2016年秋に本県で開催する第16回全国障害者スポーツ大会で、選手らを支える「選手団サポートボランティア」の養成講座が13日始まった。出迎えから競技会場内での案内まで大会期間中選手団と行動を共にし、最高の力を発揮できるよう支援する。県内17の大学や専門学校の協力を得て来年度までに約1200人を養成し、奉仕の心で大会の盛り上げを担う。
同日は盛岡市大沢川原の盛岡医療福祉専門学校(龍沢正美校長、学生405人)で行い、保育福祉学科1年約20人がオリエンテーションに臨んだ。
県国体・障がい者スポーツ大会局の職員が講師を務め、ビデオで長崎国体などの同ボランティアが各県選手団と談話したり駐車場から会場まで同行して案内する様子などを紹介した。
同ボランティアは今後、身体、知的、視聴覚障害への理解や接遇マナーなどを学び、16年10月22~24日の大会期間前後のおおむね6日間活動する。
【写真=選手団サポートボランティアの養成講座を本年度受講する盛岡医療福祉専門学校の学生と大会マスコットのそばっち=13日、盛岡市大沢川原】
(2015/05/14) 岩手日報