NPO法人「モンキーマジック」は、スクールやイベントなどの様々な活動を通じて、視覚障害者の方々がクライミングをする手助け、クライミングを通じた障害者と健常者の交流の場を広げるユニバーサルな社会を目指した活動をしています。
クライミング界、クライマーを支援しつづけてきたザ・ノース・フェイスでは、モンキーマジックの活動およびクライミングというスポーツの可能性に共感し、今年も支援Tシャツを製作・販売し、売上の一部をモンキーマジックに寄付することにいたしました。この企画は、2006年からスタートし、今年で10年目になりました。
また、このTシャツは、NPO法人「モンキーマジック」に支援の寄付を直接した方にも、サポートメンバーとしてモンキーマジックから差し上げることになっています。(一口5,000円)
特長:今年のデザインは、背面には視力検査で使われるランドルト環とカラビナにより、視覚障害者とクライミングの繋がりを表現。今までのデザイン同様、モンキーマジックのテーマ「No sight But on sight!」(「見えなくても、見えづらくても、オンサイト(注1)で登れるぜ!」のメッセージをプリントし、前身頃にはワンポイントのモンキー刺繍を施しています。
素材は、適度な速乾性を持つポリエステルとコットンの交編糸。汗を多くかく季節でも快適さを維持します。
Tシャツの売上の一部は視覚障害者のクライミングをサポートする団体「モンキーマジック」に寄付されます。
(注1)オンサイト:クライミング用語。初めてのルートをまったく落ちずに登りきること。
■特定非営利活動法人(NPO法人)モンキーマジック
http://www.monkeymagic.or.jp
フリークライミングが視覚障害者に好適であることを提唱し、活動を通じた視覚障害への理解振興と、可能性の拡大がもたらす障害者の社会性向上を目指すNPO法人。
代表自ら30年以上前に出会ったフリークライミングの素晴らしさを、一人でも多くの視覚障害者に届けたいと法人を設立しました。
主な活動として、インドアジムや自然の岩場を利用した、障害のある方もない方も共に楽しめるフリークライミングスクールの定期的な企画運営と、講演会や体験会の実施など様々な普及啓発活動を実施しています。
スクールやイベントは年間約50回の活動を実施し、子どもから高齢者までの幅広い年代から、のべ1,000名を超える参加者を数えています。
2005年8月東京都武蔵野市にて法人設立、代表 小林幸一郎
東京都武蔵野市吉祥寺東町4-11-6 TEL/FAX 0422-20-4720