訓練等給付費などを不正請求したとして、浜松市は7日、障害福祉サービス事業所「どなるどの家」(同市中区)の障害者総合支援法に基づく事業所指定を取り消したと発表した。加算金と合わせて返還請求する。
市によると、どなるどの家はサービス提供時に市町村から支給される訓練等給付費(2013年度分)について、利用者がいない日も22万円を不正に請求、受領した。従業員の賃金改善などを要件に支払われる福祉・介護職員処遇改善加算(12年度分)も、虚偽報告で5万円を受領した。
利用者からさまざまな苦情があったため、同課が昨年10月に実地指導。指摘事項を確認するため今年3月に監査を実施した。この結果、不正請求のほかに▽サービス管理責任者が未配置▽非常災害対策の対応不備−−なども判明。悪質性が高いと判断した。
毎日新聞 2014年07月08日 地方版
市によると、どなるどの家はサービス提供時に市町村から支給される訓練等給付費(2013年度分)について、利用者がいない日も22万円を不正に請求、受領した。従業員の賃金改善などを要件に支払われる福祉・介護職員処遇改善加算(12年度分)も、虚偽報告で5万円を受領した。
利用者からさまざまな苦情があったため、同課が昨年10月に実地指導。指摘事項を確認するため今年3月に監査を実施した。この結果、不正請求のほかに▽サービス管理責任者が未配置▽非常災害対策の対応不備−−なども判明。悪質性が高いと判断した。
毎日新聞 2014年07月08日 地方版