ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

和歌山で甘いショコラを 障害者就職支援へチョコレート専門店開店

2015年05月16日 02時05分44秒 | 障害者の自立

 発達障害や精神障害をもつ人たちが働き、和歌山の特産品をふんだんに使ったチョコレートの専門店が、和歌山市塩屋にオープンした。店内では10代~40代の5人が店員となり、果物の加工やチョコレートのコーティング作業などに取り組んでいる。

 専門店は「wakayama*chocolattoco*towa(ワカヤマ・ショコラ・トコ・トワ)」。障害者に地域貢献の場をと、障害者就労支援に取り組むNPO法人「ジョイ・コム」が運営している。

 店内にチョコレートは約70種あり、「温州ミカン」「湯浅のしょうゆ」など県の特産品を使ったユニークな商品がずらり。店内で楽しめるようにとカフェも併設されており、紀州材の温かみのある雰囲気の店内にはチョコレートの甘い香りが広がっている。

 10種のチョコレートを味わったという和歌山市に住む冨原由依さん(28)は「どのチョコレートも和歌山の特産品のよさが出ていて感動しました」と笑顔を浮かべた。

 同NPO法人の岡田亜紀理事長は「和歌山の人においしいチョコレートを食べてもらいたい。いずれは和歌山土産になるくらい有名にしたい」と意欲をみせていた。問い合わせは同店((電)073・446・2311)。

「温州ミカン」や「湯浅のしょうゆ」など和歌山の特産を生かしたチョコレートが並ぶ店内=和歌山市

2015.5.14     産経ニュース


姉が知的障害 プロレスラー バリアフリーへゴング

2015年05月16日 01時59分21秒 | 障害者の自立

 「プロレスを通じ、障害者と健常者が共に働ける機会を増やしたい」。川崎市多摩区のプロレスラー田村和宏さん(35)が知的障害者に、興行の際の入場券のもぎりなど健常者と同様に働いてもらう機会を初めて企画。十六日に市内で行うイベントの会場で実施する。ダウン症の姉が働いても低賃金しか得られない姿を見て、障害者に新たな形の就労の場を提供するのが狙いだ。 

 田村さんは短大卒業後にプログラマーとして働いたが、中学時代に憧れたプロレスラーへの夢が再燃。練習を重ね二十三歳でデビューした。一六〇センチと小柄ながら新日本プロレスの人気レスラー永田裕志選手と熱戦を繰り広げるなど活躍。「ビッグマッチに多く携わりたい」と二年前にプロレス団体「HEAT-UP」(同区)を旗揚げし、代表兼選手を務める。

 姉の麻子さんは、同市麻生区の知的障害者通所施設「しらかし園」で、ネジを締めるときに使う金属部品を数え、袋に詰める軽作業に従事している。

 この施設は麻子さんのような障害の程度が重い人が多く、平均時給は三十円。田村さんは園の施設長別府政行さん(41)と相談し「周りに支えられがちな麻子さんら障害者もイベントを支える側に回り、健常者と同額の賃金を得られることを体験してもらおう」と考え、興行でスタッフとして働いてもらうことにした。

 当日は午後二時半から六時半まで、園などを利用する障害者六人が駅前で案内チラシを配ったり、会場で観客の椅子を準備したりする。他のスタッフと同じ日当五千円が支払われる。

 田村さんはこれまでにも社会貢献の一環で興行収益の一部を園に寄付してきたが、今回は障害者自身が働いた対価を直接手渡したいと思った。

 田村さんは、麻子さんと「あっちゃん」「和君」と呼び合う仲の良い姉弟。幼いころから自宅でテレビ番組を一緒に見るなどして過ごした。子供のころ、麻子さんが周りの人にからかわれ、田村さんは「少し恥ずかしがり屋で真面目な姉なのに悔しかった」と振り返り「今回の活動が世間に広がり、障害者が社会で働く機会が多くなればうれしい」と力を込める。今後も興行での障害者の就労を継続したいという。

 ★十六日の興行は午後六時半から同市の新百合トウェンティワンホールで行う。田村さんのほかプロレスラーの藤波辰爾(たつみ)さんらが出場する。詳細はHEAT-UPのホームページで。

2015年5月15日    東京新聞


障害者の就職 過去最高4245人…昨年度

2015年05月16日 01時56分17秒 | 障害者の自立

 厚生労働省北海道労働局は、2014年度の1年間で道内の障害者の就職人数が4245人(前年度比10%増)となり、過去最高を更新したと発表した。就職率は49・0%(同0・1ポイント増)だった。

 新規就職申込件数は8672件(同9・8%増)だった。就職人数の内訳は、身体障害者1374人(同1・6%増)、知的障害者872人(同4・6%増)、精神障害者1791人(同18・5%増)など。

 就職先は、医療・福祉が1861人と最も多く、卸売業・小売業(521人)、サービス業(344人)などが続いた。

 北海道労働局は、「事業主の障害者雇用への理解が進んでいることや、就職希望の障害者が増えているためではないか」としている。

2015年05月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun



藤波辰爾選手も出場するプロレス試合会場で障がい者が就労体験

2015年05月16日 01時51分37秒 | 障害者の自立
川崎が実施する障がい者雇用・就労の支援

障がい者雇用拡大にさまざまな施策を打ち出している川崎市では、「障がいがあっても働く意欲を実現できる社会づくり」のために「障害者雇用・就労促進かわさきプロジェクト」という30の行動に挑戦している。

職場インターンからJリーグのゲームスタッフ体験まで

昨年、2014年度のプロジェクトでは市内企業20社と障がい者40名が雇用に向けて、3日間の職場インターンにチャレンジするなど実質的な体験から、毎日映画コンクールの表彰イベントを支える就労体験、川崎フロンターレのホームゲームでゲームスタッフとして就労体験などユニークなチャレンジも行われた。

民間主体の取り組みに意義がある

今回2015年度はこうした障がい者の就労体験事業を、民間主体による取り組みとして障がい者の就労体験企画を実施する。それが2015年5月16日(土)に新百合ヶ丘 トウェンティワンホールで開催されるプロレスの試合会場で行われるプロレス団体HEAT-UP就労体験だ。

HEAT-UP代表の田村和宏氏はダウン症の障がいを持つ身内がいることもあり、社会貢献活動の一環として大会収益の一部を障がい福祉事業所へ寄付する活動を行うなど、障がい者就労支援を行ってきた。

今回の試合でも障がい者が外に出て働く機会を創り出し、社会の中で共に生きる姿を生む地域づくりのため、田村代表から障がい者就労体験企画の提案があり、それが実現する運びとなった。

当日は川崎市内の福祉事業所に通所する利用者5名~7名が参加し、大会運営スタッフと一緒にミーティング参加、駅前でのチラシ配り、会場設営、会場後のチケットもぎりの仕事を行う。参加者には交通費を含み5,000円が支払われる。就労体験後には試合観戦という楽しみも用意されている。

2015年5月14日     障害者雇用インフォメーション


障がい者の就労促進

2015年05月16日 01時45分53秒 | 障害者の自立

 三浦市社会福祉協議会が運営する障害福祉サービス事業所「どんまい」は、従来の就労継続支援B型事業に加え、就労移行支援事業をスタートした。主に喫茶店営業と野菜の栽培・販売の訓練を通して、就労に必要な知識と能力を向上させ、知的・精神障がいなどを抱える人の企業への就職を支援する。

 2006年に施行された障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)で定められている障がい者の就労支援事業には、意欲はあるが様々な事情で就労が難しい人に労働機会を与える「継続支援」と、職業体験を通して知識や能力を高めて一般企業への就職をサポートする「移行支援」の2通りある。

 これまで「どんまい」では継続支援として日替わり宅配弁当事業を展開。併設された厨房で調理を行っているが、今年4月から就労支援環境の充実強化を図るため新たに移行支援事業をはじめた。

 同事業の開始に併せて、市総合福祉センターの1階ロビーを開放し、売店と喫茶スペース「三遊間を抜けました」を開設。コーヒーや軽食の提供、加工食品などの販売を行うことで就労体験の機会を提供する。また、生産活動の一環として、市内農家から無償で貸与を受けた農地で無農薬野菜を栽培。収穫した作物は今後、同売店で販売する予定だという。

求職者の環境改善

 今年4月現在、三浦市内の就労移行支援施設数は1件と、求職する障がい者を取り巻く環境は依然として厳しい。

 今回の事業拡充によって改善が期待されるのは、特別支援学校卒業者が関係する通称「ダイレクトB問題」。通常、卒業者は就労移行支援事業所に通所し、適正を見た上で進路を決めなければならないが、同事業所数が少ないことから、卒業後の受け皿(経過措置)としてやむを得ず継続支援事業所へ通所するケースが起こっているという。本来、継続支援(B型)が受けられる対象は、就労経験があり年齢や身体的事情で一般企業での雇用が難しい人や、就労をめざしたが雇用に結びつかなかった人などと法律で定められており、「地域内で移行支援事業をスタートすることで、より法の理念に則った事業展開を実践することができるのではないか」と担当者は話している。

専用の畑で夏野菜を栽培する利用者

2015年5月15日    タウンニュース