ゴエモンのつぶやき

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10年目の視覚障害者のクライマーへの支援Tシャツ「モンキーマジック Tシャツ」を今年も販売しています

2015年05月28日 01時59分51秒 | 障害者の自立
株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/社長:西田明男/東証一部:コード番号8111)の「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」は、視覚障害者のクライミングをサポートするNPO法人「モンキーマジック(東京都武蔵野市/代表:小林幸一郎)」を支援するTシャツを、今年も4月から販売しています。
視覚障害者にとってロッククライミングは数少ない安全に全身を使って楽しむことのできるものです。
NPO法人「モンキーマジック」は、スクールやイベントなどの様々な活動を通じて、視覚障害者の方々がクライミングをする手助け、クライミングを通じた障害者と健常者の交流の場を広げるユニバーサルな社会を目指した活動をしています。
クライミング界、クライマーを支援しつづけてきたザ・ノース・フェイスでは、モンキーマジックの活動およびクライミングというスポーツの可能性に共感し、今年も支援Tシャツを製作・販売し、売上の一部をモンキーマジックに寄付することにいたしました。この企画は、2006年からスタートし、今年で10年目になりました。
また、このTシャツは、NPO法人「モンキーマジック」に支援の寄付を直接した方にも、サポートメンバーとしてモンキーマジックから差し上げることになっています。(一口5,000円)
 

特長:今年のデザインは、背面には視力検査で使われるランドルト環とカラビナにより、視覚障害者とクライミングの繋がりを表現。今までのデザイン同様、モンキーマジックのテーマ「No sight But on sight!」(「見えなくても、見えづらくても、オンサイト(注1)で登れるぜ!」のメッセージをプリントし、前身頃にはワンポイントのモンキー刺繍を施しています。
素材は、適度な速乾性を持つポリエステルとコットンの交編糸。汗を多くかく季節でも快適さを維持します。
Tシャツの売上の一部は視覚障害者のクライミングをサポートする団体「モンキーマジック」に寄付されます。
(注1)オンサイト:クライミング用語。初めてのルートをまったく落ちずに登りきること。
 
■特定非営利活動法人(NPO法人)モンキーマジック
http://www.monkeymagic.or.jp
フリークライミングが視覚障害者に好適であることを提唱し、活動を通じた視覚障害への理解振興と、可能性の拡大がもたらす障害者の社会性向上を目指すNPO法人。
代表自ら30年以上前に出会ったフリークライミングの素晴らしさを、一人でも多くの視覚障害者に届けたいと法人を設立しました。
主な活動として、インドアジムや自然の岩場を利用した、障害のある方もない方も共に楽しめるフリークライミングスクールの定期的な企画運営と、講演会や体験会の実施など様々な普及啓発活動を実施しています。
スクールやイベントは年間約50回の活動を実施し、子どもから高齢者までの幅広い年代から、のべ1,000名を超える参加者を数えています。
2005年8月東京都武蔵野市にて法人設立、代表 小林幸一郎
東京都武蔵野市吉祥寺東町4-11-6    TEL/FAX 0422-20-4720

2015年5月27日    PR TIMES (プレスリリース)



車いす焼失 夢は残った 自宅が火災、障害者テニスの姉妹 吉川智里さん、千尋さん(13)=熊本県玉名市

2015年05月28日 01時56分07秒 | 障害者の自立

 《テニスプレーヤーでパラリンピックに出たい》
 
 小学校卒業前に書いた「将来の夢」。中学2年になった今も、熊本県玉名市の吉川千尋さん(13)の思いは変わらない。

 脳性まひのため、両足に障害がある。車いすテニスには、初めてラケットを握った小学1年の時から魅せられた。「狙ったところにボールを返せると楽しい」。週2回、同じ障害のある双子の姉智里さん(13)と福岡県大牟田市などのテニスクラブに通い、昨年はジュニアの大会に出場した。

 「いつか夢がかなうかもしれない」。そう思えるようになった直後だった。

 自宅が炎に包まれた。

 2月21日正午すぎ。千尋さんが居間でテレビを見ていると、突然こたつから上がった火が隣で寝ていた智里さんの服に燃え移った。千尋さんは不自由な足で台所へ行き、ボウルにくんだ水を何度も智里さんにかけた。火の勢いは衰えず、1人で逃げるしかなかった。

 「智里が燃えよる」。千尋さんから電話を受けた父の誠也さん(47)は意味がのみ込めなかった。「水を掛けよって」。携帯電話に叫んで車を走らせた。到着した時、木造2階建ての自宅は真っ黒な煙に包まれていた。家に飛び込み、玄関近くで倒れていた智里さんを抱えだした。

 ヘリコプターで熊本市の病院に運ばれた智里さんは全身の15%にやけどを負う重傷だった。千尋さんも顔に軽いやけどを負った。

 消防がこたつを持ち帰って調査したが、出火原因は不明。1階の和室にあった2人のテニス競技用車いすも燃えてしまった。

 智里さんは皮膚の移植手術を2回受けた。麻酔が切れるとひどい痛みに襲われた。「何でこんな体に産んだの」。感情を爆発させ、初めて両親を責めた。「何も言えなかった」。誠也さんは苦しむ娘の言葉を受け止めるしかなかった。入院生活は8月末まで続く。

 姉妹で始めた車いすテニスだが、めきめき腕を上げる千尋さんに対し、障害が重い智里さんは軽く投げたボールを打ち返すのがやっと。それでも笑顔でボール拾いを手伝い、試合ではコート横から声援を送ってきた。

 「今度は私が励ます番」。千尋さんは3月、友人の車いすを借りてテニスの練習を再開した。競技用車いすは選手の体形に合わせるため、他人のものではしっくりこない。だが「テニスを再開したと報告して喜ばせたい。また一緒にやりたい」と智里さんをコートで待つ。

   ◇   ◇

 新しい競技用車いすを贈ろうと、2人が所属する熊本車いすテニスクラブの塚本直子代表(55)が支援を呼び掛けている。佐賀県嬉野市の温泉旅館「和多屋別荘」の協力を得て、旅館が開発したレトルト食品「佐賀牛カレー」(500円)を販売。収益金を車いす購入費に充てる。

=2015/05/27付 西日本新聞朝刊=


障害者差別:解消へ指針、県が作成へ 配慮欠ける行為例示  /兵庫

2015年05月28日 01時49分41秒 | 障害者の自立

 県は、障害者への差別にあたる行為を明確にしたガイドライン作成に乗り出す。来年4月に「障害者差別解消法」が施行予定で、見過ごされがちな障害者への配慮に欠ける行為なども例示して、法の実効性を高める。指針作成は大阪府など一部に限られており、県は障害者から差別体験集めに着手。来年初めの公表を目指す。

  同法は2013年に成立。民間事業者や行政機関に不当な差別の禁止、障害のある人へ合理的配慮をするよう定めている。ただ、どんな行為が差別にあたるか定義するのが課題となっている。

 県障害福祉課によると、同法制定後、障害者への差別行為の相談は増加傾向にある。「病院で『障害がある子は診療できない』と追い返された」という悪質な事例もあった。ある航空会社のケースでは、電話で問い合わせた際、手に障害があると説明したのに、詳しい要件を(キーボードで手打ちが必要な)電子メールで送るよう求められ、電話を切られた、という。

 指針には、差別にあたる行為のほか、飲食店でコップの置き場所を工夫するなど配慮事例も盛り込まれる見通し。同課は障害者や企業に差別のとらえ方などの調査を進めており、「できるだけ多くの具体例を提示することで、差別解消につなげたい」と指針作成の理由を説明する。

 ◇差別体験を募集

 県は指針作成に向け、(1)障害を理由とした差別と思われる体験事例(2)障害のある人への配慮の体験事例−−を募集している。実体験だけでなく、その場に居合わせたケースも受け付ける。

 いずれも県内在住者や通勤・通学者らが対象。応募様式は県ホームページ(http://web.pref.hyogo.lg.jp/kf08/case_application01.html)から。郵送(〒650−8567 神戸市中央区下山手通5−10−1)、ファクス(078・362・3911)などで。6月30日まで。問い合わせは同課障害者権利擁護担当078・341・7711。

 ■ことば

 ◇障害者差別解消法

 国が昨年批准した国連障害者権利条約を実現していくため制定された。公共機関や民間企業に対し、障害を理由とした不当な差別的取り扱いを禁じた。施設のバリアフリー化などの合理的配慮を、過度な負担にならない限り、行政機関には義務化、民間事業者は努力義務を定めている。国は事業者に報告を求めたり、助言や指導、勧告をしたりできる。報告しなかったり、虚偽報告をしたりした場合は、20万円以下の過料が科される。

 〔神戸版〕   毎日新聞 2015年05月27日 

ハンディ克服、軽快ショット 北海道GCで障害者ゴルフ2大会

2015年05月28日 01時40分13秒 | 障害者の自立

 NPO法人日本障害者ゴルフ協会が主催する「第15回日本片マヒ障害オープンゴルフ選手権」が25日、好天に恵まれた北海道ゴルフ倶楽部=苫小牧市錦岡=で開かれた。手足に障害を抱える競技者やボランティアの健常者ら総勢47人が1日のラウンドを通じて交流を深めた。また26日には、同倶楽部で「第2回北海道障害者オープンゴルフ選手権」も開かれ、45人が熱戦を繰り広げた。

 障害者ゴルフは、競技を通じた技術の向上、健常者との親睦と、障害者スポーツへの理解を深める機会としてスタート。同協会担当者によると、会員は関東圏を中心に年々増えており、現在、全国の障害者ゴルファーと会の趣旨に賛同する健常者ら約600人が加盟している。近年はさらなる普及を目指し、首都圏のみならず地方で大会を開催しており、道内では昨年に続いて2回目。将来的にはパラリンピックの正式種目採用を目指している。

 大会は、脳血管障害や交通事故の後遺症などにより、半身不随の人が対象になる「片マヒ障害」、その他、手足を切断したなどの障害者が該当する「障害総合」、健常者による「ボランティア」の3部門。車いすの出場者は走行や停車ができない場所にボールがある場合、罰打なしで打ちやすい場所にボールを動かすことができるほか、健常者には片まひ障害を理解してもらうために片腕プレーを体験するなどの規則がある。

 この日は18ホールストロークプレーを展開。半身不随を感じさせない力強いショットに見守った競技関係者から驚きの声が上がったほか、片腕でショットを放つ選手や競技専用のカートでボールの位置まで移動しながら、座った状態で軽快にショットを放つ選手もおり、続出する会心のプレーに周囲からも笑顔が広がった。

専用のカートに乗ってショットを放つ参加選手=25日、北海道ゴルフ倶楽部

(2015年 5/26)   苫小牧民報


障がい者スポーツ協会が50周年式典を開催

2015年05月28日 01時37分47秒 | 障害者の自立

 日本障がい者スポーツ協会が26日、都内で創立50周年記念式典、祝賀会を開催した。

 下村博文文科相、20年東京五輪・パラリンピック組織委員会森喜朗会長、日本オリンピック委員会(JOC)竹田恒和会長ら約300人が来場する中、同協会の鳥原光憲会長があいさつ。「20年大会では、満員の観客と日本人選手の活躍がみたい」と話した。

 式典では障がい者スポーツのさらなる発展を目指して「コミュニケーションマーク」も発表された。火の鳥の羽をモチーフに、アスリートの心の中にある燃える炎をイメージしたデザイン。発表に同席した陸上短距離の高桑早生(23=エイベックス)は「シンプルで力強い」と話し、競泳の木村敬一(24=東京ガス)は「私たちには、このマークに込められたメッセージを体現する使命がある」と決意を口にしていた。

2015年5月26日   日刊スポーツ