ゴエモンのつぶやき

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名古屋市で知的障害者への就労支援説明会開催!

2014年07月24日 01時56分26秒 | 障害者の自立
知的障害者の就労支援

名古屋市では名古屋市、名古屋市障害者就労支援推進会議の主催で「平成26年度障害者就労支援説明会」を2014年8月28日(木)に西区役所の講堂及び第2会議室で開催する。

就労への情報をつかむチャンス

知的障害者の当事者、保護者にとって就職活動をどのように行えばよいのか、また障害者就労を募集しているのはどのような企業、施設なのか、どんな職種があるのか。それらの情報を得ることは難しい。

また特別支援学校や支援施設などの関係者にしても、毎年のように制度が変わり、めまぐるしく変化する状況をつかむこともまたしかりだ。

説明会はそんな福祉施設の利用者や特別支援学校に通う児童、生徒とその保護者、教員などを対象としており、障害者雇用の現状を知らせると共に、就職へ挑戦してみようという意欲を当事者、関係者に持ってもらうことを目的としている。

さまざまな事業所との出会い

プログラムは第1部では「働く意義と企業が求める人材」と題した講演を行う。講師は株式会社ゲオビジネスサポート代表取締役社長、麻生忠利氏。

第2部は就労移行支援事業所展とし、事業所などの概要について説明をする全体説明。事業所と個別に相談できる場を設ける個別相談を行う。(個別相談については14時45分から16時までの間)参加費は無料。定員は300名。

申し込み方法は参加申込書に必要事項を記入のうえ、2014年8月7日(木)までにファックスまたは郵送。問い合わせは健康福祉局障害福祉部障害者支援課、就労支援担当まで。

この機会を就労へ最初の1歩を踏み出すチャンスに。

2014年7月23日 12:00 障害者雇用インフォメーション

身体障害者手帳を偽造 明日香小非常勤講師の女、容疑で逮捕 /奈良

2014年07月24日 01時49分59秒 | 障害者の自立
 身体障害者手帳を偽造したとして、奈良西署は22日、明日香村立明日香小の非常勤講師、柏木優真容疑者(33)=同村檜前=を有印公文書偽造容疑で逮捕した。柏木容疑者は容疑を認め「高速道路や電車代の割引を受けるために偽造して使っていた」と供述しているという。同署は詐欺容疑も視野に追及する。

 逮捕容疑は12年8月ごろ〜13年10月ごろ、自宅で祖母名義の身障者手帳を元に、自分名義の手帳1通を偽造したとしている。

 同署によると、柏木容疑者は祖母の手帳をパソコンに取り込み、自分の名前や顔写真を貼り付けたりして偽の1級手帳を作っていたという。

 本来の身障者手帳には発行元の県などの割印が押されているが、偽造手帳に割印はなく、手帳番号も架空の番号だった。

 県障害福祉課によると、鉄道は窓口で手帳を見せれば半額の割引が受けられる。手帳番号の照会は基本的にはないという。

 村教委によると、柏木容疑者は数年前から英語の補助をしていたといい、「事実が明らかになれば処分も考える」とコメントした。

毎日新聞 2014年07月23日 地方版

品位を著しく欠く…市議、視覚障害者に差別語

2014年07月24日 01時42分42秒 | 障害者の自立
 通年議会を開いている茨城県常総市議会は22日、臨時議会にあたる随時会の本会議を開き、6月の本会議一般質問で不適切な発言があったとして、喜見山明議員に対する問責決議案を賛成多数で可決した。

 可決に伴う懲罰などはない。

 問責決議によると、喜見山議員は6月2日の5月定例会本会議の一般質問で、同市が昨年、公用車として同じ国内メーカーの乗用車を3台購入したことに関し、「企画課(の職員)に、親戚に(勤めに)行っているのがいるから頼んだだけでしょう」などと発言。同市の手続きに関する発言では、視覚障害者に対する差別語を使用した。

 協議の結果、中村安雄議員が提出者となり、12人が賛同記名し、「議員は事実関係はもとより人権に配慮した発言が求められる中で、発言は品位を著しく欠く。猛省を求める」とする問責決議案を提出した。

2014年07月23日 11時48分 読売新聞

旅の空から・たてがみなびかせ:障害者に寄り添う英国=芦谷有香

2014年07月24日 01時35分36秒 | 障害者の自立
 サッカー・ワールドカップ(W杯)が閉幕。知人の夫(イギリス人)は開幕に合わせて2週間の休暇を取っていた。ブラジルへ行くのではなく自宅やパブでの「1日3試合」観戦を楽しみに取得したという。彼は大手銀行の支店長。それだけに、英国人のサッカーに懸ける情熱とそんな理由で2週間も休める自由な風土を感じたものだ。

 英国ではまた、充実した福祉制度を感じることが多い。医療は無料、基本的な食料品は無税、街中にはいたるところにチャリティーショップがある。国民が不要なものを店へ寄付し、それを欲しい人が買う。必要経費を差し引いた売り上げは、がん研究や闘病中の子供たちのために使われたり、難民救済などそれぞれの店が提携している慈善団体を通して役立てられたりしている。

 街中を走るバスは低床車。しかも車椅子の人が乗る時は、床から歩道へ電動で渡し板が出て来る。路線は縦横無尽だし、ロンドン市内はどの住宅からでも徒歩15分圏内にバス停が設置されているという。車椅子の人でも一人で気軽に出かけられるのだ。

 スポーツの現場へ行けば、大きな大会では必ず寄付金箱を持ったボランティアがいる。王室主催のロイヤルアスコットでは、軍人も駅前で募金活動をしていた。競馬場によっては、ゴール前のいい場所に障害者用の観覧席を設けているところもある。先日は南海岸のブライトンで、チャリティー競馬があった。入院中の子供たちが家族と滞在できる施設とシステム作りをしている団体への寄付が、競馬を通して行われたのである。

 今月末には参加費ががん研究を行う団体などへ寄付されるマラソン大会、来月も同様のロードサイクリング大会、そして国内パラリンピックも開催される。メダリストも参加する障害者スポーツと芸術の祭典だ。日常から高齢者や障害者に寄り添う国での開催であり、今年も成功するだろう。英国での活発な福祉活動を知れば知るほど、そうではない日本での2020パラリンピックが案じられる。【競馬ジャーナリスト・芦谷有香】

毎日新聞 2014年07月23日 東京夕刊

病院で暮らしたいですか ?

2014年07月24日 01時16分21秒 | 障害者の自立
 NPO法人日本障害者協議会 理事 太田 修平 

 「あなたは病院で暮らしたいか」と聞かれたら、「いや、住みたくはない」と、私を含めて多くの
人は答えるであろう。昨年急浮上した「精神科病棟転換型居住系施設」は、病院を"住まい" と
して位置づけてしまうものだ。看板のすげ替えに他ならない。病院ではない住宅、例えばグループ
ホームなど、名前を変えても、少し改修工事を行なったとしても、病院の雰囲気は完全に消し去る
ことはできないだろうし、なんとなくアルコール消毒の香りは断ち切れないだろう。そしてそこの職員
が、病院の関係者だとしたら、住んでいる人にとっては病院の延長線のものであることは明白だ。

 私は身体障害者の生活施設で約10年暮らしていたが、今は施設に戻りたいとは全然思わない。
当時はあまり思わなかったが、振り返ってみると病院くさいところであった。決してレベルが低い施設
ではない。自由な行動も、ある程度のプライバシーも保障されていた。だけど、そこは一般の住宅とは
程遠い、管理された収容施設というのが、本質であった。

 今年、日本は障害者権利条約の締約国となったが、月日が経たないうちに病棟転換型施設の話が
出てくることには違和感がある。

 去る6月26日、「生活するのは普通の場所がいいSTOP!精神科病棟転換型居住系施設!!6.26
緊急集会」には、3200名以上の人たちが、北は北海道から南は沖縄まで全国各地から日比谷に集まり、
これまでにない歴史的な成果をあげた集会となった。政府・厚労省が出してくるこの政策が、誰が見ても
おかしいからである。準備期間はたったの3週間であった。関係者の熱意と連携に心から敬意を表したい。
この集会に当事者のみならず、多くの家族や、医療関係者たちが参加をしてくれた意義は大きい。この
ことを検討してきた厚労省の検討会の議論も、「病棟転換施設はリスクが高い」とする流れに変わって
きていたかに見えたが、結局、報告書には残念ながら導入の方向性が盛り込まれてしまった。

 病棟転換居住施設という極めて奇妙で欺瞞的な政策を白紙撤回させ、本当に障害者が地域社会で
豊かに暮らしていけるような、住宅、仕事、相談、介助などの社会的基盤の整備を急がなければならない。
それが「骨格提言」の実現であり、自立支援法訴訟の基本合意の完全実現に通じていくことでもある。

 日本は、権利条約に則り、一人ひとりの思いを大切にし、「脱病院」「脱施設」の具体的計画を立てる
必要がある。安心・安全も大事だが、その前に、人としてどう豊かに暮らしていけるかを考えたいものだ。
運動の、「ひろがり」をどのようにつくっていくか、それは当事者・関係者の議論の場を増やし、さまざまな
立場の"痛み" をどれほど共有できるか、である。

14年7月22日更新 日本障害者協議会