ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

会社を障害者に合わせる

2014年07月08日 01時50分29秒 | 障害者の自立
 東京・西新宿の雑居ビルにある「まるみ名刺プリントセンター」には社長以下8人のスタッフのうち、知的・精神障害者が3人いる。

 社長の三鴨岐子さん(45)の考え方は実にシンプルだ。「採用したら、たまたま障害があっただけ。みな能力が高く、見習うところが多い人材です」

 窓口対応やレイアウト、印刷――。分け隔てなく仕事を任せている。「障害者手帳を持っているかどうかは、仕事の出来栄えと関係ない。好不調の波があるのは健常者も障害者も一緒です」と話す。

 睡眠障害に悩むなど、確かに体調に波が出やすい面はある。でも、それは人を会社に合わせるのではなく、会社を人に合わせることで解決できる。朝が得意な人は「早出」、そうでない人は「遅出」の勤務にし、遅刻も問題にしない。

 「みんな仕事がしたくてここにいる。遅刻には理由があるはず。周囲から『緩い会社』と思われようとも、従業員のやる気を信頼しています」と言い切る。

 名刺は企業から大量受注した方が効率が良いが、2008年のリーマン・ショックを境に、客層は個人商店や個人が多くなった。そこで、「小さな会社だからこそできるやり方」に活路を求めている。氏名や社名を入れ替えるだけで作成できる「ひな型」は持たない。その分、名刺で何を表現したいかを顧客にじっくり聞きながらデザインを決めていく。そんな丁寧な手法が好評だ。

 障害を持つ人を雇用するようになって8年。彼らが大きな戦力になるという実感を年々強めている。「なにしろ真面目。たとえば、こちらが仕事を先送りしようとしても、絶対許してくれませんから」と笑う。

 東京中小企業家同友会の理事も務めており、休日出勤も少なくない。多忙の合間を縫って、障害者雇用を実践する経営者として、月1回のペースで講演活動もこなす。

 「障害を持つ人と働くのは、特別なことでも大変なことでもありません。そのことを多くの経営者に知ってほしい」

【朝】楽しくヘルシー弁当作り

 子どもが3人いる。毎日午前5時に起き、給食のない高3の長男と中3の長女、自分の弁当を作る=写真=。

 実は、弁当作りは1年ほど前まで夫の仕事だった。長男の出産時から産後うつが続き、その後も自律神経のバランスが崩れたため、早起きできなかったからだ。ところが、その夫が単身赴任に。

 「最初はノルマでしかなかったのですが、続けているうちに、だんだん楽しくなってきた」という。レシピ本は参考にせず、すべて自己流。冷凍食品は一切使わず、ご飯には玄米を混ぜ、野菜をふんだんに使ったヘルシー弁当だ。高3の息子には少々物足りないようだが、中3の娘には大好評という。

 気づけばワクワクしながら翌朝の献立を考えている。「不思議と体調もよくなってきた」。弁当作りは、多忙な日々のリフレッシュタイムでもある。

【道具】歩きやすく営業成果アップ

 名刺の配達は、営業もかねて社長自ら行う。日中は外に出ることが多いため、靴にはこだわっている。

 5年ほど前から愛用しているのが、ニューバランス社のヒールがないタイプの靴=写真=だ。素材が柔らかくて爪先がゆったり。履き心地が抜群にいいという。

 爪の先端が皮膚に食い込む「巻き爪」で苦労してきた。無理をしてハイヒールを履いていた時期には、爪先を傷めて出血してしまうことも。「もう1軒ぐらい回れるけど、足が痛い」と泣く泣く営業を中断した経験もある。

 だが、この靴に出会いフットワークが断然軽くなった。「ヒールがないのに、おしゃれに見える」のも気に入っている。色違いを常時2足は用意し、1足がダメになったら、1足買い足す。「いくら歩いても疲れないので、営業の成果も上がっています」

みかも・みちこ

 1968年、埼玉県生まれ。桜美林大卒業後、91年からリース会社で約5年間勤務し、出産のため退職。96年、父親が起こした「まるみ名刺プリントセンター」に入社、2006年から社長を務める。

2014年07月07日 08時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

身体障害者枠:職員採用試験で初 来年度から藤岡市 /群馬

2014年07月08日 01時47分36秒 | 障害者の自立
 藤岡市は2015年度の職員採用試験で、初めて身体障害者枠を設ける。昨年度末に地方自治体の法定雇用率(2・3%)を下回ったため。一般事務で高卒(18〜32歳)と大卒(22〜32歳)いずれも若干名。身体障害者手帳の交付を受けている▽自分で通勤でき、介助者なしで職務遂行が可能▽介助者なしで10ポイント程度の活字による筆記試験と口頭による面接試験に対応できる−−が受験資格。1次試験は9月21日。問い合わせは市職員課(0274・22・1211)。

毎日新聞 2014年07月06日 地方版

地元食材使った「収穫のアイス」好評 障害者施設が感謝の1周年イベント

2014年07月08日 01時37分45秒 | 障害者の自立
 福知山市勅使の障害者就労支援施設・第2ふくちやま作業所で、地元食材を使った「収穫のアイス」の製造開始1周年を記念したイベントが6日に催され、多くの人が訪れた。

 収穫のアイスは、利用者らが栽培するサツマイモなどをアイスに生かそうと事業化。昨年6月に製造機を導入し、市内外のイベントでの販売を始めた。原材料の牛乳には丹後産を使用。取り組みに賛同する人たちから果物の提供を受けて種類を増やしてきた。いまはイベントでの販売のほか、駅前町の市民交流プラザ内の森カフェやコーナン福知山店内のこーなん産直館で常時販売し人気を集めている。

 1周年記念イベントでは、山崎産のモモや正明寺産のイチゴなどを使った「収穫のアイス」をはじめ、抹茶とミルクのアイスにあん、栗の甘露煮を乗せた限定の「収穫のパフェ」、イチゴとミルクのアイスにブルーベリージャムを添えた「ベリーベリーパフェ」などを販売した。

 子どもから大人まで大勢訪れて次々に買い求め、「口に入れるとミルクの香りが広がる」「地場産のフルーツが使われていておいしい」と、できたばかりのアイスを笑顔で味わっていた。

 収穫のアイスは、秋ごろにはクリ味も登場する。利用者たちが世話する畑でピーナツを栽培中で、収穫できればチョコナッツ味もつくりたいという。


写真=イベント限定のアイスもあり、次々に売れていた

両丹日日新聞2014年7月 7日のニュース

珍しい発達障害者への”3つ”の指導法

2014年07月08日 01時27分24秒 | 障害者の自立
夜の家庭教師、美女には無料で承っています! はい、セクハラですね、こんばんわ。

どうも、だいちゃん(∀)です。

あなたの周りに、どうやっても英単語を通常では有り得ないような間違い方をする人はいませんか?

たとえば、become(ビィカム)をbecause(ビコーズ)と読んだり、important(インポータント)をinteresting(インタレスティング)と読んだし、その逆だったり。比較的、長めの英単語の違いが分からない人が世の中には存在します。

私の家庭教師としての教え子にもそのような症状の子がいました。

インターネットでこういった症状について調べていると、一つの「発達障害」にたどり着きました。

その名前を「読字障害」(ディスレクシア)といいます。その名前の通り、文字を、特にアルファベットの形をしっかりと認識することが出来ません。

私の生徒は、アルファベットがぼやけて、一つの塊のように見えると言っていました。別に視力が悪いわけではなく。(むしろ視力はよかった)ウォルト・ディズニーなどもこの発達障害を持っていたと言われています。

さっそく、地元で一番大きな本屋に出向き、出版されている本で確認しようとしたところ、なかなか同じような症状についての本が見当たらない。

本屋の店員さんにコンピューターで検索してもらって、やっと2冊ほど本が出てきました。たったの2冊かよ……と落胆したものですw

何故、そのような本を探していたかといえば当然、生徒を指導する為です。私は読字障害(ディスレクシア)持ちの生徒を含めた「発達障害」を持った子を指導するのがまだまだ下手くそだと、自分を責める気持ちからの行動でした。

読字障害(ディスレクシア)持ちの子の指導法

正直に書きますと、その生徒は私の元から離れていきました。2年間ほど教えていたのですが、受験生になった冬頃、追い込み時期になって生徒が受験を諦めてしまいました。

当然、私の指導が力不足だったからでしょう。そんな私が発達障害を持った子の勉強方法について書くのは良くないことだと、ずっと自粛していました。本音のところ、『発達障害者』に勉強を強いるのって「虐待」じゃないの? – だいちゃん.com*1という気持ちもあったからです。

しかし、私のブログへの検索で「発達障害 勉強法」というようなワードで来る方が多いことがブログのアクセス解析から分かりました。

前置きが長くなってしまいましたが、少しだけ「読字障害」(ディスレクシア)を持った子に自分がやってみて有効だった勉強方法を紹介します。

【1】書いて、指でなぞらせて指導

目で見てダメなので、ひたすら英文を書かせ、アルファベットを机の上などを「指」でなぞらせて(私も指で机をなぞって、その動きを覚えさせるイメージ。文字の形は認識できなくても、指の動きは認識出来たので。)指や手の触覚から覚えるように指導しました。

正直、これで英語の長文を読むことが出来るようにはなりません。しかし、これでなんとかアルファベットを、英語を「書く」ことは出来るようになりました。

【2】アルファベットの形をしたブロックおもちゃで指導

アルファベットのブロック玩具を使って、アルファベットがどんな形をしているのか指導しました。

これも、手の触覚から覚えさせる為の指導です。

【3】ひたすら声に出して音読指導

読むのが無理なのだから、せめて、リスニングとトーキングくらいはある程度出来るように指導を心がけました。

ひたすら、私が教科書の英語文を読み、そのあとに日本語訳も同時に言って、生徒にも復唱するように指導しました。

私の生徒に関しては、音声からは覚えることが出来たので、この方法でリスニングとトーキングはある程度出来るようになりました。学校のテストなどでは、リスニングや日本語→英語訳の問題を中心に点数を取るように指導をして。

最後に

これらの方法で、なんとか英語を書くことと、言う、聞くことの指導には成功しました。しかしながら、英語の長文を読めるようにまで改善はしませんでした。「障害」なので当然といえば当然なのですが……。

しかし、高校や大学入試では英語の長文に高い配点を付けられています。私の教え子は「読字障害」だけでなく「学習障害」全般を抱えていたので、普通の学校への進学は無理です。通信制や特別養護学校などへの進学を検討してみて下さい、と最後に指導をしました。

正直、この記事が発達障害持った子供を抱える親御さんや指導者に役立つようには思えません。しかし、情報が何も無いよりはマシかもしれない。いや、私が罪の意識からただ書きたかっただけなのかもしれません。

一人でも多くの人に、何らかの役に立てばいいなぁ……。

だいちゃん(∀)

執筆: この記事はだいちゃんさんのブログ『だいちゃん.com』からご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2014年07月04日時点のものです。

障がい者雇用体験の参加企業を募集!(北海道)

2014年07月08日 01時23分05秒 | 障害者の自立
障がい者雇用をためらっている企業の参加を呼びかけ

北海道中小企業団体中央会では、北海道経済部の委託事業として『障がい者雇用促進サポーター事業』を実施すると発表し、「障がい者雇用体験」に参加する企業を募集している。

障がい者雇用の経験がない企業などを対象に、障がい者を短期間、雇用体験することで、事業主や従業員と障がい者が互いに理解を深め、雇用に対する不安や課題を解消させ、雇用につなげることを目的としている。

雇用体験期間中はサポーターが同行する

雇用体験の実施期間中は、事業所と障がい者の相互理解を深めるため「障がい者雇用促進サポーター」が職場に同行し、障がい特性を合わせた雇用管理などのアドバイスを行う。

また継続して障がい者を雇用する場合には、職場定着に向けて定期的に「障がい者雇用促進サポーター」が職場を訪問しアドバイスを行うとしている。

なお「障がい者雇用促進サポーター」は、道内9地域にある障がい者就業・生活支援センターに配置されるとのこと。

参加は無料

障がい者の法定雇用率が引き上げられ、障がい者の雇用を検討している企業で、「雇用したことない」「接し方がわからない」「どのような仕事ができるのかわからない」「新たに精神障がい者や知的障がい者の雇用も考えたい」など、雇用をためらっている企業の参加を呼びかけている。

2014年7月7日 11:00 障害者雇用インフォメーション