ゴエモンのつぶやき

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障害者雇用農業 何でも相談して 府が支援窓口設置

2015年05月03日 01時51分51秒 | 障害者の自立

 大阪府は、障害者を雇用して農業参入を目指す企業を支援する相談窓口「ハートフルアグリサポートセンター」を農政室推進課(咲洲庁舎内)に設置した。参入準備から事業継続に至るまでの各種相談を同窓口がワンストップで受け付ける。

 府によると、農業の担い手づくりや障害者雇用などに関しては、関連分野が多岐にわたるため、「どこに相談に行けばいいか分からない」と判断に迷う企業が多いという。

 こうした状況を受け、同センターでは、障害者を雇用して農業参入したい▽新たに障害者を雇用したい▽繁忙期に農業を手伝ってくれる福祉施設の紹介▽農産物の加工を担う福祉施設の紹介-などの要望や問い合わせに対応する。

 また、啓発パンフレット「農と福祉の連携ブック」を発行2015年5月2日し、障害者を雇用する府内外の農業生産法人やNPO法人など10団体の活動を紹介している。

 問い合わせは電話06(6210)9589、同センター。

府内外の団体の取り組みを紹介した啓発パンフレット「農と福祉の連携ブック」

2015年5月2日   大阪日日新聞


鳥取)障害者や高齢者の孤立防ぐ 進む福祉のまちづくり

2015年05月03日 01時43分55秒 | 障害者の自立

高齢者や障害者の孤立を防ぎ、支え合って暮らすための「福祉のまちづくり計画」を住民主体で策定した鳥取市用瀬町で、計画の実現に向けた取り組みが進んでいる。だれでも参加できる共生型サロン「ひなの里」が開設され、集落ごとに支え合いのネットワークづくりが始まっている。

 ひなの里の開設場所は、町の中心部にある「いきいき交流センター」。昨年11月から毎月2回開かれている。3月下旬には23人が参加し、昼食を囲んだ。

 入院中の夫の看病の合間に初めて参加したという女性(78)は「家に1人だと落ち込む。こういう機会があればと思っていたのでうれしい」と笑顔を見せた。集落のサロンだと、関係が近すぎて気軽に話せないこともあるという。

共生型サロン「ひなの里」に集まった住民ら=鳥取市用瀬町別府

2015年5月 2日   朝日新聞


中途障害者の社会復帰支援 明石に自立訓練事業所

2015年05月03日 01時37分46秒 | 障害者の自立

 精神疾患や脳梗塞など、中途障害のある人の社会復帰を支援する自立訓練事業所「ジョブエル」が1日、兵庫県明石市大蔵天神町に開設された。それぞれの体調などに応じて通うことができ、パソコンや軽作業など、就労に結び付くプログラムに取り組む。支援員の山下淳さん(55)は「再出発を応援する場にしたい」と話し、見学や体験通所を呼び掛けている。

 神戸市西区に拠点を置くNPO法人メーヴェ(久保成起理事長)が運営する。開所は月~金曜日の午前10時~午後3時。

 利用者は、エクセルやワードなどパソコンの技術習得▽ペン習字▽箱作りなどの軽作業▽塗り絵-などのプログラムを選択。また、連携している事業所の見学や模擬面接などを行う就労実践講座、体力をつけるウオーキングなどもある。

 利用期間は2年。定員は6人で、山下さんら支援員2人が常駐する。費用は前年度の収入に応じて決まる。

 神戸市職員だった山下さんは、阪神・淡路大震災後にうつ病を発症した。休職を経て職場復帰したが、従来のペースで働くことが難しく、大阪府内の専修学校教員に転身。そこで発達障害のある生徒たちに出会い、障害者の社会参加につながる場が求められていると痛感し「ジョブエル」の開設に尽力してきた。山下さんは「一人一人の持つ力を伸ばせるようサポートしたい」と話している。

 問い合わせはTEL078・777・2335

「ジョブエル」の見学者にパソコン操作を指導する山下さん(中央)

2015/5/2    神戸新聞


障害者との共生モデルに

2015年05月03日 01時34分16秒 | 障害者の自立

◇泉・明石市長、初登庁で抱負

 統一地方選で再選を果たした明石市の泉房穂市長が1日に初登庁し、記者会見で「障害のある人とともに生きていく当たり前の社会を目指し、明石がそのモデルになる」と強調、2期目への意気込みを語った。

 泉市長は、聴覚障害者の家根谷敦子さんが同市議選で初当選したことについて改めて言及。「障害のある人を選出した市民を誇りに思う。市職員や市民が手話を学ぶ機会をもっと増やしたい」と述べ、今年度から手話通訳士の支援を拡充することもアピールした。さらに、障害のある児童・生徒が特別支援学校だけでなく、地域の小中学校にも通えるよう、市としてサポートしていく考えも示した。

2015年05月02日    読売新聞



自閉症スペクトラム障害者は表情模倣が少ない―社会性の障害の強さと関連

2015年05月03日 01時30分23秒 | 障害者の自立

 京都大学の義村さや香医学研究科助教らの研究グループは、自閉症スペクトラム障害を持つ人は、目に見えるレベルでの表情模倣の頻度が低く、表情模倣の頻度が低下するほど社会性の障害が強いことを明らかにした。

 自閉症スペクトラム障害(ASD)は、自閉症やアスペルガー障害の総称で、人口の数パーセントを占めると推測されている。主な症状として社会性の障害があり、特に表情を介したコミュニケーションの障害は中核的な問題とされている。

 今回の研究では、知的障害のないASD群の成人15名と定型発達(障害を持たない)群の成人15名を対象として、他者の2種類の表情(怒りと幸福)を見ている間の被験者の表情反応を録画し、目に見える表情模倣があるかどうかを評価した。その結果、ASD群では、どちらの表情についても目に見える表情模倣の頻度が少ないこと、模倣の頻度が低いほどASD群の社会性の障害が強いことが分かった。

 研究メンバーは、「表情の理解は、表情を介したコミュニケーションを行う上で大きな役割を果たしており、今後は、ASD群を対象として表情模倣が表情理解にどう影響しているか調べる予定です。また、意図的に表情の真似をすることで表情模倣の障害を補えるかどうかについても検討する予定です。これらの研究を進めることで、ASDの社会性の障害に対する効果的な介入方法の確立に役立つ知見が得られると考えます。」とコメントしている。

 なお、この内容は「Journal of Autism and Developmental Disorders」に掲載された。論文タイトルは、「Impaired Overt Facial Mimicry in Response to Dynamic Facial Expressions in High-Functioning Autism Spectrum Disorders」。

2015年5月1日  財経新聞