ゴエモンのつぶやき

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為末大が障害者問題で指摘した 「ヒステリックな正義の人」って誰だ?

2015年05月23日 10時55分21秒 | 障害者の自立

  「障害者に関する世界に行くと、面倒臭い人がいる」―――陸上男子400メートル障害の日本記録保持者でスポーツコメンテーターの為末大さん(37)のツイートが波紋を広げている。障害者への理解が進まない一番の理由は、そうしたヒステリックな正義の人がいるからだ、というのだ。「障害者の方だけに特別慮らなければならないとは思いません」とも綴った。

   為末さんは元アスリートの立場で障害者を取材することも多く、競技用義足の研究開発に携わったり、2014年からは文部科学省のパラリンピック強化のための有識者会議にも加わったりしている。

言ってはいけない言葉が多すぎる「話すのをやめました」

   為末さんは2015年5月20日、自身のツイッターでこうつぶやいた。

「障害者に関する世界に行くと、面倒臭い人がいて、それが嫌になって障害者に関する仕事は避けようかなとなっている人がいかに多いことか。障害者への理解が進まない一番の理由はヒステリックな正義の人だと思う」

   ヒステリックな正義の人の例として、「400メートル障害」ではなく「400メートルハードル」と言ってほしいとか、「障害」ではなく「障碍」にしてほしい、などと訴える人たちで、言ってはいけない言葉が多すぎたため「しばらく話すのをやめました」などと説明した。為末さんのツイッターには賛成、反対の多くのリプライが寄せられ、為末さんがそれに何度も返答したことでちょっとした議論の場へと発展した。賛成の意見としては、

「障害者の中には甘えている人がいて、その甘えを許していてはダメで、愛を持って厳しく叱る事が大事です」
「当事者達より支援者と名乗る人達の方がはるかに面倒臭かったです。『当事者はかわいそう』というスタンスでの言動をする人が多かった。そういう人って無駄に熱心だったなという印象です」
「障害者の方本人は気にしていないのに、周囲が勝手に嫌だろう、差別的な表現だと決めつけて...。自称支援者が一番差別視していると思うんです」

などといったものが出た。もちろん反発もあり、為末さんのような健常者には障害を持つ人の気持ちがわからない、とか、障害者のいる世界で働いた経験があるけれども面倒くさいことなどなかった、などといったものだ。

「深く理解してくれる人しか認めない」では先に進めない

   そうした反発意見に、為末さんは何度も回答をしている。そこには、確かに障害者にならないとわからないこともあるが、一人一人はそれぞれで、全く同じ人間はいないから全員に「わからない」が当てはまる。

「障害者の方だけに特別慮らなければならないとは思いません」

などと答えた。また、

「当事者は1人でも多くの理解者を求めてますっ!!!!!」

という意見に対して為末さんは、「理解してください」なのか、「理解するべきだ」という姿勢なのかで北風と太陽のようにずいぶん違う気がするとし、

「深く理解してくれる人しか認めないという姿勢だと、結局世の中の多くの人はめんどくさい事が嫌いなので理解が進まず、その弊害が出ているように私は思います」

と返した。障害者に関する法律や、障害者に対する人々の態度はいくらでも整備できると思うけれども、人の腹の底にある考えは強制ができない。偏見を無くすためには理解してもらおうという努力が必要で、そのためには対話を続けるしかないのだけれど、対話を続けるには残念ながら世の中にはたくさんの問題があり難しい、と説明した。

   こうした為末さんのツイッターでのやり取りについてネットでは、

「ヒステリックな正義の人って、差別されている本人は声に出して言いにくいから替わりに私が言っていかなきゃ、と過剰に思ってる奴の事だろ」
「障害者の一番の敵はモンスター障害者とその理解者」
「マジでこれは思う。障害者支援の連中って何様のつもりなのか、 なんであんな偉そうな態度取れるのか不思議」
「親父が事故で障害者になったけど家族はいたって普通だよ。気を遣うほうも疲れるけど遣われるほうも疲れるんやで」

などと言った意見が掲示板などに出ている。

障害者への理解が進まない一番の理由は・・・

2015/5/21      J-CASTニュース


障がい者の花屋さんの挑戦に、安倍昭恵さんも支援呼びかけ!

2015年05月23日 10時46分33秒 | 障害者の自立

精神・知的障がいを持つ人がフラワーアレンジの技術を学びながら働く花屋がある。障がい者に働く機会を提供する都指定の事業所「アプローズ南青山」だ。元都庁職員の光枝茉莉子さん(31)が昨年4月に立ち上げ、代表理事をつとめる。フラワーアレンジメント商品の販売や、イベント会場などの装花を行っている。障がい者の感性を生かし、フラワーアレンジメントを手がける事業所は、全国的にも珍しい。

アプローズ南青山が現在、資金調達中のクラウドファンディングのプロジェクトに心強いサポーターが登場し、話題になっている。安倍晋三首相夫人の昭恵さんだ。昭恵さんは自身のフェイスブックに19日、以下のように書き込んだ。

現在首相公邸のお花の生け込みをお願いしている一般社団法人アプローズ。
障害者それぞれの個性を生かし、毎回素敵なお花を生けて下さっています。
今はレンタカーで配達をしていますが、業務用配達車両が必要です。
皆様のご協力をお願い致します!
https://a-port.asahi.com/projects/applause

この投稿に、2300件を超える「いいね!」が寄せられている。

■花屋の挑戦に、首相夫人がエール

 2015年05月22日     ハフィントンポスト


記事神戸市の支援事業活用し障害者とデザイナーらがコラボのタイトルを入力してください(必須)

2015年05月23日 10時38分59秒 | 障害者の自立

 障害者が作る製品の価値を高めて「売れる商品」を作り、意欲を持ってもらおうと、神戸市内の6つの障害福祉事業所とデザイナーらが連携し、おしゃれなバッグなどを作成した。市の支援事業を活用した取り組みで、22日から同市役所で販売する。

 市は、障害者に働く意欲を高めてもらう目的で、平成26年度から「『ふれあい商品』商品力向上支援制度」を開始。デザイナーやパティシェら専門家と連携した商品開発に取り組む事業所は最大50万円の補助をうけることができる。

 今回、同制度を活用したのは、いかり共同作業所(兵庫区)▽神戸ゆめ工房(長田区)▽個性の作業所七つの海(同)▽「萌友-for you」(須磨区)▽jobステーションぽてと(北区)▽わりづ菓(中央区)-の6事業所。

 商品は、障害者が描いた似顔絵をあしらったマグカップや、機能的なトートバッグのほか、筑前煮や抹茶パウンドケーキなど個性的な商品ばかり。100円~5800円(税込)で販売される。

 市と各事業所は21日、同市内で会見し、それぞれの商品をPR。あい染めのバッグを作った大野遼(はるか)さん(25)は「作業はとても楽しかった。また仕事を頑張りたい」と話していた。

 商品は22日から、市役所2号館1階の「神戸ふれあい工房」で販売する。営業は平日午前9時~午後6時。問い合わせは市障害福祉課(電)078・322・5228。

障害者とデザイナーらがコラボして作った商品をPRする障害福祉事業所の職員ら

2015.5.22     産経ニュース


田植え体験に歓声 障害者訓練校の生徒ら 三田

2015年05月23日 10時27分25秒 | 障害者の自立

 知的障害者の自立・就労訓練校に通う生徒14人が21日、兵庫県三田市小柿で田植えを体験した。小柿農業生産組合のメンバーらが指導。青空の下、生徒たちは泥の感触に歓声を上げながら、1本ずつ丁寧に苗を手植えした。

 訓練校は昨年、伊丹市と大阪市で開設された「スクールきると」。特別支援学校高等部を卒業するなどした障害者が、社会に出るために4年間の就労訓練などを受けている。

 田植え体験は、地元農家が所有し、同組合が管理する約400平方メートルの田んぼで実施。堂本啓次組合長(66)らが「苗は3本の指で持つ」「ばらけないよう土に押し込んで」などと指導した。

 最初はおっかなびっくりだった生徒も次第に慣れ、水田には青々とした苗が真っすぐに並んだ。生徒(20)=伊丹市=は「泥に足を取られてしっちゃかめっちゃか。でもおいしいごはんが楽しみ」と笑顔だった。

 秋には収穫も体験する予定。

田植えを体験する障害者訓練校の生徒たち=三田市小柿

2015/5/21    神戸新聞


障害者の就職3155件 5年連続で過去最高更新 埼玉

2015年05月23日 10時24分50秒 | 障害者の自立

 平成26年度に県内でハローワークを通じて障害者が就職した件数は3155件で、前年度比182件(6・1%)増となり、5年連続で過去最高を更新したことが厚生労働省埼玉労働局のまとめで分かった。新規の求職申込件数も8337件(同647件増)で過去最高。就職、求職ともに身体、知的、精神の障害種別すべてで増加した。

 就職件数の障害種別の内訳は、身体993件(同8・6%増)、知的805件(同1・1%増)、精神1357件(同7・4%増)。求職申込件数は身体3034件(同2・9%増)、知的1483件(同6・8%増)、精神3820件(同13・9%増)だった。

 職業別の就職状況は生産工程・労務(建設、清掃など)が49・9%と約半数を占め、事務23・3%▽サービス9・1%▽専門・技術6・9%-など。障害種別で割合が最高だったのは身体が事務33・6%、知的が生産工程・労務71・3%、精神が同49・5%だった。

 産業別では(1)医療・福祉24・7%(2)卸売業・小売業19・0%(3)製造業15・1%(4)複合サービス事業13・8%-の順。同労働局は「企業側の理解が深まっており、業務の担当分野を工夫している。今後も就職しやすい環境づくりに努めていきたい」としている。

2015.5.22     産経ニュース