護され、現在は社会福祉施設に入所している。(共同)

サンケイスポーツ 2014.7.14. 17:24

知的障害者サッカー世界大会「自分らしく」

2014年07月15日 02時26分35秒 | 障害者の自立
 サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会後の8月、同じブラジルで開催される知的障害者サッカーの世界選手権に県内から唯一出場する中津川市駒場、会社員下村憲成さん(19)の激励会が、市役所で開かれた。

 下村さんは小学校4年生からサッカーを始め、高校2年のときにはU―18代表に選ばれ、オランダで開かれた国際大会に出場した。同選手権は国際知的障害者スポーツ連盟が4年に一度、W杯の開催国で開いており、「もう一つのW杯」と呼ばれている。今回は、日本代表を含む16か国が参加し、8月13日から24日まで熱戦を展開する。

 青山節児市長の激励に対し、下村さんは「ボールキープには自信があり、自分らしいプレーができれば」と大会での健闘を誓っていた。

2014年07月14日 読売新聞

伊達で「ふれあい広場」、障害者への理解深める

2014年07月15日 02時22分27秒 | 障害者の自立
 伊達市ボランティア連絡会と伊達市社会福祉協議会主催の「ふれあい広場2014だて」が13日、松ヶ枝町のだて歴史の杜カルチャーセンター芝生広場で開かれ、来場者は体験企画などを通して障害者の社会参加とノーマライゼーションの推進に理解を深めた。

 市内の障害者支援、福祉、ボランティアの各団体が実行委員会を組織し、福祉施設利用者と地域住民の交流を広げる場として毎年開催。会場には手作り品の展示・販売など約30軒のテントが並び、開会と同時に大勢の市民を呼び込んだ。

 手話や点字、視覚障害の体験コーナーでは、子どもたちが興味を持ってチャレンジ。このほか、焼き鳥や焼きそば、かき氷の露店や輪投げ、射的で遊べる子ども広場、青空フリーマーケットなどもにぎわった。

 イベント終了後にはチャリティービアガーデンが開催され、ビールやジュースを手に親睦を深めていた。

【2014年7月14日(月)朝刊】室蘭民報

皇室:瑶子さまが自立大賞の授賞式に出席

2014年07月15日 02時19分36秒 | 障害者の自立
 三笠宮家の瑶子さまが13日、仙台市青葉区であった「第16回ありのまま自立大賞」の授賞式に出席した。障害を乗り越え自立して生活する障害者をたたえる賞で、今年は小児まひの後遺症と闘いながら障害者の権利向上に取り組む弁護士、東俊裕さん(61)が大賞を受賞した。瑶子さまは「これからも自分らしく、楽しく、笑顔でいられるよう過ごしてまいりましょう」とあいさつした。

 賞を主催する社会福祉法人「ありのまま舎」(仙台市)の総裁は、瑶子さまの父で2012年に亡くなられた寛仁親王殿下が務めていた。

毎日新聞 2014年07月13日 20時50分