ゴエモンのつぶやき

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白老町が「地域見守りネットワーク」下旬に設立

2014年07月03日 01時34分18秒 | 障害者の自立
 白老町は高齢者や障害者、子どもに対する「地域見守りネットワーク」を立ち上げる。町民や民間事業者、関係機関を包括、「ちょっとした異変」に気付いたときに役場に連絡してもらう仕組みをつくり、孤立死や虐待、消費者被害などの防止を図る。今月下旬に設立総会を予定している。

 いわゆる社会的弱者といわれる高齢者、障害者、子どもの見守りは現在、民生委員や町内会、一部事業者が行っており、異変に気付いたときは役場や消防、警察に通報する。新設するネットワークでは幅広い民間事業者に加え、高齢者クラブ、消費者協会、防犯協会、認知症サポーター、社会福祉協議会、家族、友人などを網羅することを想定している。

 町健康福祉課は「高齢化が進み、日中のはいかいや子どもへの虐待、地域と関わりが薄く孤立死につながっていく可能性がある人などいろいろな問題が出てきており、早期発見、早期対応が求められている。異変があった場合は行政に連絡してもらい、行政が横断的に問題に対応していくという仕組みをつくりたい」と話す。

 さらに「見守り活動はプライバシーなどデリケートな部分もあるので、強制的なものではなく、普段の生活の中でさりげない見守りをお願いしたい」と「見張り」や「監視」にならないように配慮することを強調する。

 地域見守りネットワークでは年1回程度、研修や情報交換会などを開催する。ネットワークの趣旨を理解してもらうための文書を、設立総会後に町内全戸に配布する予定。健康福祉課は「長い時間をかけて地域に浸透していけば」と期待している。

 白老の今年5月末現在の高齢化率は37・9%、75歳以上の後期高齢率は17・9%。子どもに対する虐待も増加傾向にあるという。問い合わせは高齢者・障害者に関することが町健康福祉課、電話82局5541番、子どもに関することが町子ども課、電話85局2021番。

【2014年7月2日(水)朝刊】 室蘭民報

気持ち良く海水浴を

2014年07月03日 01時29分11秒 | 障害者の自立
 海水浴シーズンを間近にした1日、鶴岡市の湯野浜海岸で、精神障害者の支援を行っている特定非営利活動法人「やすらぎの会」(鶴岡市美咲町、高橋一夫理事長)の利用者らが、ごみを拾う清掃ボランティアを繰り広げた。

 住民が主体的に河川・海岸の環境保全に取り組む県の「ふるさとの川アダプト事業」の認定団体として、2004年度から毎年この時期に実施している。地域貢献と、精神障害への理解を広める狙い。11回目の今年は利用者と家族、職員の計約130人が参加した。

 高橋理事長が「これから県内外から多くの海水浴客がやって来る。快く迎えられるよう、みんなで協力して頑張ろう」とあいさつ。参加者たちはトングやごみ袋を持ち、愉海亭みやじま南側の海岸(延長約500メートル区間)で約1時間かけ、落ちているビニール類やペットボトルなどのごみを一つ一つ丁寧に拾い集めた。

 同法人は、地域生活支援センター「翔(はばたき)」(同市美咲町)などを運営。障害者総合支援法に基づく就労継続支援(B型)、生活訓練、相談支援などを通じて、庄内一円の精神障害者の自立や生活を支援している。


海水浴客を快く迎えようと、湯野浜海岸のごみを拾う参加者たち

2014年(平成26年) 7月3日(木) 荘内日報