ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

1千万円着服で職員解雇 千葉の障害者施設

2015年05月21日 19時25分31秒 | 障害者の自立

 千葉県館山市で知的障害者施設を運営する社会福祉法人「安房広域福祉会」は19日、女性職員(42)が施設利用料など少なくとも計約1千万円を着服していたとして、8日付で懲戒解雇にしたと明らかにした。

 同会によると、職員は経理を1人で担当。平成20年4月~26年12月、売店の売り上げや、入所者の保護者らから受け取った施設利用料を口座に入金せずに着服していた。

 職員の上司が売店の帳簿に不審な記載があるのを見つけ、レジの記録と照合し着服が発覚。職員は「生活費などに使った」と話し、これまでに判明している着服分は弁済したという。

 職員は5年から勤務しており、同会は被害額が増える可能性もあるとみて調査を続ける。

2015.5.19    産経ニュース


精神障害者家族の支援を つばさの会総会

2015年05月21日 19時22分40秒 | 障害者の自立

和歌山市精神障害者家族会「つばさの会」(岡田道子会長)の第31回総会が17日、和歌山市吹上の市保健所で開かれた。精神障害者を抱える家族の支援について日本福祉大学の青木聖久教授が講演し、シンポジウムなども行われた。

総会には会員や一般市民ら約120人が参加。尾花正啓市長や浮島智子衆院議員らが来賓としてあいさつし、同会の活動をたたえた。

青木教授は、28年間にわたる精神障害者やその家族との関わりから学んだことを講演。日本では5人に1人が生涯のうちに精神疾患を患い、平成25年度の精神障害などによる労災支給決定件数は436件(うち自殺は63件)と増加傾向にあると説明し、「自殺による当事者は本人だけでなく家族もそう。人ごとではないと知ってもらいたい」と強調した。

その上で、家族の支援には、思いを共感できる場や安心できる場が大切であると話し、「人は社会的諸問題そのものよりも、結果としての社会的孤立が苦しい。〝私はあなたの味方〟ということが伝わればあとは大丈夫。問題は変わらなくても、周囲の人との関わり、本人の受け止め方でその位置付けは変わる」との考えを示した。

続いて、市保健所や医療機関、訪問看護事業者らが、それぞれの立場から発言するシンポジウムが行われた。

岡田会長は「在宅の精神障害者が回復していくには家族の支援が重要と実感している。講演、シンポジウムを聞いてその思いを強くした」と話していた。

15年05月19日    わかやま新報オンラインニュース


TVにプラグを差すだけ!色盲障害者が動画を見やすくなるようサポートする「Eye2TV」

2015年05月21日 19時13分10秒 | 障害者の自立

テクノロジーは人々の生活をサポートしてくれるものだが、Spectral Edgeが開発している「Eye2TV」もそんな1つ。視覚障害の一種である“色盲”の障害者を手助けするツールだ。

・テレビにプラグインするだけ 動画を鮮明に

テレビと接続するだけで、色盲の人にも観やすくなるよう、スクリーンの動画をより鮮明にしてくれるという。

ちなみに、世界の全人口のうち、約5%が色盲障害をもっているというレポートもあるようだ。色盲障害者の多くにとっては、赤色と緑色を見分けることが困難。スマートフォンやタブレットが普及したものの、そんな人々にとっては、健常者と同じように動画を観て楽しむのが難しいこともある。

・HDMI対応のTVなどに接続可能

そこで開発が進められているのが「Eye2TV」。「Eye2TV」では、Eyeteqというアプリを基盤としている。アプリは、写真のカラーを見やすく改善する色盲障害者向けのもの。この技術を取り入れた「Eye2TV」は、HDMI対応であれば、テレビ、DVDプレイヤー、ゲーム機など、どんな動画ソースであってもプラグ接続することができる。

・赤色と緑色の区別がしやすく

HDモニターやスクリーン上で表現される動く映像をより鮮明に、かつ色盲障害者が赤色と緑色を区別しやすいようにしてくれる。

・リモコンで設定の調整ができる

ユーザーは、自分の状況に合わせて、Bluetoothのリモートコントローラーで設定を調節することが可能だ。

ところで、この「Eye2TV」がすごいのは、色盲障害者の動画閲覧を補助してくれると同時に、健常者が同じ映像を見ていても負担がないという点。つまり、両者が一緒に、その場で映像を楽しむことができるのだ。

・Kickstarterでキャンペーン開催中

現在、資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンを開催中だ。興味がある人はお早めにチェックを。

Eye2TV    ガジェット通信  2015.05.20


「花ござ」天日干し鮮やか 宇城市の障害者施設

2015年05月21日 19時06分15秒 | 障害者の自立

 爽やかな肌ざわりで涼を誘う「花ござ」。宇城市松橋町の障害者支援施設「清香園」では、夏本番を前に出荷準備が着々と進んでいる。

 同園は県産イ草を使った県伝統工芸品の花ござを製作している。青空が広がった19日は、施設利用者らが色鮮やかな花ござを敷地内に次々と広げ、天日で乾燥させた。

 園によると、製品には樹脂加工を施しているが、カビ対策として天日干しのほか、から拭きもしているという。30年以上も仕上げ作業に携わってきた大塚勝治さん(62)は「香りがよく、とても気持ちよく寝ることができる」と笑顔で話した。

花ござを天日干しする清香園の利用者ら=19日午後、

2015年05月20日  熊本日日新聞


北区議会 聴覚障害に対応 「筆談区議」誕生で支援システム導入

2015年05月21日 18時59分42秒 | 障害者の自立

 耳が不自由で「筆談ホステス」として知られ、四月の東京都北区議選でトップ当選した斉藤里恵区議=写真、松崎浩一撮影=の初の本会議出席を前に、区は十九日、情報技術(IT)を使った聴覚障害者支援システムを全国で初めて議会に導入すると発表した。

 このシステムにより、議会や委員会での発言は専用ソフトで音声が文字に変換され、聴覚障害のある議員や傍聴者は手元のタブレット端末で読める。質問などの際は、演壇に置かれたパソコンに文字を打ち込めば、音声に変換されて議場に流れる。

 区議会は、来年施行される障害者差別解消法に合わせ、二〇一三年度から聴覚障害者が傍聴できる方策を検討。斉藤議員が区議になったことも後押しし、導入を決めた。富士通が開発したシステムを二セット、本会議場と委員会室用に計約四百万円で購入。二十六日の本会議で初めて使うが、質疑などで本格的に使うのは六月定例区議会から。

 システム導入に斉藤区議は「私の存在で、議会からバリアフリーが進んでいることを実感しています。これでやっとスタートラインに立てた気分です」とコメントした。

 全日本ろうあ連盟によると、国会には聴覚障害のある議員はおらず、地方議会では斉藤区議と兵庫県明石市の家根谷敦子(やねたにあつこ)市議の二人。

 明石市は今月十五日の本会議で、手話通訳者を三人頼んだ。市議会事務局は「ITを使うことは今のところ考えていない」という。

2015年5月20日     西日本新聞